これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第8章 第254話 エルフの歓迎会?(2)

第8章 規則ルール、新規と変更
第254話 エルフの歓迎会?(2)


前回のあらすじ。
エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』へ行くのに、アヤカル湖の畔で一泊。
お迎えのエーカー・ルーメン=ファイルが、グリフォンで飛んで来た。



お迎え里長の孫娘エーカー・ルーメン=ファイルが、驚き大声で叫び、その声に驚きグリフォンが逃げた。
テレポートで、グリフォンに飛び乗り、捕まえる。

グリフォンにファイルは乗り、その後ろを空飛ぶ絨毯の移動式家キャンピング・ハウスが追尾する。

30分程で、タリコホ・ダウワーマが眼下に…、クルーザー・ボート=ベイさん達が里の入口に集まっていた。

ファイルのグリフォンと、空飛ぶ絨毯の移動式家キャンピング・ハウスが降りてくる。ベイさんと隣の女性は呆れていた。
回りの青年達は驚いていた。

ベイさんの隣にミーゼが居た…ミーゼそっくり少し年をとったミーゼ、ベイさんの奥さんか?

ハウスが、エルフの青年達に囲まれた。

僕はハウスの御者席から下りる、ミーゼがハウスから出てくる。
みんなの頭に「?」 何故なら、扉を開けずにハウスから出てきたから。

「お久しぶりです、お祖父様、ご無沙汰してます、お祖母様。」ペコリ
「こんにちは、はじめまして、ショウリです。」ペコリ
ベイさんは、はじめましてじゃないけど、お祖母様とははじめてだし、こんにちはじゃなく、おはようございますだったか?落ち着け僕。

「おはようございます、元気でなによりですミーゼ。 はじめまして、ショウリさん。ミーゼの祖母、クルーザー・ボート=バウです。孫娘がお世話になって…。」ペコリ
言葉を詰まらせるバウさん。

青年の1人が1歩近づき
「私は、青年団代表 ヘクターと言います。」
「里入の確認を致します。全員出てきてもらえますか?」
念話でイヴ達に伝え、出てきてもらう。
“「イヴ、出てきて」”
一応声を出す。

イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ルージュ、ライト、デューク、スキマ、カオル、ミホ、ロン、フレイ、バカデさん、くも爺さん、ゾウダ・たろうさん、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーター、ダミエナ、オリエナが出てくる。

「…「えーーーー!!」…」同調シンクロした

と、同時に剣が抜かれ構えられた。
何故なら、ロンは竜人、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーター、ダミエナ、オリエナが人ではなかったから、イヴ、ロン、まゆ、ルージュの魔力が尋常では無かったから。
※この時、イヴの魔力を知る里の者が数人反応した。

「待て、待て、待て 剣を納めろ」
ベイさんそっくりの男性が、青年団を止める。
「何故です、アンカーさん」
「長老からも丁重にと言われたろう! 剣を納めろ。」
「それに、イヴ様。シルバメデューム=イヴ・アテナ…女神様ですよね?」
アンカーさんは、イヴを女神だと見抜いた。

「…「え?」…」同調シンクロした

「はい、ダーリンの第一夫人、シルバメデューム=イヴ・アテナです。」
イヴは、神気を纏った。

(「…「なんですとぉー!」…」)
心の声が同調シンクロした
青年団は神気に声が出せなかった。

神気を感じ、里人が出てきた。
ざわざわ がやがや

「何事です?」「こ これは?」「女神イヴ様?」
里人が頭を下げた高齢のエルフが驚く。

この3人は、イヴを知っていた。(会ったことが会った…1500年前に)

「お懐かしい(涙)」
「また、お会いできるとは(涙)」
「ううう(涙)」

今、僕らは長老のクルーズ=エリザベス宅です。狭かったので、小と大ナノデマクロで、体のサイズを小さくしました。
驚かれたのは、言うまでも有りません。

僕と妻達、以外はハウスの中です。
ダミエナ、オリエナは台所でお手伝い。

上座だのごたごた言われるので円卓です。
勿論、僕が造りました。
 回転寿司の様に、マジカレーター(魔力エスカレーター)テーブルバージョンで、料理が回ります。驚かれたのは、言うまでも有りません。
奥様方は、呆れてました。

 ~ 席順 ~
僕、イヴ、まゆ、ルージュ、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、エーカー・ルーメン=ファイル、エーカー・ルーメン=フィート、クルーズ=オーシャン、クルーズ=ムサシ、クルーズ=エリザベス、クルーザー・ボート=アンカー、クルーザー・ボート=バウ、クルーザー・ボート=ベイ、ミーゼ、(僕)。

「はじめまして、ミーゼの夫、ショウリです。」ペコリ
「イヴとまゆ、ルージュ、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、ここには来てない、イーベル、シャンテ、ヒマワリ、マナの夫です。」ペコリ
その名前に神だと気づく人も居た。
「イヴ様だけでは、無かったのですね…。」


「ダーリンの第一夫人、シルバメデューム=イヴ・アテナです。」
「ショウリ様の第二夫人、まゆです。よろしくお願いします。」
「ショウリ様の第三夫人、ルージュです。よろしくお願いします。」
「ショウリの第四夫人、エスプリです。」
「はじめまして、ショウリ様の第六夫人、エナデスワ、木の精霊です、よろしくお願いしますデスワ。」
「ショウリ様の第七夫人、水の精霊シーレンです。よろしくお願いします」
「ショウリ様の第八夫人、水の妖精スイレンです。よろしくお願いします」

精霊や妖精に驚かなかった、女神達を妻にしてたから?

