ようこそ!生徒会室から異世界部へ!
第15話 ようこそ!ツンデレから伝説の始まりへ!
『グギャァァァァァァァ!!?』
パンドラの痛そうな叫び声が大地に、空に響き渡る。
「やった!やったぞ!クラン!」
「………まだ。」
パンドラは怒ったような顔で立ち止まり、急にパンドラの背中が光り出す。
「な……何をするつもりなんだ!?」
「ダメ!ユウ!逃げて!」
「えっ!?」
俺は、喋り方と雰囲気が変わったクランとパンドラの状況を理解出来ないまま立ち止まっていると、パンドラが俺の方に向けてブレス(炎)ではなく
『グワァァァァァァァァァァァァー!』
強烈な光線を出した。
「しまっ!?」
俺は死を覚悟した時、クランは俺の前に立ち
「ユウは!我が守る!」
そう言って、クランは魔法陣を出しパンドラの強烈な光線を防いだ。しかし、光線の威力が強すぎた所為でクランは気を失ってしまった。
「クラン!?しっかりしろ!クラン!」
俺は必死にクランに声を掛けるが、クランは返事をしない。
くそっ……此処まで来て、これで終わりなのかよ………
そう思った時、パンドラは急に空を見上げ、何処か遠い空の方へ飛び去っていった。
「た……助かった………のか?」
こうして、ユウ=フォルトシアスは災厄の怪獣パンドラから町の人々を守る事が出来たのだった。しかし、パンドラは一時的に去ったに過ぎない。また町の人々を襲ってくるかもしれない。他の町の人々も自分達と同じように襲われるかもしれない。そう思った時、ユウ=フォルトシアスは立ち上がり精霊剣クランと共に世界を救う旅に出たのだった。
・・・・・・・・・つづく。
「…………何だよ!つづくって!!終わり方『ポケ○ン』かよ!てか、良い話から最後のパンドラ、『ゴジ○』みたいな事してなかったか!?というか『ゴジ○』のような曲も流れてたよな!?『災厄の怪獣』って言ってる時点で完全に『ゴジ○』じゃねーか!そもそも、クランに一体何があったんだよ!ユウ=フォルトシアスに対して途中から態度が変わりすぎだろ!生意気な女の子から可愛い女の子に変貌したぞ!」
僕は息を切らしながら、時峰(自称・天の声)に大量のツッコミをした。
『はぁ……優君。君は『ツッコミ担当』だが、幾ら何でもツッコミすぎだ。もう少し落ち着きなさい。』
「誰の所為だよ!!それに!誰がツッコミ担当だ!僕は………」
この時、僕はある事を思い出した。それは、今朝方の事。僕がツッコミを休み、ボケようとした時、1枚の紙が僕の目の前に落ちていた。その紙には文字が書いてあり、その内容は…………
『貴方はツッコミ担当!ボケるのはダメです。』
「犯人はお前かぁぁぁぁぁぁ!!」
『おやおや?何の事ですか?』
「お前が今朝、あんな変な手紙を書いて僕に渡したんだな!」
『…………お見事!その通ーーり!まぁ、それは置いといて。』
・・・・・・置いとくなよ!!
「その後、伝説ではユウ=フォルトシアスは『神』・『魔王』・『獣王』そして『勇者』と共にパンドラを再び封印したと言い伝えられています。」
エル先輩が横からその後の事を説明してくれた。
「なるほど。ユウ=フォルトシアスの事は大体分かりました。じゃあ、このクランって子は一体何があったんですか?話を聞いた限り、最初はかなりツンツンしてましたよね?何で、喋り方や雰囲気まで急に変わったんですか?」
僕は、自称・天の声にではなくエル先輩に聞いた。すると、エル先輩はクランを見て
「あらあら。うふふふ。それは直接この方に聞いた方が早いですわ。」
「そうだよ!ねぇ、どうして急に喋り方や雰囲気が変わったの?」
希が興味津々にクランに聞く。そしてクランは答える。
「………?我は主と認めた者には敬意を払う。それ以外は興味が無い。」
えーと………それは答えになってないんじゃ………
「可愛い!ツンデレなんだねぇ!」
「ツンデレだにゃあ!」
「あらあら。うふふふ。」
伝わっただとぉぉぉぉ!?あれで?てか、何でツンデレ!?今の何処にツンデレ要素があったんだ!?
「でも、何でそんな凄い人の精霊剣、クランちゃんは優君の事を知って………あれ?そう言えば、確か英雄の名前はユウ………もしかして!?ひょっとして!?」
「優がユウ=フォルトシアスなのかにゃ!?」
希と凛は同時に驚いた顔で僕の顔をじっと見つめる。
待て待て待て!?何で僕が、ユウ……何とかになるんだよ!そもそも、その英雄が生きていたのって400年前の話だろ!普通の人間はそんなに長生き出来ない筈だ!
