これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第7章 第248話 聖火の効果?

第7章 マスター権限
第248話 聖火の効果?


前回のあらすじ。
灯台クラゲ岩の島を造る。ゲートと喋る扉を融合。喋るクラゲートを創る。
スポツピック王国首都ミィッサに転移。



◆スポツピック王国 首都ミィッサ◆
〈冒険者ギルド〉
お嫁さんが8人居ると知ると、ギルドマスタークビナガさんの首が伸び、副マスターアワモコさんの口から泡が出た。

〈商業ギルド ギルドマスター室〉
「はじめまして、ショウリです。こちらは、僕の妻 エナ、ミーゼ、まゆ、ルージュです。」
やっぱりこうなる。
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした

「し、失礼しました。わたくし商業ギルドミィッサ本部ギルドマスター スポン=キュウインです。」ペコリ
「(ペコリ)失礼しました。私は、副マスター スポイト=チューでちゅ」赤くなるチューさん。

「個人指名依頼を受け、カルタ帝国から転移してきました。国王様に呼ばれてます。」
「聞いてませんねぇ…、冒険者ギルド私共も、そんな重要な事を知らないはずは無いのですが…。」
商業ギルド…キュウインさんも、チューさん。冒険者ギルド…クビナガさん、アワモコさんも、知らなかった。

依頼を出したのなら、ミィッサの冒険者ギルドか商業ギルド…でも、マスターさえ知らない…考えられるのは、他の支店から。

 メール機能を知らなかった。勿論、マップアプリもカメラ機能も、収納ストレージアプリも。
 事情を聞ける支店との連絡方法は黒ペリニャン・赤ペリニャン等の連絡用の魔物か、妖精の館に頼む?

 クビナガさん、アワモコさん、キュウインさん、チューさんとメール登録を済ませ、商業ギルドの一室に魔法陣を設置。
 マップアプリ、収納ストレージアプリをインストールする。

犯人探しより、アプリに夢中って(--;)ギルマスがいいのか?と思ったのは言うまでもない。


で、やっぱりこうなる。
◆グランドラン◆
クビナガさん、アワモコさん、キュウインさん、チューさんと記憶転移で、グランドランに来た。
 初めての(集団)転移に感涙する面々。
クビナガさんは、首が伸び、アワモコさんは、口から泡出してました。(--;)

【神力拡散】で何となく導かれました。犯人の場所へ。
〈商業ギルド〉
「申し訳ございませんでした。」ペコリ ゴキッ 勢いよく頭を下げ、ぎっくり腰になる。(--;)

ぎっくり腰は、ヒールでは治せず、状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティーで治せた。状態異常扱いということですね。

商業ギルド職員ウッスラ=スネゲさんの暴走でした。
王女様に喜んでもらえると、
確かに、victory(ルージュやまゆ)のドレス、ランジェリーは世界一だけど…。

「大変な事をしてくれましたねぇ…、国王様のお名前を使っての虚偽の依頼、大罪ですね。」
「申し訳ございません、タシナハ=ノビタわたしの監督不行き届きです。」ペコリ ゴン テーブルに頭をぶつけた。(--;)
(たんこぶも状態異常回復アヌマリディタ・レフェクティーで治った)

ギルドの重要な事なども知る、彼の処分に困る面々、解雇も投獄も厳しく、死刑にするわけにもいかない。
で、こうなる。
「え? 島流し?」
「はい、カラオッケイ国のカプリッチと言う港町の沖に島を造りました。 そこへ、島流し。」
みんなで、記憶転移。
「ここです」
やっぱりこうなる。
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした キョロキョロ

コンテナから、別荘を出す。
「ベッド、トイレ、シャワー付きです。スポーツ施設の建設まで、喋るクラゲートの話し相手になってください。」
「はじめましてだモン、よろしくだモン」
クラゲの形の門が喋ったから
「…「えー!」…」同調シンクロした

 この島に、スポーツリゾート施設を建設予定、灯台クラゲ岩がゲートだったとか、喋る扉と融合しただとかを説明、本人も罪を認め、島流しを受け入れた。
 トランプ、将棋、リバーシ、チェス、釣竿(自動追尾捕獲糸付)を出す。
「ではウッスラ=スネゲさん、クラゲートも触手がありますし、時間もたっぷりあります、釣やゲームでもして過ごして下さい。」
「食料は、1週間分はありますし、何かあったら、メールして下さい、転移してきますから。 クラゲートも念話できますし、一人でも大丈夫ですね。」
メール登録をして、グランドランへ転移。

