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俺の異能力が不死身だった件について

ライフ

プロローグ

  この世界はどうやら前までは普通で異能力など存在しなかったらしい。しかし科学が進んで赤ちゃんを産む前にある薬を飲み、産むことによって異能力者を生み出すことに成功する。それがすべての始まり••••
 
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  俺の名は櫻井蓮、15歳だ。異能力は「不死身」で、この異能力はとても特殊で死ななければわからない。つまり俺が自分の異能力を知っているということは既に俺は何回かは死んでいるということだ。
  事の発端は去年の夏、両親との海外旅行での帰りだった。帰りの飛行機に乗っていると俺の父さんが笑みを浮かべながら

  「いやー、イギリス良かったな!特にロンドンのビックベン‼︎あれは大きくて圧倒されちゃったな〜」

と言っていた。というか聞き飽きていた。なんせビックベンを見た時からもう何十回も聞けば誰だってそうなるものだ。と呆れていると母さんが

「貴方、その話は聞き飽きました。聞き飽き過ぎて耳の鼓膜が破れそうです。もっと違う話はないの?」

  と俺同様呆れた顔をしていた。父さんも母さんの呆れた顔に苦笑いを浮かべていた。父さんと母さんも異能力者で、その時の俺はまだ異能力が出せず悩んでいた。両親もそれに気づいていて気分転換にと旅行に連れて行ってくれたのかもしれない。と浸っていると突然アナウンスが入った

  「連絡します。当機はエンジントラブルのため緊急着陸します!落ち着いて乗務員の指示に従ってください。衝撃は一度とは限りません」

  と急なことで乗客は混乱していた。最初俺は何が起こっているのかわからなかったけど、両親の青い顔を見て事の重大さを理解した。すると客室乗務員が

 「どなたか機体を修復できる異能力か重力操作系の異能力を持った人はいませんか⁉︎」

  と言っているのが聞こえた。しかし名乗り出てくれる人がいなかった。いやもしかしたらいたのかもしれないがもし名乗り出たら500人以上の命運を握ることになってしまう。それは誰だって嫌なことだと思う。そして結局誰も名乗り出ることなく、緊急着陸をすることになった。乗客が不安がっていると客室乗務員が

 「安全姿勢‼︎」

 「前に屈んで! 頭を下げて!」

  と何度も叫びながら連呼していた。何度も連呼しているので乗客や両親そして俺も不安が高まっていた。すると父さんが不安がりながらも

 「お前ら大丈夫だからな!絶対に大丈夫だからな!」

  と元気づけてくれた。そして俺は苦笑いしながら

 「うん!」

  と答えた。そして皆頭を下げた。という所で記憶は途切れている。


  目が冷めると俺は燃えている飛行機の中で目を覚ました。飛行機は半壊していて、窓からの景色はすべて真っ赤に染まっていた。恐る恐る両親の方を向くと俺は

  「ああ、あああああああああああああああ〜」

  と発狂していた。なんせ俺以外の人すべて焼死していたのだ。そして俺は気を失った。


  次に目が覚めたとき俺は病院にいた。少し記憶が混乱していたが俺の担当医師が青い顔をしながらも話してくれた。どうやら俺は飛行機墜落事故の唯一の生存者らしいのだ。そして発見されたとき俺はなぜか無傷だったらしい。そのおかげで俺は早く退院できた。

  
  退院する前に俺はいろいろ考えていた。両親を失ったことは悲しかったし、泣きもしたがそれ以上に俺はある記憶が頭から離れなかった。あの燃える飛行機の中俺は手足が再生していたのだ。俺はもしや不死身ではないのかと思ったのだ。


  そして俺は好奇心につられて借りたアパートでいろいろ試して見た。しかし体をちょっとやそっと傷つけたぐらいでは意味がないらしい。ので俺は一回死んでみた。何で死んだのかは言いたくないので言わないが、俺はとりあえず生き返った。今までつけた傷は綺麗さっぱり消えていた。


  そして俺は第一異能力育成高校に入学することになった。しかしこんな規格外の異能力を言ってしまえばこんな世界では実験動物になるのがオチなので俺は進学書類に異能力については書かなかった。ということで俺は無能力者として高校に入学することになった••••



  
  



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