オレ達は勇者として異世界転移したようです

低血圧魔王

戦闘準備

帰ってきて家の和室で
四人で話していると突然床が光始めた。
そして、オレ達は意識を失った。




【どうもこんにちは!! 使徒候補の諸君!】

《……………は?》
次に目覚めた時、全員が混乱していた。
謎の白い世界に自分達とローブの男が居るからだ。
その中で少し落ち着いたオレが話し掛ける。

「えっと、あんたは誰だ?」
するとローブの男が答える。

【私は君達とは違う世界の創造神ラキニスタだよ!
ラッキーって呼んでね!】

「お、おう。」
オレはラッキーに質問を続ける。

「ラッキー、此処は何処だ?」

【此処は世界の狭間だよ】

「じゃあ何でオレ達はその狭間に居るんだ?」

【私が呼んだから】

「何故?」

【君達に魔王を倒して欲しいからだよ!】

「自分でやれば良いじゃないか。」

【神はなるべく世界に干渉してはいけないんだ。
でも 使徒を送るのはOKなの。】

「それでオレ達を呼んだのか……
皆はどう思う? オレは別にいいと思うんだが」

「ねぇ 面白そうだし ボク行きたい!」

「確かに 僕も!」

「俺もいいと思う!」

「わかった。」

「というわけでラッキーお前の頼み、聞いてやるよ」

ラッキーが喜ぶ

【ありがとう!! じゃあさっそく……】

「行こう!」

「すぐ行こう!」

魁兎と皐月が騒ぐ

「ちょっと待った!!!」

【《えぇ!?》】

「行くのは準備をしてからだ。」

【え… でも私準備なんて殆んど用意してないよ…?】

「それはオレの家の武器庫があるから大丈夫だ」

「ラッキー、元の場所に戻してくれ。」

【わかったよ】

「それじゃあ武器庫まで案内するからついてこいよ」






そして オレ達が装備した物は


玲於
 武器:日本刀 銃 46発入り(2丁)

持ち物:マガジン(2) マガジンケース
    ピッキングツール 銃剣(2) 携帯電話
    携帯食料

皐月
 武器:苦無(20) 手裏剣(60) 鎖鎌

持ち物:苦無入れ(2) 手裏剣入れ(2) 鎖鎌入れ
    煙玉(5) 発煙筒(2) 携帯電話 携帯食料

魁兎
 武器:スタンガン(2) 簡易注射器 投ナイフ(60)

持ち物:電池ケース(8本入) 注射用睡眠薬(8)
    投ナイフケース(左右に1ずつ)
    閃光弾入れ(10個入) 手榴弾入れ(10個入)
    携帯電話(3) 携帯食料


 武器:メリケンサック(2) 強化金属バット(2)

持ち物:ハッキング用PC ソーラー充電器(4)
    集中用ヘッドホン 予備メリケンサック(4)
    インディージョーンズ的な鞭 携帯電話
    携帯食料





【確かに何でも良いって言ったけどさ……
やりすぎじゃない?】

「あはは! そんなことないよ~!
 ていうか この注射器凄いね!
 押し付けてボタン押すだけで注射出来るなんて!!」

「こっちの苦無とかも凄いよ!
 暗殺者の人が使ってたのより良いやつだし!」

【そ、そう? まぁ私的には魔王を倒してくれれば
良いんだけど……】

「明らかに重装備すぎると思うけど」
オレの言葉に皐月と魁兎が言う

《格好良いからいいの!!》

「……楽しそうで何よりだ」


「…ねぇ 玲於」

「何? 響」

「この強化金属バットって何?」

「あぁそれは、折れたりしないように
 強化した金属バットだよ」

「成る程」


【では改めて、準備は良い?】

《勿論!!!》
全員が答える。

【それじゃあ行くよ!】

ラッキーがそう言うとオレ達に変な浮遊感が襲い掛かり、意識が暗転した。

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