グランドランで、面々メール登録をして、ミィッサの冒険者ギルドへ転移。

「で、この依頼は、嘘なんですよね、この場合の報酬やポイントはどうなるのですか?」
「困りました、国王様の達成証明が無ければ、未達成のペナルティ、キャンセルの場合は、キャンセル料も発生します。」
「困りました…。」
「国王様の依頼をキャンセルすると、ランク剥奪になる恐れも…。困りました。」

「国王様にこの事が知れたら、クビに?」
クビナガさんが、首を手で切る仕草をする。
青くなる面々。


 先に進みそうに無いので、妖精の館から、光の精霊『ジャンプ=ロング』、風の精霊『シュポン=ワー』を呼び出す。 

「国王様に会えるようにしてもらえたり出来るかな?」
名刺とオリガミ家の通行手形メダルを渡す。

暫くすると、二人が戻ってきた。
「「お昼、一緒にどうですかって? セイカ=トモス様が言ってたよ」」
「…「えー!」…」同調シンクロした


 正装にお着替え、転移で、王宮へ、門前。
突然の訪問でしたが、盛大なお迎えです。
 門から建物まで、警備兵、護衛兵、騎士、魔導師、メイド、執事、妖精、精霊がずらりと並んでお出迎え。


【神力拡散】オーラ診断…誰だ?何だアイツ等って思ってらっしゃいます。
 何故か、精霊、妖精に魔力、霊力を枯渇している者が居る。
 その者の回りの【神力拡散】濃度を上げる。 フラフラと僕に飛びよって来ます。
ミーゼ以外はその異常に気が付きました。
僕に触れると、元気になります。

【神力拡散】オーラ診断…何だ?どうなっている?って思ってらっしゃいます。

「何故、魔力、霊力が枯渇しているの?」
「聖火が消えそうなんです。」
魔力、霊力が枯渇しているのは、火の妖精、精霊でした。

「聖火はどこ?」
城の奥、山の頂上付近を指差す。
「あそこ」
【神眼(星力モード)】
妖精や精霊、魔導師数人がかりで、火が消えないように、魔力、霊力を注ぎ入れている。

「ぼく、もう一度行ってくる。」「私も代わってくる。」「手伝ってくる。」と、妖精、精霊が飛んで行く。。

ロング、ワーが、精霊を連れてきた。
「精霊王様ですか? はじめまして、王宮へようこそ。わたくし風の精霊 微風ビフウ微風そよかぜと言います。お力をお貸しください。」ペコリ

【神力拡散】オーラ診断…精霊王?何者だ?アイツ等はって思ってらっしゃいます。

エナを無の空間ナインラウームで包みます。火の側に木の精霊をやるので、一応。
「エナ、ルージュ 聖火の所へ行って、詳しい状況を聞いてきてくれる? 解ったら、念話して」
「「はい」デスワ」
微風そよかぜと共に聖火に向かわせた。
ルージュの監視眼モニタリングアイを発動させる。

二人が飛んで行く。
「…「なんですとぉー!」…」同調シンクロした
護衛、警備の兵士達が剣を構える。
妖精、精霊が僕の回りに集まる。僕を守る。
「…「何?」…」兵士達が同調シンクロした
「…「ダメ!」…」妖精、精霊が同調シンクロした

馬が走ってきた。
「止めんか! 剣を納めろ!」
馬から降りてきたのは、女性
「すまない、お詫びする。ここからは、わたし、王宮警備第三部隊副隊長 ハードル=レーンがご案内します。」

レーンに着いていき、案内されたのは、中庭…前にも、こんなことあったような無かったような(--;)

中庭には、ゴーレムが居た。
ロックゴーレムとアイスゴーレム、ゴツゴツの岩肌の3メートル程のロックゴーレムが2体とアイスゴーレム。

「ワシの自慢のゴーレム隊を見ても驚かんのか?」
「は、初めて見ました、僕以外が使役したゴーレムを…。」
「ん? お主もゴーレムを使役しとるのか?」
「はい、10体程。」

ダミエナ、オリエナ、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーター、アースゴーレム×2(巨人の集落のお手伝い)、ストーンゴーレム×2(ナイバータの復興支援)、サンドゴーレム×2(赤ピラミッドの町のお手伝い)

「ほほほほっ、10体か? ほほほほっ」
笑ってますが、目が笑ってません、こめかみに筋が出て、ヒクヒクしてます。

「あの~、お名前教えてもらえますか? セイカ=トモス様では、無いですよね?」
「ワシか? ワシは、王宮警備魔獣隊隊長のヤミメ=キクゾウじゃ。」
「魔獣隊隊長? 召喚師…魔物を使役するスキル持ちの部隊って事ですか?」
「そうじゃ、召喚師、魔物使い、魔獣使いの部隊じゃ、エリート部隊じゃぞ。 ほほほほっ」
レーンさんが呆れていた。首を横に振る。
キクゾウ隊長だけかな?エリートと思っているのは?

