邪神使徒転生のススメ
16.朝
 「………んー。………ふぅ。…朝か…。あんま異世界転生した実感は無いけど転生したんだよな…。」
 異世界で初めて迎える朝は…何かこう…普通だ。まあ朝は朝だし変わりがないのは当たり前だけど。
 「そろそろ降りるかー。」
 顔を洗って手早く身支度を整えて1階に降りる。
 「おはようございます。」
 「あ、おはよ〜マヤくん。」
 俺が挨拶して返事をしてくれたのはメヤさんだ。まだシェイは起きてないのか。
 「メヤさん、まだシェイは起きてないんですか?」
 「うん。そうよ〜、まだ起きてこないから先に朝食作っちゃうわね〜。マヤくんはテーブルで待っててね〜。」
 「分かりました、ありがとうございます。」
 シェイはまだ起きてないのか。んー、この暇な時間何しようか。地球だったら大体スマホとか使って暇潰し出来るんだけどなー。
 そういえば昨日魔獣倒したからレベル上がってるかな。ちょっと見てみるか。
 《ステータス:オン》
 --------------------------------------------
 天魔魔夜
 《仕事》/ 邪神使徒 / Lv.12
 力 1750
 物理耐久 3000
 敏捷 2300
 魔力 3100
 魔法耐久 5000
 《スペキアーリススキル》
 闇眼 Lv.1
 疲労回復 Lv.2
 闇影術式 Lv.1
 気配遮断 Lv.1
 危機察知 Lv.2
 鑑定 Lv.1
 場所把握 Lv.2
 言語理解
 ????
 おおー、前見た時より上がってるステータスもあるなあ。魔法耐久に関しては相手が魔法を使ってないから上がらなかったのか。
 やっぱ力とかの物理系は上がってるな。スキルもいくつか上がってるやつもあるし良かった。
 ……何なんだ、あのスキル。前まで何も無かったし????って何だよ。謎多きスキルだな。……まあ闇眼も闇影術式も得体は知れないけど。
 んー、自分のスキルの詳細って分かったりしないのかな?あとでシェイに聞いてみよう。
……てかシェイ、起きるの遅すぎだろ。もう朝食出来そうなんだが。
 …仕方ない、起こしに行ってくるか。
 「メヤさん、俺シェイを起こしに行ってきます。流石にもう起きないと朝食間に合いませんよね?」
 「あら〜、分かったわ〜。私も起こしてくれると朝食が冷めずに済むから助かるわぁ〜。お願いね〜。」
 のほほんとした感じのメヤさんに見送られながらシェイがいる部屋まで歩く。
 とりあえずシェイの部屋の前まで来たが…ノックはした方がいいな。うん。もしノックせずに着替え中だったとしたら大変だし。
 「おーい!シェイーそろそろ起きろー、朝だぞー。」
 何度かノックもして声も掛けるが全く返事がない。もしかしてまだ寝てんのか?起きるの遅いなぁ。
 まあこれはもう部屋入るしかないよな。これは不法侵入にもならないよな。仕方ないし。
 「シェイー開けるぞー。」
 扉を開けた先に待っていた風景は………大惨事だった。
 どうしたら一晩でこんなに部屋が散らかるんだって言うくらいには散らかっている。
 辛うじてシェイが寝てるのは布団の中だった。…ほんとこれどうなってんだよ。
 「シェイー起きろー。もう朝だぞー。」
 「………………………んぅ。」
 「んぅ。じゃない、早く起きなさい。メヤさんが朝食作ってくれて待ってるぞー。」
 こいつもしかして朝弱いのか?結構しっかりしてるイメージあったから意外だな。
 「……あと……少し…。」
 何がだよ。
 「……かくっ。」
 こいつ…落ちたな。………ってか落ちたらダメじゃん!早く起こさないと。
 「おい!いい加減起きろ!はーやーくーしろ!」
 「…むぅ、マヤ、うるさい…。…ゆっくり眠れないでしょ……?」
「俺はお前をゆっくり寝させる気はないからな。俺は起こしてんだよ。」
 「…………ぐぬぬ………。仕方ない、起きる。」
 やっとかよ…。起きるまでに時間かかり過ぎだろ…。
 「……ふわぁ……眠い…。」
 「まったく…起きろって言われたらさっさと起きろよな………ん?」
 あれ……?シェイ…服が……。
 「お、おい!シェイ!服は!何処に!?」
 「…あれ?本当だ。私、服着てない。どこいった。」
 「こっちが聞いてんだよ!」
 何で布団とったら下着姿なんだよ!寝る時は服着ないっていう人種なのか…?
 いや、でもシェイは服着てないのを疑問に思っていたはず。てことは寝てるうちに勝手に脱いだのか?
