ようこそ!生徒会室から異世界部へ!
第3話 ようこそ!三色ヒロイン!
「うふふふ。久しぶりね希。1年ぶりかしら?」
「うん!そうだね!あっ、そうだ!リィンちゃんも学校にいるよ!」
流石、勇姫さん。瓜神先輩と普通に話している。あれがヒロイン同士の会話か!眩しい!……ん?てか、『リィン』?何か何処かで聞いた事のあるような、無いような?気のせいかな?
「あらあら、希。『リィン』じゃないでしょ。『凛』と呼ばないと」
「あっ!そうだった!ごめんね!」
2人は笑いながら会話している……だから眩しすぎるんだって!!見てみろ!クラス全員が完全に置いてけぼりで固まってしまってるじゃないか!あれ?これは2人にツッコんだ方が良いのか?それとも、クラスの皆にツッコんだ方が良いのか?どっちなんだ!?いや、それよりもちょっと待て!『凛』?……あれあれ?『凛』という名前に何故か凄ーく聞き覚えがあるのだが……まさか………ね。
「おっはよー!希にエルー!元気だったかにゃー!」
そのまさかだったーーー!?
元気に扉から入って来た子は、何と先程階段で飢え死にしそうになっていた猫語が癖の可愛い女の子。水無月凛だった。
「あー!凛ちゃん久しぶりー!」
「あらあら凛。猫語が出ていますわよ?」
「はっ!?そんな事にゃ……ないよ!それと、猫語じゃにゃ……ない!」
か、可愛い!
クラスの皆も同じ事を思った。
凛……頑張れ!まぁ、でもこのくらいなら全然気にしない人は沢山いるだろうし大丈…………
「き……君は!学校の中でも有名で可愛く!マスコットキャラのような仕草と体格。そして何より語尾に猫語を付けて喋り入試の日からファンが出来ていたと噂されているアイドル的存在!『水無月  凛』ちゃん!!」
ぶじゃなかった………てか、またしても金寺!お前か!何でそんなに詳しいんだ!?というか、凛って入試の日からファンが出来ていたのかよ!それもヒロインの力って奴なのか?ていうか、この学校ヒロイン多過ぎじゃないか?いや、それよりも!
「金寺。何でそんなに知ってるんだ?」
僕は小声で金寺に聞いてみると金寺はドヤ顔で喋り出す。
「ん?そんなの当たり前だろ!この学校の美少女は全員調べて置くのは新聞部として当然だ!」
「いや!まだ部活入ってないだろ?てか、新聞部なんて部活この学校にあったっけ?」
「今、俺が作った!」
金寺は笑いながら威張る。
いやいやいや!何だよそれ……
僕は呆れた顔で3人の方を見ると、凛と目が合い凛は僕の方に指を指して叫ぶ。
「あー!?優!さっきはありがとにゃ!助かったにゃ!」
凛はそう言いながら僕の所に来て両手を掴んで笑顔で縦に振る。
「あらあら。凛?その方とは知り合いでしたの?」
「そうにゃよ!さっき腹ペコで死にそうになってた私を助けてくれた命の恩人にゃ!」
いやいやいや!命の恩人って、そんな大事じゃなかったでしょ!それは幾ら何でも、言い過ぎだよ凛!後、猫語普通に戻ってるし。
「そうなのね……なるほど………」
瓜神先輩が何故か僕をじっと見つめる。そして、僕の所へ急に近づいて来た。
「えっと……何ですか?」
僕はドキドキしながら瓜神先輩の顔を見る。綺麗な素肌、サラサラな髪に柔らかそうな唇……やばい!余計にドキドキしてきた!
「ちょっとだけごめんなさいね。」
そう言って、瓜神先輩は僕のおでこに手を当てた。
へっ!?何これ?どういう状況ですか?何で瓜神先輩は僕のおでこに手を当ててるんですか?それを見たクラスの皆は一斉にざわつく。僕は何がなんだか分からなくなって顔が真っ赤になる。だ、駄目だ!血液が上流して混乱してきた………
すると瓜神先輩が
「っ!?これは……!」
そう言うと手を離して、何故か驚いた顔をしていた。
「どうしたの?エルちゃん?」
勇姫さんが不思議に思い瓜神先輩に聞くと
「……分からない。」
瓜神先輩がそう言った瞬間、勇姫さんと凛が同時に驚く。僕は不思議に思い瓜神先輩に聞いてみた。
「あ、あのー?何が分からないんですか?」
「ごめんなさい。そろそろホームルームが始まりますわ。またお昼にお会いしましょう。」
そう言って瓜神先輩は気になる事を言ったまま、2年生の教室に戻って行った。何だろう?凄く気になる……そして、チャイムが鳴りホームルームが始まるので自分の席に戻った。
昼休み・・・・・・・・・・・・
僕はかなり疲れていた。何故なら、朝の時に瓜神先輩が言った言葉が気になっていたというのもあるが、何より前から横から後ろからと色んな場所からの視線が痛すぎて勉強にも集中出来なかったからだ。何より、自己紹介の時なんかは…………
『は、初めまして!雨宮優と言います。』
ジーーーーーー・・・・・・
『えっと………』
ジーーーーーー・・・・・・
『えっと……………』
ジーーーーーー・・・・・・
『以上です!』
僕がそう言った瞬間、何故か皆んなが一斉にガクッとなった。そして何故か勇姫さんや凛、更に金寺までもが笑っていた。そんな恥ずかしい事があったホームルームだったけど、ようやく昼休み!ご飯を食べようと弁当を取り出すと
「ねーねー!優……君だよね?」
そう言ってきた1人の女の子がいた。それは、桜のように良い匂いがし、綺麗なサラサラの髪に可愛い姿をした女の子。そう!勇姫さんだった。
「うん!そうだね!あっ、そうだ!リィンちゃんも学校にいるよ!」
流石、勇姫さん。瓜神先輩と普通に話している。あれがヒロイン同士の会話か!眩しい!……ん?てか、『リィン』?何か何処かで聞いた事のあるような、無いような?気のせいかな?
