ぼっちの俺が異世界を冒険することになりました。

かーきー

町に到着しました。

女神様との会話が終わってから俺はひたすら右に行っていた。
30分ぐらいしてようやく道が見えてきた。
マジで疲れた。
太陽の傾き具合を見てだいたい2時くらいだと考えていたら後ろから馬車がやってきた。
その馬車は少し行った先で止まった。
なんだろうなと思ってたら馬車から人が降りてきて

「そこの少年。君もこの先のアムへ行きたいのかい?良かったら乗って行かない?」

だいたい30後半の男性にそう聞かれた。

「いいんですか?」

「いいもなにも歩きで行こうとしたら日が暮れるぞ。」

「げっ…乗せて貰っていいですか?」

「おぉさぁ乗りたまえ。」

この人はサルドさんと言って、商談で他の町に行っていて帰る途中で俺を見つけたから乗せてくれたらしい。
優しい。

「それで君はどうしてエルド大草原に居たんだい?格好を見るに冒険者ではないだろう?」

「えっと…冒険者になろうとして町に向かってる途中で盗賊に襲われてしまって…」

苦しい言い訳だけど大丈夫か…?

「そうか….それは大変だったな…」

信じちゃたよ…どこまで優しいんだよ。
商人って言ってたけど騙されないか心配だよ。

「お金はあるか?身分証がなければ町に入るのに銅貨3枚必要なのだが。」

なにっ!?町に入るのにお金が必要だとは…詰んだな。

「その様子だとないようだな。私が払おう。」

「いいんですか?」

「あぁ冒険者になって成功したら返しにきてくれれば。要するに出世払いだな。楽しみにしてるぞ。」

そういいサルドさんは笑った。

「そういえば君の名前を聞いていなかったな。なんというんだ?」

そういえば言ってなかったな。

「ソーマです。」

「そうかソーマと言うのか冒険者は大変だががんばるんだ。」

「はい。あっサルドさんの商会ってどんな名前ですか?」

「サルド商会だ。ギルドの受付嬢にでも聞けば教えてくれるだろう。」

おうまんまだ。

「ソーマよ。アムが見えてきたぞ。」

おぉすげぇー!壁がある!異世界って感じがする!

「ソーマこれを渡しておこう。」

サルドさんは俺に銀貨?を10枚ほどくれた。

「いいんですか?」

「無一文じゃ宿にも泊まれないからな。」

「ありがとうございます。」

そして俺たちは検問の列に並んだ。

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「次。」

やっと俺たちの番がやってきた2時間ぐらいかかった。
高速道路の渋滞以上にやばい。

「サルドさんかまぁ一応身分証を。」

門番さんはそういった。
サルドさんはアムでは有名っぽい。

「どうぞ。」

サルドさんは鞄の中からカードを取り出してそれを門番さんに渡した。

「はい。大丈夫です。ところで後ろにいる少年は誰ですか?」

「あぁこの少年はソーマといって帰る途中で見かけたのでな。よかったらということで一緒に来たんだが。」

「分かりました。ソーマ君身分証は持っているかい?」

そう聞かれたのでサルドさんと同じ説明をした。

「そういうことか。仮身分証を発行するから銅貨3枚くれるかな?」

「銅貨は私が払おう。ほれちょうど銅貨3枚。」

「確かに。はいソーマ君これが仮身分証だよ。恐らくソーマ君は冒険者になるのだろう?明日にでもギルドに行って登録して来た方がいいよ。ギルドカードを貰ったらここに来て門番に仮身分証を渡してくれればいいから。説明はここまでにしてようこそソーマ君アムへ。」

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「サルドさんなにからなにまでありがとうごさいました。」

「気にしなくていい。気が向いたら商会の方に来てくれれば。それと宿は銀風亭というところがおすすめだ。あそこは安いしご飯は美味しいからな。それじゃあな。元気でな。」

本当に優しい人だったな…って宿の場所聞いてない!

それから30分後ようやく到着し転移初日は終わった。

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