 ……器用なやつだこと。
 「シェイ、もう服着たか?」
 もちろん俺は後ろを向いてシェイの方は見ていない。
 「…うん、もう着たよ。こっち向いても大丈夫だよ。」
 シェイの方を向くと昨日と同じローブを着たシェイの姿があった。
 そういえばローブは外さないんだな。まあメヤさんもいるし仕方ないか。
 「…自分が寝てる間に服脱ぐ癖があるの忘れてた。」
 「まあ…今回に関しては俺が勝手に入ったのが悪いからな。」
 「…私もなかなか起きなかったし、お互い様ということで。」
 「そうだな。うん、そうしよう。」
 とりあえずお互い非があったということで朝食を食べるべく下に降りることにした。
 「…メヤさんおはようございます。」
 「おはよ〜、なかなか起きなかったみたいね〜。」
 「はい…めっちゃ寝起き悪かったですよ…。」
 「…ごめん。」
 「もう朝食出来てるから食べちゃってね〜。」
 「はい、ありがとうございます。」
 朝から少し疲れたので早速ご飯を食べることにした。
 さて、朝食は何なんだろうか。
 「…………なぬ?」
 「………これは?」
 何と…今日の朝食は……まさかの最近食べた様なものが並んでいた。
 「これ…白米と味噌汁と目玉焼き…だよな。」
 まさかのthe日本食だった。ここで日本のものが食べられるなんて思ってなかったぞ。
 「…マヤ、これ知ってるの?」
 シェイは見たことないのか。もしかしたら限られた地域のものなのかもしれないな。
 「これは俺が昔いた所ではこの粒粒の集まりがご飯、白米とかまあ呼び方は色々あるけどとりあえず白米で。他のこの汁は味噌汁。最後の白いやつは目玉焼きって言うんだよ。」
 「…聞いたことないものばかり。全然知らない。…マヤが私より詳しいって何かムカつく。」
 そのぐらい別にいいだろう。俺の方がそりゃ日本食には詳しいわ。
 「あらあら〜。マヤくん、詳しいわね〜。全部合ってるわよ〜。」
 こっちでも呼ばれ方一緒なのか?そんな偶然あんのかな?
 まあ別にいっか。
 「ねぇねぇ〜、そういえばさっきから思ってたんだけど〜。」
 「ん?何ですか?」
 「…何ですか?」
 「シェイちゃん何でそんなにローブを深く被ってるの〜?その可愛い角私にも見〜せ〜て〜。」
 「………!!!!!」
 な…何でこの人シェイの角のこと知ってんだ?昨日来た時はローブ脱いでないから見てるはずないのに…。
 異世界で初めて迎える朝は…何かこう…普通だ。まあ朝は朝だし変わりがないのは当たり前だけど。
 「そろそろ降りるかー。」
 顔を洗って手早く身支度を整えて1階に降りる。
 「おはようございます。」
 「あ、おはよ〜マヤくん。」
 俺が挨拶して返事をしてくれたのはメヤさんだ。まだシェイは起きてないのか。
 「メヤさん、まだシェイは起きてないんですか?」
 「うん。そうよ〜、まだ起きてこないから先に朝食作っちゃうわね〜。マヤくんはテーブルで待っててね〜。」
 「分かりました、ありがとうございます。」
 シェイはまだ起きてないのか。んー、この暇な時間何しようか。地球だったら大体スマホとか使って暇潰し出来るんだけどなー。
 そういえば昨日魔獣倒したからレベル上がってるかな。ちょっと見てみるか。
 《ステータス:オン》
 --------------------------------------------
 天魔魔夜
 《仕事》/ 邪神使徒 / Lv.12
 力 1750
 物理耐久 3000
 敏捷 2300
 魔力 3100
 魔法耐久 5000
 《スペキアーリススキル》
 闇眼 Lv.1
 疲労回復 Lv.2
 闇影術式 Lv.1
 気配遮断 Lv.1
 危機察知 Lv.2
 鑑定 Lv.1
 場所把握 Lv.2
 言語理解
 ????