「あらあら、希。『リィン』じゃないでしょ。『凛』と呼ばないと」
「あっ!そうだった!ごめんね!」
2人は笑いながら会話している……だから眩しすぎるんだって!!見てみろ!クラス全員が完全に置いてけぼりで固まってしまってるじゃないか!あれ?これは2人にツッコんだ方が良いのか?それとも、クラスの皆にツッコんだ方が良いのか?どっちなんだ!?いや、それよりもちょっと待て!『凛』?……あれあれ?『凛』という名前に何故か凄ーく聞き覚えがあるのだが……まさか………ね。
「おっはよー!希にエルー!元気だったかにゃー!」
そのまさかだったーーー!?
元気に扉から入って来た子は、何と先程階段で飢え死にしそうになっていた猫語が癖の可愛い女の子。水無月凛だった。
「あー!凛ちゃん久しぶりー!」
「あらあら凛。猫語が出ていますわよ?」
「はっ!?そんな事にゃ……ないよ!それと、猫語じゃにゃ……ない!」
か、可愛い!
クラスの皆も同じ事を思った。
凛……頑張れ!まぁ、でもこのくらいなら全然気にしない人は沢山いるだろうし大丈…………
「き……君は!学校の中でも有名で可愛く!マスコットキャラのような仕草と体格。そして何より語尾に猫語を付けて喋り入試の日からファンが出来ていたと噂されているアイドル的存在!『水無月  凛』ちゃん!!」
ぶじゃなかった………てか、またしても金寺!お前か!何でそんなに詳しいんだ!?というか、凛って入試の日からファンが出来ていたのかよ!それもヒロインの力って奴なのか?ていうか、この学校ヒロイン多過ぎじゃないか?いや、それよりも!
「金寺。何でそんなに知ってるんだ?」
僕は小声で金寺に聞いてみると金寺はドヤ顔で喋り出す。
「ん?そんなの当たり前だろ!この学校の美少女は全員調べて置くのは新聞部として当然だ!」
「いや!まだ部活入ってないだろ?てか、新聞部なんて部活この学校にあったっけ?」
「今、俺が作った!」
金寺は笑いながら威張る。
いやいやいや!何だよそれ……
僕は呆れた顔で3人の方を見ると、凛と目が合い凛は僕の方に指を指して叫ぶ。
「あー!?優!さっきはありがとにゃ!助かったにゃ!」
凛はそう言いながら僕の所に来て両手を掴んで笑顔で縦に振る。
「あらあら。凛?その方とは知り合いでしたの?」
「そうにゃよ!さっき腹ペコで死にそうになってた私を助けてくれた命の恩人にゃ!」
いやいやいや!命の恩人って、そんな大事じゃなかったでしょ!それは幾ら何でも、言い過ぎだよ凛!後、猫語普通に戻ってるし。
「そうなのね……なるほど………」
瓜神先輩が何故か僕をじっと見つめる。そして、僕の所へ急に近づいて来た。
「えっと……何ですか?」
僕はドキドキしながら瓜神先輩の顔を見る。綺麗な素肌、サラサラな髪に柔らかそうな唇……やばい!余計にドキドキしてきた!
「ちょっとだけごめんなさいね。」
そう言って、瓜神先輩は僕のおでこに手を当てた。
へっ!?何これ?どういう状況ですか?何で瓜神先輩は僕のおでこに手を当ててるんですか?それを見たクラスの皆は一斉にざわつく。僕は何がなんだか分からなくなって顔が真っ赤になる。だ、駄目だ!血液が上流して混乱してきた………
すると瓜神先輩が
「っ!?これは……!」
そう言うと手を離して、何故か驚いた顔をしていた。
「どうしたの?エルちゃん?」
勇姫さんが不思議に思い瓜神先輩に聞くと
「……分からない。」
瓜神先輩がそう言った瞬間、勇姫さんと凛が同時に驚く。僕は不思議に思い瓜神先輩に聞いてみた。
「あ、あのー?何が分からないんですか?」
「ごめんなさい。そろそろホームルームが始まりますわ。またお昼にお会いしましょう。」
そう言って瓜神先輩は気になる事を言ったまま、2年生の教室に戻って行った。何だろう?凄く気になる……そして、チャイムが鳴りホームルームが始まるので自分の席に戻った。
昼休み・・・・・・・・・・・・
僕はかなり疲れていた。何故なら、朝の時に瓜神先輩が言った言葉が気になっていたというのもあるが、何より前から横から後ろからと色んな場所からの視線が痛すぎて勉強にも集中出来なかったからだ。何より、自己紹介の時なんかは…………
『は、初めまして!雨宮優と言います。』
ジーーーーーー・・・・・・
『えっと………』
ジーーーーーー・・・・・・
『えっと……………』
ジーーーーーー・・・・・・
『以上です!』
僕がそう言った瞬間、何故か皆んなが一斉にガクッとなった。そして何故か勇姫さんや凛、更に金寺までもが笑っていた。そんな恥ずかしい事があったホームルームだったけど、ようやく昼休み!ご飯を食べようと弁当を取り出すと
「ねーねー!優……君だよね?」
そう言ってきた1人の女の子がいた。それは、桜のように良い匂いがし、綺麗なサラサラの髪に可愛い姿をした女の子。そう!勇姫さんだった。
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