ぼっちの俺が異世界を冒険することになりました。

かーきー

サルド商会へ行きました。

ギルドから大体10分ぐらい歩いて見えてきたのは、ものすごい大きさの建物。

「でか…」

こんなでかいのか…すごい人なんだなサルドさんは…

「入るか…」

扉を開けるとそこは、すごく賑わっていた。
うぅ…まじか…
受け付けみたいなところがあったので、俺は意を決してそこに行った。

「あのー…サルドさんに会いに来たんですけど…」

「会長ですか?お名前伺ってもよろしいですか?」

「ソーマです…」

「少々お待ちください。」

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少しすると受け付けの人とサルドさんが来た。

「おぉ。ソーマ来たのか。」

「はい。急に来てお邪魔じゃなかったですか?」

「今はあまり忙しくなかったから大丈夫だ。」

「それは、よかったです。あぁそれとここはポーションとか売ってますか?」

「売っているぞ。3種類あるのだが、下から下級、中級、上級となっていてな。下級が銅貨3枚、中級が銀貨1枚、上級が金貨1枚になっている。」

「では、下級を3本ほど買わせていただきますね。」

「それなら、ひとつ銅貨2枚にしよう。」

「いいんですか?」

「あぁ、これから活躍しそうだしな。」

そんな期待されても困るんだけどな…頑張らないとな…ははっ

「これが下級ポーションです。」

受け付けに居た人がいつのまにかポーションを持って来ていた。

「えっと、じゃあ銀貨1枚で…」

「はい。お釣りの銅貨4枚です。」

「それじゃあ、失礼します。」

「ちょっと待て、ソーマこれを持って行け。これはマジックバックだから多少は多く物がはいるぞ?」

「サルドさん気持ちはありがたいですが、流石にこれは貰えません。」

「いいのだ。持っていってくれ。そしてたくさんクエストをこなしてくれ。」

「はぁ、分かりました。頂いときます。そろそろ行きますね。」

「あぁ、頑張ってくれよ。」

「また、来ます。」

そう言って俺は、サルド商会を出た。
サルドさんは本当にお人好しだな…

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「会長よろしかったのですか?」

「もちろん。彼は、私が見込んだのだからな。ガッハッハ。」

「また、勘ですか…」

「私は勘で決める奴だと知っているだろ。彼はいずれ大物になるぞ。」

「そうだといいのですがね…」

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