これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第9章 第277話 先生?

第9章 冒険者のロマン、地下迷宮ダンジョン
第277話 先生?


前回のあらすじ。
ヴィーヴォに到着。
海賊討伐の依頼を受ける。



「船もお宝も、僕が用意します。」

ポーチから、それっぽい宝箱を出す
勿論空箱、ふたを開け、金の装飾品、銀の装飾品、宝石、魔石、ミスリルの装飾品、オリハルコンの装飾品等を入れる。

「こんなもんかな?」
「「「「なんですとぉー!」」」」
「はははははっ」
「ショウリ、お前なぁ…。」

驚く、ハチ、ナゲ、ホーン、エル、笑うゼロックス、呆れるバカデ。


◆ハウスのリビング◆
みんなに作戦の説明。
偽情報を流した、冒険者を信用できないから、僕らで討伐する。

「風魔法使いはミーゼとまゆ、ルージュ、カオルとフレイ」
「船員は、本体とロン、ライト、デューク、スキマ、バカデさん、ゾウダ・たろうさん、船長にくも爺さん」
「護衛は妖精達に手伝ってもらいます」

「エナ、シーレン、スイレン、ミホ、ダミエナ、オリエナ、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーターは、アバターと各アジトの殲滅。」
「イヴ、イーベル、シャンテ、ヒマワリ、マナは、万が一の為にハウスにお留守番。」
それは建前、本当は神は下界の事に手を貸さないから。

「ボックスに直接転移しても良いですよね?ホーンさん。」
ボックスの仮設牢屋なら、合計150人程の海賊連中を入れられる。(まゆの糸製、ヴィーヴォからでも離れていても、牢屋の大きさを変えられる。)
「メール、しておきます。」

「情報伝達の事を考えて、決行は、10時、12時までにヴィーヴォに着ける位置、町から20キロ離れた場所がスタート地点。」
海賊のアジトの位置、見張り等を考慮して、20キロと決めた。
黒ペリニャン達も目的地・海賊のアジトに到着、いつでも、転移可能。

マップアプリの海賊のアジトの人数が増減する。こんなに早く

「海賊は2組、30人乗りの船二隻の海賊と、40人乗りの船の海賊。お互い僕らを襲うことは解ってない…ヴィーヴォ町の中の隠れ家7ヵ所25人+3人(恐らく連絡係)、町の外の盗賊のアジト7ヵ所(2ヵ所は無人?)合計22人、1ヵ所3~5人だから……」
チーム編成しアジトの位置を確認、準備万端。

「海賊はたぶんこれで全員だと思う、連絡係くらいが残ってるかも知れないけど、盗賊は、海上からの輸送の情報でどう動くのか解らない。これで全員かも解らない。怪我しないよう、殺さないようにお願い。」

盗賊が4~5人で、クラブを襲うとは思えない、陸路の周辺の町へ行く商隊を狙うのだろう。表示されている人数を制圧すれば、盗賊の心配も無くなると思うし、捕まえて、仲間の事を聞けば済む。


と言うことで、討伐開始。
20キロスタート地点で、海に蒸気外輪船を浮かべ、乗り込む。
全長約30メートル総員60名の船。この世界では恐らく初、設計図を渡した町でもまだ出来てないだろう。

ミーゼ、まゆ、ルージュ、カオル、フレイも、ロン、ライト、デューク、スキマ、バカデさん、ゾウダ・たろうさん、くも爺さんも初めて見る。

「こんな船、初めて見ました」
「そうかもしれない、僕が昨日造ったし、設計図を渡した町でもまだ出来てないだろうから。」
「蒸気で外輪を動かして進む船なんだ、風魔法使いは要らない。火だから、魔法使いが居なくても大丈夫。『小と大ナノデマクロ』を使わない状態で総員60人、船を大きくも出来るし、人を小さくも出来るから、この船に総員の上限は無いってことになるかな?」
「ショウリ、お前なぁ…」
「ショウリ、帝都ススペードで造れるか?」
「帝都ススペードでは、教えてませんでしたね、後で設計図を商業ギルドへ送っておきます。」
「ところで、ゼロックスさんは、どうしてここに?」
「俺は、カルタ帝国の本部の副マスターだから、手は出せんが、こんな面白いことを見逃したくない、降りかかる火の粉は払うが、基本手は出さん。」
「面白いことには、成らないと思いますよ」
転移して、ちゃっちゃと片付ける予定ですから…。
甲板に僕ら以外をボックスの(仮設)牢屋へ転移させる魔法陣を設置済。


