ユニーク:憑依で聖龍王になりました!
11:リルさんのお墓作り
突然、色々あってびっくりしたな。
まさか僕が聖龍になるなんてな。
さて、まずやるべきことは…
食料はリルさんが1年分くらいは保存してくれている。
緊急性のあるやるべきことはない。
よし、リルさんのお墓作るか…
お墓を作ると更にリルさんの死に現実味が帯びてきて、心が苦しくなる。
だが、これが現実だ。
受け入れなければならない。
僕が小さかった頃、霊感があったみたいで、親がお墓参り連れて行ってくれなかったからお墓がどんな感じかわからないけど、自分なりに心を込めて作ろうと思う。
魔力を感じ、循環させる。
魔法が使えるのもリルさんのおかげだ。
魔法の操作の仕方はあの訓練から、土魔法の適性があるのは、コモン:全属性魔法の影響だ。
土に意識を置き、地面を平らにし、固く頑丈に、土台を作っていく。
ここは山の頂上に近い方だから、平らな土地をまず確保しなくちゃな。
土地は限りなくあるし、どうせならリルさんが入るくらい大きく作ろう。
柱を立て、壁を作り、屋根を作る。
高さは、10階のマンションくらい、広さは野球場くらいかのかな?
なんかアメリカの国会議事堂みたいになってしまった。
金属とか、ペンキとか他の様々な材料があれば、もっと出来栄えが良くなるんだろうけれど、今の僕には、それを入手する手段がない。
最後に建物の中にリルさんの像を作って完成だ。
特にこれには力を入れた。
……ふー。よし!完成だ!!
気づいたら1週間近く経っていた。
人間の体と龍の体では、時間の流れの感じ方が違うのかな。
魔法扱うの初めてで、細かい装飾とかはあまりできなかったが、今僕ができる全力で作ったつもりだ。
天国でリルさんよろこんでくれているといいな、と僕は目を閉じて、そっと手を合わせた。
……暖かい風が吹いて、白い花びらが、僕の手のひらに落ちてくる。
リルさんが笑っている気がした。
___________________
名前 レイト
種族 聖龍
職業 人・聖龍王
レベル 1
体 999900
魔 999900
魅 100000
コモン  飛行・聖龍王のブレス・念話・魔眼
            全属性魔法(土魔法レベル:3)
ユニーク  憑依レベル:2 ・人化
レジェンド 神々に気に入られたもの・限界を超えし者
__________________
まさか僕が聖龍になるなんてな。
さて、まずやるべきことは…
食料はリルさんが1年分くらいは保存してくれている。
緊急性のあるやるべきことはない。
よし、リルさんのお墓作るか…
お墓を作ると更にリルさんの死に現実味が帯びてきて、心が苦しくなる。
だが、これが現実だ。
受け入れなければならない。
僕が小さかった頃、霊感があったみたいで、親がお墓参り連れて行ってくれなかったからお墓がどんな感じかわからないけど、自分なりに心を込めて作ろうと思う。
魔力を感じ、循環させる。
魔法が使えるのもリルさんのおかげだ。
魔法の操作の仕方はあの訓練から、土魔法の適性があるのは、コモン:全属性魔法の影響だ。
土に意識を置き、地面を平らにし、固く頑丈に、土台を作っていく。
ここは山の頂上に近い方だから、平らな土地をまず確保しなくちゃな。
土地は限りなくあるし、どうせならリルさんが入るくらい大きく作ろう。
柱を立て、壁を作り、屋根を作る。
高さは、10階のマンションくらい、広さは野球場くらいかのかな?
なんかアメリカの国会議事堂みたいになってしまった。
金属とか、ペンキとか他の様々な材料があれば、もっと出来栄えが良くなるんだろうけれど、今の僕には、それを入手する手段がない。
最後に建物の中にリルさんの像を作って完成だ。
特にこれには力を入れた。
……ふー。よし!完成だ!!
気づいたら1週間近く経っていた。
人間の体と龍の体では、時間の流れの感じ方が違うのかな。
魔法扱うの初めてで、細かい装飾とかはあまりできなかったが、今僕ができる全力で作ったつもりだ。
天国でリルさんよろこんでくれているといいな、と僕は目を閉じて、そっと手を合わせた。
……暖かい風が吹いて、白い花びらが、僕の手のひらに落ちてくる。
リルさんが笑っている気がした。
___________________
名前 レイト
種族 聖龍
職業 人・聖龍王
レベル 1
体 999900
魔 999900
魅 100000
コモン  飛行・聖龍王のブレス・念話・魔眼
            全属性魔法(土魔法レベル:3)
ユニーク  憑依レベル:2 ・人化
レジェンド 神々に気に入られたもの・限界を超えし者
__________________
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
238
-
-
149
-
-
1168
-
-
768
-
-
314
-
-
353
-
-
159
-
-
6
-
-
140
コメント