俺の妹が完璧すぎる件について。

まのう

3話--① 俺の妹がロボットかもしれない




キーンコーンカーンコーン

朝だ。朝8時の学校だ。

昨日はほんとに疲れた。

まさか本当にあんなことや(UFOキャッチャー)そんなことまで(プリクラ)するとは思わなかった。

俺は次の授業に備え準備をしたらそのまま職員室にいった。


実は (※1話参照)あのときまだ平田先生に言いたかったことを言っていなかった。

不細工っていわれただけで悲しむとか…俺お豆腐メンタルかよ。


この時間帯は基本的に先生たちは職員室にいるので
長い廊下を早歩きしながら向かった。

ガラガラッ

そうし「あーっ、えーっと、2年の神田蒼士です、1年2組担任の平田先生は居られますか?」

大きい声でそう言うと「神田」という所で先生たちがいっせいに俺を見た。

先生A「おぉ、神田君!!君は神田紗羽さんのお兄ちゃんだったんだね!」

先生B「いやぁ、あんな可愛い子が君の妹だったなんて!」

先生A「入学早々のテストも100点満点だったの神田紗羽さんだけだったよ!」

ちっ、もうここまで俺の妹の話で持ちきりか。まぁ嬉しいんだが。
当たり前だ、俺の妹はスゴいんだからな。                        ていうか平田先生は?




俺が平田先生を探していると1年担任の先生がこう言った。




先生C「あんなすごい生徒ロボットみたいですよねぇ」



え。ナニイッテンダコイツ。




先生A「あははっ、それもありうるかもしれませんね!あははっ」




は。





先生D「ちょっとちょっと~、でもそんなにすごいとそうかもってなっちゃいそうですね!ふふっ」






は!!???!!?





待って、普通にその発想は無かったわ。




俺の親なら普通にやりそうだ。俺の親なら普通にロボットとか作っちゃう人だ。






え、まって。








ありうるかもしれん。




俺の心臓の音がうるさかった。


俺の妹ってもしかして…

俺は考えるのをやめた。




でも
 






心臓は異常なほどドクンドクンと言っていた。













てか平田先生は???

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