「そして、今回は、地下迷宮(ダンジョン)で発見されたお宝を、首都ボックスへ運ぶ任務の途中ってことで、宝箱これを用意した。」
ポーチから、宝箱を出す。
ふたを開けると、ミーゼの目が変わる。
「(¥o¥)ショウリさん、これは?(¥o¥)」

「殆ど、ガチャの景品、意外に囮に使えそうなお宝が、沢山有った。」
ガチャの景品やミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーターの物、元手が限り無く0に近いもの…。(--;)
商業ギルド副マスターウタ=エルさんの見積もりでは、王金貨500枚以上(5億円以上)

作戦開始

ワインとか割って初の出港を祝ったりするのでは?と思いつつ、蒸気外輪船は動き出す。

船乗りの格好、冒険者風の妖精(人サイズ)、ミーゼ、まゆ、ルージュ、カオル、フレイも気温に合わせた魔法使いのローブと杖装備

海賊達が動きだし、アジトが空になったのを見計らい、アバターが潜入、『お宝トレール』『使える物トレール』(魔法って便利)で、ポーチへお宝が回収される。
海賊のアジト2ヵ所、制圧完了。

同時刻
盗賊のアジトへ、転移し、捕縛&転送&お宝回収。
5ヵ所同時、無人のアジトは既に討伐されていたのだろう、お宝のみ回収。

開始、30分もしないうちに、盗賊53人がボックスへ転移させられた。
残りは、海上の海賊100人のみ。


冒険者ギルドで、報告。
余りの手際の良さに驚く。ギルドマスターシャク・ハチと副マスターシャク・ナゲ。

シャク・ハチ、シャク・ナゲを首都ボックスへ転移、直に確認させる、序でにメール登録を済ませる。

そうこうする間に、海賊と蒸気外輪船が遭遇。
「今、海賊と遭遇したみたいです、海賊60人を転移させます。」


蒸気外輪船に海賊が全員乗り込むのを確認して、魔法陣を発動。
60人が、ボックスへ転移された。
※人だけ転移、装備は船上に残された。

「…「なんですとぉー!」…」海賊達が同調シンクロした

船、二隻をヴィーヴォの港に転移。
次を待つ。

残り、海賊40人。



首都ボックスから、シャク・ハチ、シャク・ナゲと帰還。
 
『ナビレーダー(ショウリバージョン)』に、2つの特別な反応を察知。
??? ん?(・・;)? この反応は?
「僕、船に戻りますね」
頷くハチ、ナゲ。



冒険者ギルドの外に出ると


「やぁ、勝利かつとし」「森中君?」本名を呼ばれた

そこには、同級生の木村卓馬と、中学の時の担任の小林沙智先生が居た。

【神眼】ステータス確認
 §§§§ ステータス §§§§
名 前:キムラ・タクマ
種 族:人族
性 別:男
年 齢:16歳
レベル:16 [ ー ]
職 業:サッカー選手
副 職:学生
サブ職:
特 長:ショウリの中学からの同級生、サッカー好き
 § § § § § § § § § § § § §
H P: 170/170
M P: 170/170
 § § § § § § § § § § § § §
攻 撃 力: 170
守 備 力: 170
魔法攻撃力: 170
魔法守備力: 170
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 §§§§ ステータス §§§§
名 前:コバヤシ・サチ
種 族:人族
性 別:女
年 齢:31歳
レベル:31 [ ー ]
職 業:調理師
副 職:教師
サブ職:
特 長:ショウリの中学の担任、とても明るい天然?
 § § § § § § § § § § § § §
H P: 256/256
M P: 256/256
 § § § § § § § § § § § § §
攻 撃 力: 256
守 備 力: 256
魔法攻撃力: 256
魔法守備力: 256
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

本名をカタカナにしただけ…(--;)
先生、そのステータス、冒険者より、強くない?


「タクマ、サチ先生…。」
「おはよう、森中君」
「あっ、ここでは、ショウリ…です。おはようございます、ショウリでお願いします、サチ先生」ペコリ




残り1724日(3月7日)



疑似体験稼働時間
朝の11時~21時(10時間)
地球の8時~10時、二時間。

レベルは、年齢×10+10
女性は、8割。(性別補整)

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