ファイル…里長の孫娘
フィート…里長

オーシャン…長老の一人
ムサシ…長老の一人
エリザベス…長老の一人

アンカー…ベイさんの息子、ミーゼの伯父
バウ…ベイさんの妻、ミーゼの祖母
ベイ…ミーゼの祖父

「みなさま、ご無沙汰しております。(ペコリ) 私ミーゼはこの度、こちらのショウリさんと結婚し、第五夫人に成りました。」
「他の奥様と協力してショウリさんを支えていきたいと思います、これからも、よろしくお願い致します。」ペコリ

僕は、ポーチからグラスを出し並べ、エスプリは各自の好みの飲み物をポーチから出し、ミーゼが酌して行く。。
何でも出てくる、ジュースもお酒も。

ワイン『あるよ』
オレンジジュース『あるよ』
果実酒…ピピーチ『あるよ』
ビア『あるよ、ジョッキもあるよ』
お酒『あるよ、盃もあるよ』

全員に飲み物が回ると、ベイさんの挨拶、里長のフィートさんの挨拶、長老達の挨拶があり、
イヴが「乾杯!」
「「…「「乾杯!」」…」」


雑談をし、グラスを空にすると、体のサイズを戻し外に出る。
里人がみんな集まっていた。

料理が並べられていた。
ロンがテーブルを造りました、ダミエナ、オリエナが料理を作りを手伝いました。

立食パーティー。
「フィートさん、ワナキオさんと、サーラさんを迎えに行きたいのですが?」
「ん? ワナ坊とサラ嬢が来ておるのか?」
里長のフィートさんは、ワナキオさんをワナ坊、サーラさんをサラ嬢と言った。ワナ坊…心の中で笑ったのは内緒。
「いえ、帝都ススペードへ迎えに行きたいのですが?転移が使えますので…。」
驚かれ、呆れられたのは言うまでも無い。
里長のフィートさんの許可がおり、ワナキオさんと、サーラさんを帝都ススペードに迎えに行きました。
結婚後、初の里帰りのワナキオさんと、サーラさんは、歓迎された。

サンドイッチ、ハンバーガー、ピザ、お寿司、巻き寿司、おにぎりetc…見たことも聞いたことも無い料理も並べられて、驚いた。

ハンバーガーも、フィッシュバーガー、チキンバーガー、蟹ステーキバーガー、蟹フライバーガーや、トッピングにチーズやエッグ等でバリエーション豊富。

みんな喜んでくれました。

ミーゼは、知り合いと話したり、イヴも長老達と飲んでました。
(イヴのポーチからイスを出し、座って飲んでました。)


僕は、闘技場で模擬戦。
ミーゼは、モテてました、逆恨みです。
返り討ちにしました。
サーラさんは、モテてました、逆恨みです。
ワナキオさんがギリギリ勝ってました。
続けてのバトルはキツかったみたいで、回復してあげました。(相手も)
サーラさんは、笑ってました。(笑い上戸?)
ワナキオさんは、泣いて感謝していました。

バカデさんと、くも爺さんと負け組の男達は飲んでました。

長老達と里長の許可を取り、サッカー場等を造る。

サッカー等の試合でもエルフ達は負け。

負け組の男達はバカデさんと、くも爺さんと飲んでました。

歓迎会は、夜になっても終わらず、続きました。

「この里には、子供は居ないのですか?」

監視眼モニタリングアイでも、確認できてない。里に入って『ナビレーダー(ショウリバージョン)』でも確認出来なかったので聞いてみた。
 他の町の学校にでも行っているのかと思っていたが、違った。
 エルフは子供が出来にくい種族、この里には、子供が居なかった。
 エルフの秘薬の話をする前に、秘薬の素材集めが依頼されたのでした。




余談
「早くミーゼの子供が見てみたいわ」
と少し酔ったバウさんに言われました。
バウさんにドキッとした事は内緒。

弓やナイフ等は、結局プレゼントすることなくポーチの中です。
まゆ、ルージュが作ったランジェリーは、エルフにも好評でした。

エルフは一部の者しかスマホを所持していなかった。ジャッコタウンへ行くのに必要だった。長老達は、スマホが出来てからは里を出ていない。
ワナキオさんと、サーラさんは、メール登録後、帝都へ送りました。


スマホの機能・アプリの便利さにこのあと、エルフ達がスマホ登録や飛び級に行くことになるが、その話はまた、別の機会に…。
たぶん書くだろう…。




フォロー、いいね ありがとうございます
感想等ありましたら一言お願いします




コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品