 おおー、前見た時より上がってるステータスもあるなあ。魔法耐久に関しては相手が魔法を使ってないから上がらなかったのか。
 やっぱ力とかの物理系は上がってるな。スキルもいくつか上がってるやつもあるし良かった。
 ……何なんだ、あのスキル。前まで何も無かったし????って何だよ。謎多きスキルだな。……まあ闇眼も闇影術式も得体は知れないけど。
 んー、自分のスキルの詳細って分かったりしないのかな?あとでシェイに聞いてみよう。
……てかシェイ、起きるの遅すぎだろ。もう朝食出来そうなんだが。
 …仕方ない、起こしに行ってくるか。
 「メヤさん、俺シェイを起こしに行ってきます。流石にもう起きないと朝食間に合いませんよね?」
 「あら〜、分かったわ〜。私も起こしてくれると朝食が冷めずに済むから助かるわぁ〜。お願いね〜。」
 のほほんとした感じのメヤさんに見送られながらシェイがいる部屋まで歩く。
 とりあえずシェイの部屋の前まで来たが…ノックはした方がいいな。うん。もしノックせずに着替え中だったとしたら大変だし。
 「おーい!シェイーそろそろ起きろー、朝だぞー。」
 何度かノックもして声も掛けるが全く返事がない。もしかしてまだ寝てんのか?起きるの遅いなぁ。
 まあこれはもう部屋入るしかないよな。これは不法侵入にもならないよな。仕方ないし。
 「シェイー開けるぞー。」
 扉を開けた先に待っていた風景は………大惨事だった。
 どうしたら一晩でこんなに部屋が散らかるんだって言うくらいには散らかっている。
 辛うじてシェイが寝てるのは布団の中だった。…ほんとこれどうなってんだよ。
 「シェイー起きろー。もう朝だぞー。」
 「………………………んぅ。」
 「んぅ。じゃない、早く起きなさい。メヤさんが朝食作ってくれて待ってるぞー。」
 こいつもしかして朝弱いのか?結構しっかりしてるイメージあったから意外だな。
 「……あと……少し…。」
 何がだよ。
 「……かくっ。」
 こいつ…落ちたな。………ってか落ちたらダメじゃん!早く起こさないと。
 「おい!いい加減起きろ!はーやーくーしろ!」
 「…むぅ、マヤ、うるさい…。…ゆっくり眠れないでしょ……?」
「俺はお前をゆっくり寝させる気はないからな。俺は起こしてんだよ。」
 「…………ぐぬぬ………。仕方ない、起きる。」
 やっとかよ…。起きるまでに時間かかり過ぎだろ…。
 「……ふわぁ……眠い…。」
 「まったく…起きろって言われたらさっさと起きろよな………ん?」
 あれ……?シェイ…服が……。
 「お、おい!シェイ!服は!何処に!?」
 「…あれ?本当だ。私、服着てない。どこいった。」
 「こっちが聞いてんだよ!」
 何で布団とったら下着姿なんだよ!寝る時は服着ないっていう人種なのか…?
 いや、でもシェイは服着てないのを疑問に思っていたはず。てことは寝てるうちに勝手に脱いだのか?
 ……器用なやつだこと。
 「シェイ、もう服着たか?」
 もちろん俺は後ろを向いてシェイの方は見ていない。
 「…うん、もう着たよ。こっち向いても大丈夫だよ。」
 シェイの方を向くと昨日と同じローブを着たシェイの姿があった。
 そういえばローブは外さないんだな。まあメヤさんもいるし仕方ないか。
 「…自分が寝てる間に服脱ぐ癖があるの忘れてた。」
 「まあ…今回に関しては俺が勝手に入ったのが悪いからな。」
 「…私もなかなか起きなかったし、お互い様ということで。」
 「そうだな。うん、そうしよう。」
 とりあえずお互い非があったということで朝食を食べるべく下に降りることにした。
 「…メヤさんおはようございます。」
 「おはよ〜、なかなか起きなかったみたいね〜。」
 「はい…めっちゃ寝起き悪かったですよ…。」
 「…ごめん。」
 「もう朝食出来てるから食べちゃってね〜。」
 「はい、ありがとうございます。」
 朝から少し疲れたので早速ご飯を食べることにした。
 さて、朝食は何なんだろうか。
 「…………なぬ?」
 「………これは?」
 何と…今日の朝食は……まさかの最近食べた様なものが並んでいた。
 「これ…白米と味噌汁と目玉焼き…だよな。」
 まさかのthe日本食だった。ここで日本のものが食べられるなんて思ってなかったぞ。
 「…マヤ、これ知ってるの?」
 シェイは見たことないのか。もしかしたら限られた地域のものなのかもしれないな。
 「これは俺が昔いた所ではこの粒粒の集まりがご飯、白米とかまあ呼び方は色々あるけどとりあえず白米で。他のこの汁は味噌汁。最後の白いやつは目玉焼きって言うんだよ。」
 「…聞いたことないものばかり。全然知らない。…マヤが私より詳しいって何かムカつく。」
 そのぐらい別にいいだろう。俺の方がそりゃ日本食には詳しいわ。
 「あらあら〜。マヤくん、詳しいわね〜。全部合ってるわよ〜。」
 こっちでも呼ばれ方一緒なのか?そんな偶然あんのかな?
 まあ別にいっか。
 「ねぇねぇ〜、そういえばさっきから思ってたんだけど〜。」
 「ん?何ですか?」
 「…何ですか?」
 「シェイちゃん何でそんなにローブを深く被ってるの〜?その可愛い角私にも見〜せ〜て〜。」
 「………!!!!!」
 な…何でこの人シェイの角のこと知ってんだ?昨日来た時はローブ脱いでないから見てるはずないのに…。
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