ぼっちの俺が異世界を冒険することになりました。
ちょっとした騒ぎになりました。
30分ほどかけて町の門まで戻ってきた。
「おっ、ソーマ君初クエストどうだったかい?」
「薬草が分かんなかったです…」
「ははっ、どんなのか聞くの忘れちゃったのか。それは、残念だったな。じゃあ冒険者カード見せてもらえるかい?」
「はい。でも、スライムは頑張りました。」
「そうか、ならよかった。けど、油断はしちゃいけないよ?」
「気をつけます…」
________________________________________
 門から冒険者ギルドは近いのですぐに着いた。
「あら、ソーマ君。どうしたの?」
「一応クエストが終わったので、報告に来ました。」
「一応ってどういうこと?」
「薬草が分かんなかったです…」
「そういえばあれ渡すの忘れてわ。はい、これ。」
そういうとエルザさんは、冊子を俺に渡した。
「これは?」
「これはね、冒険者登録した人に渡すことになってたんだけど昨日切れちゃって、渡せなかったのよ。ソーマ君がクエストに行ってる間に届いたの。」
「そうだったんですか…」
「そこには、薬草がどんなものなのかとか、どこが売れる部位とか書いてあるのよ。といってもDランクまでしか書いてないけどね。」
「それでもよかったです。これで薬草の採取が出来ます…」
「ソーマ君はクエストの報告に来たんだっけ?冒険者カード出してね。」
「どうぞ。それと…気になってたんですけどどうやって達成したか調べるんですか?」
「あぁ、それはね。冒険者カードには討伐されたモンスターが記録されるようになっているからどんだけ倒したか分かるのよ。」
「…そうなんですか。」
そんな便利なのか…どんだけ狩ったか分かるのは嬉しいな。
「えーとソーマ君はどれくらい倒したのかな〜。」
そう言って記録を確認したエルザさんはフリーズした。
「ソ、ソーマ君あなたどれだけスライム倒してるのよ!!2時間近くで74体ってどんな倒し方したらこうなるのよ!」
大声でエルザさんは言ったのでギルド内の視線が一気にこちらに向いた。
「……………「ソーマ君!?」…はっ。」
俺は大勢の視線とかも苦手だからさっきのは地味にきつかった。
「それは…なんか…その…草原に出て30分くらいしたところに…たくさんのスライムが居たので倒しました…」
そう言ったらギルドに居た人たちがざわめき始めた。
「なぁ、そんなとこあるか?」「無いと思うぞ。」「俺金欠気味だからちょっと今から草原行こうかな。」
「とっ、とりあえず報酬の銅貨2枚と鉄貸5枚渡すわね。」
「エルザさんっ。スライムの魔石って売れますか…?」
「ひっ、ひとつ鉄貸1枚になってるわよ。」
「取っておいてよかった…売りたいんですけど…」
「じゃあ出してくれるかしら。」
俺はバックの中から魔石を取り出した。
「す、ストップ!どんだけあるの!?まさか倒したスライム分全部あるとか言わないよね?」
「そのまさかなんですけど…」
「わっ、分かったわ。」
全部出した後数分して
「待たせてごめんね。合計がでたわ。えっーと全部合わせて銀貨7枚と鉄貸4枚になったわよ。Fランク冒険者が稼げる量じゃないわよ!すごいわね!」
「ありがとうございます…」
「明日からも頑張ってね!」
「はい、失礼します…」
ギルドから出ようと思ったら1人の男の人が話掛けてきた。
「君ちょっと待って。よかったら僕のパーティに入らないかい?」
「へっ、あぁ、ごっ、ごめんなさいっ!」
そう言って俺はすぐにギルドを出て銀風亭に向かった。
________________________________________
「あっ、ソーマさんお帰りなさい!」
「ミアただいまっ。」
「初クエストどうでしたか?」
「上手くいったひょ?」
噛んだぁぁ!
