異世界物語〜俺と彼女が転生する!?〜

KZM

ぼっちが異世界転生!?

俺の名前は、キズミ…どうでもいいか〜笑
ある日の事だった。俺は本を買いにショッピングモールに行く途中だった。その本はライトノベル、略してラノベだ。天気はよく、晴天で風がとても気持ちよかった…そんなある日のこと、目の前に好きな女の子がいた…好きな人の名前はジュンナ。その周りには、友達が5,6人、信号待ちだった。俺もその信号で待っているそんな時に
俺は(あいつ、友達がいていいなぁ〜)と思ってしまった。
そう、俺には友達が一人もいない。ぼっちということだ。そのぼっちに話しかけてくれたのが、今、目の前にいる俺の好きな人だ。そんなことを瞬間的に考えてしまった俺は、少し恥ずかしくなってしまった。
「だっせなー俺…」
…思わず口に出してしまった。

そんな時だった。俺は彼女をかばっていた…
そう、車が彼女の方に突っ込んできたのだ。その時、走馬灯のようなものが見えた。その走馬灯は、彼女との思い出しかなかった…(あ〜俺はここで死ぬのか)、
と思ったその瞬間目の前が真っ白になり…気を失った。

目を覚ました。何故か気持ちがいい。死んだと思って周りを見渡してみると…最初は(ここは病院か?)と思ったが、病院ではない。じゃあここはどこだ?
目の前には見かけない文字が並んでいる。
「俺の住んでる世界の文字じゃないな…?」
まぁ俺はラノベが好きだったから、ここは異世界だなっという察しはついていた。………隣にはジュンナが寝ていた…って(エーーーー)心の中でものすごく叫んだ…かばったけど死んでしまったのかな?まぁここは異世界だ…うん、きっと。

1時間ぐらい時間が経つと、ジュンナが目をさましていた。
「ここはどこ〜?」
ジュンナが喋った!結構びっくりしてしまった。その声はとても透き通っていて、誰もが魅了されてしまう程の声、しかもとても可愛く…あっちの世界ではモテモテだ。そんなことはどうでもいい。
「あの〜聞いてるの〜?」
「あ〜悪い悪い。聞いてるよ。…って質問は何かをなに?」
「聞いてないじゃん(笑)。ここはどこなの?」
「ここは、異世界だと思うよ。目の前には、見慣れない文字があるし…多分だよ。多分。」
「へぇ~そうなんだ。異世界か〜。なんだかワクワクするね!」
………俺はそうは思わない。だって、自分の好きな子と、2人で一緒の部屋にいるんだよ!ワクワクというよりドキドキだよ!ってまぁだいたい同じ意味か(笑)
「まぁ、ワクワクって言うよりドキドキかなぁ…」
「どうして〜?まさか変なこと考えてるでしょ〜、ダメだな〜男の子は〜笑」
「そんなこと考えてないし、全く考えてないし〜」
「別にいいんだよ〜、そういうこと考えてもね〜もしよかったらわたしと…」
とジュンナが言いかけた瞬間、ノック音がした。
「お客様ー。チャックアウトのお時間ですよー」
「はーい、わかりました」と、ジュンナが返事してくれた。俺はコミ症なため、あんまり話せない。すいません。心でそうおもった。
「それじゃあ、行こうか〜キズミ!異世界に!」
「おう、じゃあ行くかジュンナ!」
こうして俺と彼女の異世界の第一歩を踏み出した…と思ったが、そこは日本と対して変わらなかった…。ドンマイ!

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