妹はこの世界でただ一人の味方

サラダアブラ

運命の境目

「んん.....」

結衣の布団で寝ていた学はボーッとした目を擦りたいと思いながらもそれができない状態でいた。
結衣が学の両手ごと抱き枕のように抱えて寝息を立てていたせいだ。

窓から空を見ると夕暮れ時だろうか?明るくもあるが、若干薄暗さが勝っているという状態だった。

「すー・・・すー・・・。」

一定のリズムで寝息をたてる結衣は学の目から見てもとても気持ち良さそうなものだった。しかし学は一切結衣の方を見ていなかった。

学といえど普通の男なのだ。それこそ歳が離れていればなんとも思わなかったかもしれないが、歳がわりかし近い上自分に好意を寄せていると分かっている相手の胸が押し付けられている状態で何かを起こすほどの精神力はなかった。

故に学は至極どうでもいいことを常時頭の中で考えていたのだった。

落ち着け・・・こういう時は素数でも数えるんだ。・・・401からでいいか。409、419、421、431、433、439、443、449....

そんな学の精神統一の気持ちを知るわけもなく、結衣は気持ちの良さそうな顔で学を抱き続けているのだった。
















ザッザッ.....

金髪の男勇者は1人山道を歩いていた。

「くそっ...どんなところに屋敷を建ててるんだよどっかの貴族はよぉ...」

ブツブツと文句を言いながらも実力はあるようで腰に剣を掲げ隙は一切なかった。

この勇者の名は田中 りん、学や結衣、沢辺たちと同様日本人であった。ただし決定的に違うのは所謂育てられた親がDQNという事だろう。 

そのため彼自身も世間一般でいうまともな人間らしく育つことができなかった。
親の影響で可哀想という者もいるだろう。だが周りに合わせない彼自身を責める声もある事だろう。
しかし今更この性格が変わることはない。

一緒に同行するはずだった騎士団長すら邪魔だと切り捨て1人でここへ来ていたのだ。

「おっ、あれか・・・。」

勇者と学、そして結衣がぶつかり合うことで運命がまた1つ変わって行く・・・。





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以下作者のコメント
とりあえず短い(個人的)話は一旦終わりです。次からはまた2500くらいの話に戻します。

皆さんって何かオススメの曲ありますか?現在進行形で三ヶ月に一回の大掃除中なんですが、曲を聴かないと暇になるんですよ。なのでオススメの曲募集中でーす。

まー・・・後何があるかな?なんもないなぁ...

まあいいや、最後に聞こうと思ってたことを言って終わりにしたいと思います。

NTR寝取られって好きですか?

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コメント

  • サラダアブラ

    嫌いか!僕も嫌いだよ!

    0
  • ウォン

    寝とられ嫌いです
    ゆいちゃんを汚さないでください!

    1
  • サラダアブラ

    曲はなんでもいいんだ、なんでもいい。
    機種変か・・・僕はまだ3年しか使ってないからな、あと2年くらいしたら変えるかも

    0
  • 夢八

    曲はなんでもいいんかな?いいか、いいな。
    テンション上げたい時は『おどりゃんせ』
    落ち着きたい時は『口づけdiamond』

    機種変したから名前かえたわ←オタクの端くれ

    1
  • サラダアブラ

    フリージアですか、聞いたことないんで早速聞いてきます。で、最初の質問ですが・・・また今度話します...

    0
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