僕は慌てていると、エル先輩が断言をしてくれた。
「いいえ。残念ですが、優さんはユウ=フォルトシアスではありませんわ。歴とした現代の人間の男の子です。それに、ユウ=フォルトシアスは400年前の英雄。今の時代まで人間が生き残る事は先ず、ありえませんわ。」
エル先輩………断言と説明ありがとうございます。只、残念って何でしょう……?でも、そうですよね。英雄と僕とじゃ天と地……いや、宇宙とマントルの差がありますもんね。残念に思うのは当たり前の事です。
僕は必死に仕方がない。しょうがないと思いながら……………赤い涙を流していた。
パンドラの痛そうな叫び声が大地に、空に響き渡る。
「やった!やったぞ!クラン!」
「………まだ。」
パンドラは怒ったような顔で立ち止まり、急にパンドラの背中が光り出す。
「な……何をするつもりなんだ!?」
「ダメ!ユウ!逃げて!」
「えっ!?」
俺は、喋り方と雰囲気が変わったクランとパンドラの状況を理解出来ないまま立ち止まっていると、パンドラが俺の方に向けてブレス(炎)ではなく
『グワァァァァァァァァァァァァー!』
強烈な光線を出した。
「しまっ!?」
俺は死を覚悟した時、クランは俺の前に立ち
「ユウは!我が守る!」
そう言って、クランは魔法陣を出しパンドラの強烈な光線を防いだ。しかし、光線の威力が強すぎた所為でクランは気を失ってしまった。
「クラン!?しっかりしろ!クラン!」
俺は必死にクランに声を掛けるが、クランは返事をしない。
くそっ……此処まで来て、これで終わりなのかよ………
そう思った時、パンドラは急に空を見上げ、何処か遠い空の方へ飛び去っていった。
「た……助かった………のか?」
こうして、ユウ=フォルトシアスは災厄の怪獣パンドラから町の人々を守る事が出来たのだった。しかし、パンドラは一時的に去ったに過ぎない。また町の人々を襲ってくるかもしれない。他の町の人々も自分達と同じように襲われるかもしれない。そう思った時、ユウ=フォルトシアスは立ち上がり精霊剣クランと共に世界を救う旅に出たのだった。
・・・・・・・・・つづく。
「…………何だよ!つづくって!!終わり方『ポケ○ン』かよ!てか、良い話から最後のパンドラ、『ゴジ○』みたいな事してなかったか!?というか『ゴジ○』のような曲も流れてたよな!?『災厄の怪獣』って言ってる時点で完全に『ゴジ○』じゃねーか!そもそも、クランに一体何があったんだよ!ユウ=フォルトシアスに対して途中から態度が変わりすぎだろ!生意気な女の子から可愛い女の子に変貌したぞ!」
僕は息を切らしながら、時峰(自称・天の声)に大量のツッコミをした。
『はぁ……優君。君は『ツッコミ担当』だが、幾ら何でもツッコミすぎだ。もう少し落ち着きなさい。』
「誰の所為だよ!!それに!誰がツッコミ担当だ!僕は………」
この時、僕はある事を思い出した。それは、今朝方の事。僕がツッコミを休み、ボケようとした時、1枚の紙が僕の目の前に落ちていた。その紙には文字が書いてあり、その内容は…………
『貴方はツッコミ担当!ボケるのはダメです。』
「犯人はお前かぁぁぁぁぁぁ!!」
『おやおや?何の事ですか?』
「お前が今朝、あんな変な手紙を書いて僕に渡したんだな!」
『…………お見事!その通ーーり!まぁ、それは置いといて。』
・・・・・・置いとくなよ!!
「その後、伝説ではユウ=フォルトシアスは『神』・『魔王』・『獣王』そして『勇者』と共にパンドラを再び封印したと言い伝えられています。」
エル先輩が横からその後の事を説明してくれた。
「なるほど。ユウ=フォルトシアスの事は大体分かりました。じゃあ、このクランって子は一体何があったんですか?話を聞いた限り、最初はかなりツンツンしてましたよね?何で、喋り方や雰囲気まで急に変わったんですか?」
僕は、自称・天の声にではなくエル先輩に聞いた。すると、エル先輩はクランを見て
「あらあら。うふふふ。それは直接この方に聞いた方が早いですわ。」
「そうだよ!ねぇ、どうして急に喋り方や雰囲気が変わったの?」
希が興味津々にクランに聞く。そしてクランは答える。
「………?我は主と認めた者には敬意を払う。それ以外は興味が無い。」
えーと………それは答えになってないんじゃ………
「可愛い!ツンデレなんだねぇ!」
「ツンデレだにゃあ!」
「あらあら。うふふふ。」
伝わっただとぉぉぉぉ!?あれで?てか、何でツンデレ!?今の何処にツンデレ要素があったんだ!?
「でも、何でそんな凄い人の精霊剣、クランちゃんは優君の事を知って………あれ?そう言えば、確か英雄の名前はユウ………もしかして!?ひょっとして!?」
「優がユウ=フォルトシアスなのかにゃ!?」
希と凛は同時に驚いた顔で僕の顔をじっと見つめる。
待て待て待て!?何で僕が、ユウ……何とかになるんだよ!そもそも、その英雄が生きていたのって400年前の話だろ!普通の人間はそんなに長生き出来ない筈だ!
僕は慌てていると、エル先輩が断言をしてくれた。
「いいえ。残念ですが、優さんはユウ=フォルトシアスではありませんわ。歴とした現代の人間の男の子です。それに、ユウ=フォルトシアスは400年前の英雄。今の時代まで人間が生き残る事は先ず、ありえませんわ。」
エル先輩………断言と説明ありがとうございます。只、残念って何でしょう……?でも、そうですよね。英雄と僕とじゃ天と地……いや、宇宙とマントルの差がありますもんね。残念に思うのは当たり前の事です。
僕は必死に仕方がない。しょうがないと思いながら……………赤い涙を流していた。
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