「ふふっ、ならよかったです。私はおつかいに行かないといけないので失礼します。」
ふぅ恥ずかしかったな…さっさと部屋行って休むか…
「おっ、ソーマ君初クエストどうだったかい?」
「薬草が分かんなかったです…」
「ははっ、どんなのか聞くの忘れちゃったのか。それは、残念だったな。じゃあ冒険者カード見せてもらえるかい?」
「はい。でも、スライムは頑張りました。」
「そうか、ならよかった。けど、油断はしちゃいけないよ?」
「気をつけます…」
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 門から冒険者ギルドは近いのですぐに着いた。
「あら、ソーマ君。どうしたの?」
「一応クエストが終わったので、報告に来ました。」
「一応ってどういうこと?」
「薬草が分かんなかったです…」
「そういえばあれ渡すの忘れてわ。はい、これ。」
そういうとエルザさんは、冊子を俺に渡した。
「これは?」
「これはね、冒険者登録した人に渡すことになってたんだけど昨日切れちゃって、渡せなかったのよ。ソーマ君がクエストに行ってる間に届いたの。」
「そうだったんですか…」
「そこには、薬草がどんなものなのかとか、どこが売れる部位とか書いてあるのよ。といってもDランクまでしか書いてないけどね。」
「それでもよかったです。これで薬草の採取が出来ます…」
「ソーマ君はクエストの報告に来たんだっけ?冒険者カード出してね。」
「どうぞ。それと…気になってたんですけどどうやって達成したか調べるんですか?」
「あぁ、それはね。冒険者カードには討伐されたモンスターが記録されるようになっているからどんだけ倒したか分かるのよ。」
「…そうなんですか。」
そんな便利なのか…どんだけ狩ったか分かるのは嬉しいな。
「えーとソーマ君はどれくらい倒したのかな〜。」
そう言って記録を確認したエルザさんはフリーズした。
「ソ、ソーマ君あなたどれだけスライム倒してるのよ!!2時間近くで74体ってどんな倒し方したらこうなるのよ!」
大声でエルザさんは言ったのでギルド内の視線が一気にこちらに向いた。
「……………「ソーマ君!?」…はっ。」
俺は大勢の視線とかも苦手だからさっきのは地味にきつかった。
「それは…なんか…その…草原に出て30分くらいしたところに…たくさんのスライムが居たので倒しました…」
そう言ったらギルドに居た人たちがざわめき始めた。
「なぁ、そんなとこあるか?」「無いと思うぞ。」「俺金欠気味だからちょっと今から草原行こうかな。」
「とっ、とりあえず報酬の銅貨2枚と鉄貸5枚渡すわね。」
「エルザさんっ。スライムの魔石って売れますか…?」
「ひっ、ひとつ鉄貸1枚になってるわよ。」
「取っておいてよかった…売りたいんですけど…」
「じゃあ出してくれるかしら。」
俺はバックの中から魔石を取り出した。
「す、ストップ!どんだけあるの!?まさか倒したスライム分全部あるとか言わないよね?」
「そのまさかなんですけど…」
「わっ、分かったわ。」
全部出した後数分して
「待たせてごめんね。合計がでたわ。えっーと全部合わせて銀貨7枚と鉄貸4枚になったわよ。Fランク冒険者が稼げる量じゃないわよ!すごいわね!」
「ありがとうございます…」
「明日からも頑張ってね!」
「はい、失礼します…」
ギルドから出ようと思ったら1人の男の人が話掛けてきた。
「君ちょっと待って。よかったら僕のパーティに入らないかい?」
「へっ、あぁ、ごっ、ごめんなさいっ!」
そう言って俺はすぐにギルドを出て銀風亭に向かった。
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「あっ、ソーマさんお帰りなさい!」
「ミアただいまっ。」
「初クエストどうでしたか?」
「上手くいったひょ?」
噛んだぁぁ!
「ふふっ、ならよかったです。私はおつかいに行かないといけないので失礼します。」
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