チートスキルで異世界を生きる!

お月見兎

08 武器購入

カラームを飛ばした後、リカさんが何か言っていた気がしたけど、疲れたからと言って逃げてきた。


まあ、本当に疲れているから今日はもう宿で休むか。
満腹亭の扉を開けると、マリアちゃんがいた。
「お帰りなさい」
「ただいま。マリアちゃん」


「後もう少しでご飯ですよ」
「わかった」


部屋に戻った僕は、ベットに横になりユミナに念話で連絡をする。


プルルルル…
「はい!ユミナです」
「シュンヤだけど、ごめん連絡出来なくて」
「いえ!連絡してくれただけでも嬉しいですよ」
「本当にごめんね」
「それで慣れましたか?」
「うん。毎日が充実しているよ」
「それは良かったです」
「ユミナとアイには、感謝してるよ」
「アイ?あ!シュンヤさんに付けたサポート役ですね。知らない世界は危ないと思ってつけました」
「もう疲れていますよね。さよなら」


切られた…


コンコン
「シュンヤさん、ご飯出来ました」
「はーい」


食堂に行くともう料理が置かれていた。
座って早速いただきます。
うん。美味いなーやっぱり最高だ。


「マリアちゃん。お湯貰える?」
「はい!勿論です」
「ありがと」
と言って、頭を撫でると顔を赤くしてしまった。


(羨ましいですね。まだ私は身体が無いのに)


「マリアにもついに好きな人が」
「良かったー」


店の奥の方でマリアちゃんの両親であるミサさんとダンさんが何か言っていた。
それを聞いたマリアちゃんがさらに赤くなる。


楽しくご飯を食べた後、体を拭いてベットに入るとすぐに眠くなった。
この世界には娯楽が少ないので、夜に寝る時間が早くなってしまう。


ベットから落ちて目が覚めた。
顔を洗って、食堂でご飯を食べてギルドに行く前に今日は、武器屋に行く事にした。
そろそろゴブリンの剣と、オークの槍が限界を迎えてしまうのと、剣の方は短いのだ。


ギルドの近くの武器屋に行くと、強面のドワーフではなく優しそうな男の人がいた。


「いらっしゃいませ」
「この剣と槍を売りたいんですけど」
「これは、ぼろぼろなので銅貨50枚ですね」
「それと、剣を買いたいんですけど」
「予算は?」
「銀貨5〜7枚くらいでお願いします」
「分かりました。そちらからお選び下さい」


鉄の剣
ランクHN

うーん。なんとも言えない。


悩んでいると店の奥に真っ黒の剣があった。


魔剣レーヴァテイン
ランクLR

効果
持ち主のステータス超UP


凄いな…
「あのーこれは?」
「それは、今までの持ち主が全員使い切れず死んでいった魔剣です」


アイこれ僕に使える?
「分かりません。使う価値はあると思いますけど、マスターが心配です」
心配してくれてありがとう。
「い、いえそんな」


「振ってみてもいいですか?」
「えっ!話聞いてました?」
「振るだけですよ」


魔剣レーヴァテインを持ったら身体が重くなった。
「貴様に我を使いこなせるのか」

誰の声だ?

「無理ならやめておけ」

なんか声が幼い。

「なっ!幼いとか言うな‼︎」

じゃあ可愛い声か?

「わ、我が可愛いだと‼︎」

ロリ声魔剣が慌てている。

「貴様馬鹿にし過ぎだ。許さないぞ」
「ん?貴様何だ?この高い潜在能力は!ならもっと力をながすぞ!」

うわっ!身体がさらに重くなった。

「お主なんとも無いのか?」
いや、身体重いぞ。
「それだけ?」
あぁそれだけだな。

「なんだと!なら我に謝れば力を貸そう。力に耐える者がいなくて退屈だったのじゃ」

なんか、ごめん。
「よし!面白そうだから認めよう」

なんか勝手に終わった。
お!身体が軽くなった。

ステータスはどうなんだ?

シュンヤ・オリハラ
人間
LV.32
HP2800
MP2200
筋力2500
防御力1750
敏捷2400
魔力2100
運100


LR半端ねぇ

「買います」
「えっ!?大丈夫ですか?」

「はい。いくらですか?」
「これは売れなかったので、銀貨7枚でいいです」

これから宜しくな。
「うむ。宜しく頼む」

仲間が増えました。




スキルの方は変わっていないので書いてません。
面倒臭がりな奴ですみません。

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