ユニーク:憑依で聖龍王になりました!

たい焼きの餡

31:僕に部下ができました。

火竜兄弟のアビリティ!

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名前 なし
種族 火竜
職業 自称赤のヒーロー(笑)  兄
レベル 38

体 1350
魔 1100
魅 650


コモン  火魔法レベル:4 ・念話・直感
            体当たり・飛行・火竜のブレス(未)
            
           
ユニーク  合体(未)

レジェンド なし

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名前 なし
種族 火竜
職業 自称赤のヒーロー(笑) 弟
レベル 38

体 1150
魔 1300
魅 650


コモン  火魔法レベル:4 ・念話・記憶
             疾走・飛行・火竜のブレス(未)
            
           
ユニーク  合体(未)

レジェンド なし

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エルの魔道具パーブリッシュ.アビリティを通すと10メートル圏内にいる生き物のアビリティがわかるのだ。エルの魔道具がまじで有能すぎる。
(未)っていうのはそのことができる可能性を秘めているということらしい。

(笑)については聞かないでよ?誰しも触れない方が良い部分はあるんだ。



☆☆☆



「聖龍王!俺っちは王の部下になりますぞ。王の圧倒的な力に感服しましたぞ。一緒王に付いていきますぞ。」

確かに決闘でそんな条件あったね。忘れてた。どうしよう。

「聖龍王!今までの無礼お許しくださいなんや。なんなりとお申し付けくださいなんや。」

だから、僕はそんな畏まられるような男ではないんだって。お願いだから跪くの止めて欲しい。
てかその前に敬語の使い方へんじゃないかな!?

「「………!!」」



お願いだからそんな希望に満ち溢れた目をこちらに向けないでくれたまえ。
断りづらくなるじゃんか。
……。




「……。わかったよ。(強く生きていこうって決めたし、リルさんとも王として頑張るって約束したしな。)
僕の部下になったからっていいことは無いと思うけどそれでもいいなら。でも、敬語とか跪いたりするのは止めて欲しいかな。」

やっと火竜兄弟立ってくれた。

「ありがとうなのだぞ。でも王とは呼ばせてもらうぞ。」「俺っちもや。」


「僕は君達のことなんて呼べばいいかな?いつまでも火竜兄弟と呼ぶわけにはいかないしね。」

「名前を付けてくれたりはせんか?」

「僕なんかが付けちゃっていいの?」


「当たり前だぞ。むしろ王に名前を付けて欲しいんだぞ。」

今まで名前つけて欲しいとか言われなかったしな。リルさんとかエルもニックネームだしな。

うーーん。


よし、決めた。

「兄の方(語尾が〜ぞ)はゴウ、弟の方(語尾が〜や)はソウっていうのは?ゴウは勇ましいという意味の剛の漢字にちなんで、ソウは明るいという意味の爽にちなんでつけてみたんだ。」

「いい名前をありがとうなのや。」「俺っちも嬉しいぞ。」

よかった。名前って自分を表す超重要なものだからな。

「そういえば、となりのお嬢はなんと呼んだらええかな?」

「うーんとね!エルの姉貴と呼ぶがいいの!」

なんかノリノリだな。エルはえっへんとない胸を張ってる。かわいいな。←僕はロリコンではありません。多分……,。

「レイトいまなんか失礼なこと考えてたの!エルはプンプンなの!まず周りを見てから言うの!」

周り?何かあったっけ?何もないじゃん。

ん?ちょっと待った。何もない?
あぁぁーーー。森の中なのに何もないっておかしいじゃん。僕が魔法で森破壊しちゃったんじゃん。

呑気にそんな考え事してる場合じゃなかった。

「せっかくエルいい案思い付いだけど失礼なこと考えるレイトには教えないの!」

「すみませんでしたぁ。」

僕は瞬間的に土下座をした。だって僕の頭じゃいい解決法なんて思いつく気がしないからな。

「謝れば許すの!」

その解決法はこんな感じだ。

1、 エルの魔道具、ペットスペースを使う。
   この魔道具は柵型のもので、それで囲むとペットが過ご  
    しやすい最適の環境に整えられるらしい。まずその場      
     所は認識されにくくなる。次にペットにストレスを与       えないように見せかけの木や植物が生えるらしい。
   これなら見た目だけなら完璧だね。

2、エルのペット、レッドチョックをその場所で飼う。
     レッドチョックは栄養価の高く、植物の成長を促進す  る糞を出すため植物の成長は早まるみたいだ。つまり、   少し時間をかければ魔法をかけずに元どおりになるというわけだね。自然の力恐ろしや。
ちなみにレッドチョック達の世話をするのはゴウとソウにお願いしたよ。


エルは天才だね。
ついつい良い子良い子と頭を撫でてしまった。



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