スポツピック王国では、活動申請でも、魔力量でしたし。魔物を使役する職は、希少職?珍職?成りたくない職?。

「コホン、キクゾウ隊長、そんなことより…。」
咳払いをし、アイコンタクト?する、レーンさん。

「そんな事…そんな事… そ そうじゃな、そんな事じゃな…」
落ち込んでます? オーラの元気が無くなりました。

「お主は何者じゃ? 妖精、精霊が守護し、空飛ぶ能力を持つ人の上に立ち、ゴーレムを10体使役し、べっぴんさんを従え…」(羨ましいのぉ)
【神力拡散】の【神耳モード】で心の声が聞こえました。

この場所、ゴーレム達は、僕等への攻撃も考慮していると察知しました。

「僕はショウリ、カルタ帝国の冒険者です。 ランクはS、スポツピック王国での活動申請ランクもS、カラオッケイ国での活動申請ランクはSS、ここに来たミーゼ、まゆ(手で合図)、聖火に向かわせた、エナ、ルージュの夫です。 シーレン、スイレン、エスプリ、イヴが留守番でカルタ帝国に居ます、四人も僕の妻です。 妖精、精霊が僕を守護するのは、僕が精霊王の称号を持つ者だからです。」
「空飛ぶ能力を持つ者は、エナ、ルージュ以外にシーレン、スイレンが居ます。エナ、シーレン、スイレンは精霊だから飛べます、ルージュは、フェニックスの人化した姿ですから飛べます。」
「自走する移動式家キャンピング・ハウスで、旅をしている冒険者で、ハウスには、ダミエナ、オリエナ、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーター…メイドのゴーレムと、執事のゴーレムが居て、その主人ヴィルマです。」
「以上…、質問に答えました。」

「「は?」」キクゾウ隊長もレーン副隊長も頭に「?」です。

「ショウリさん、クラブの説明もしないといけないのでは?」
「そうだねミーゼ、規格外ノン・スタンダードと言うクラブのリーダーで、メンバーに、妻達と、黒龍の人化の姿のロン、光の精霊のライト、闇の大精霊のデューク、風の精霊のスキマ、花の精霊のカオル、土の精霊のミホ、火の精霊のフレイ、フレイの旦那のバカデさんが居ます。」
「その他にハウスには、神の蜘蛛アランカブトゥーの人化の姿のくも爺さん、武神『ア・バレル=ハッサン』神様、魔法神『デイサクゲッ・キス=マナ』神様、知識神『キータブ・ブック=イーベル』神様、農耕神『リッチネス=ファーミング』神様、商業神『コマーシャル=イナキア』神様、天候神『エイセイ=ヒマワリ』神様、音楽神『モルモム=シャンテ』が居ます。神様方に認められ、『神に認められし者』の称号を獲ました。」
「「は?」」キクゾウ隊長もレーン副隊長も頭に「?」です。
オーラ診断で、混乱困惑パニック状態を確認。

ルージュの監視眼モニタリングアイで、状況確認、念話でエナに指示、魔力、霊力の枯渇した妖精、精霊に魔力譲渡トランスファー霊力譲渡メガトランスファー

聖火が消えかけている理由、魔力寄付ドネーション用の魔石パネルの破損。

「聖火に向かわせた、エナから念話で、聖火が消えかけている理由が解りました、何故魔力寄付ドネーション用の魔石パネルが破損したのですか? いつ破損したのですか?」

「何?」「え?」
僕の言葉で、(パニック状態から)戻ってきました。

魔力寄付ドネーション用の魔石パネルの破損を確認したのは、今年1月1日、新年の魔力寄付ドネーションの儀式の際、年末の魔力寄付ドネーション納めの時は無傷。
数時間の間に破損するような何かが起きた。
破損してからは、直接魔力寄付ドネーションで効率が悪い。
例えるなら、焚き火に薪を入れず、火の着いた小枝を入れる様なもの。消えないけど、燃え尽きるのが早い。どんどん小枝(魔力、霊力)を入れないと間に合わない。
魔石パネル用の魔石を探している。 火の魔石(特大)

「あるよ。火の魔石(特大)」
エスプリは、居ません、ミーゼさんです。
ポーチから魔石を出す。

驚いた、キクゾウ隊長とレーン副隊長。
魔石の大きさを確認、直ぐに聖火に行くことに。
「出来ますよ、転移。」
記憶転移で、聖火の所へ。
驚いた、キクゾウ隊長とレーン副隊長。

聖火に魔力、霊力を注入していた妖精、精霊が驚く。

「「ショウリ様」」
エナとルージュが飛んできた。

エナとルージュの案内で、魔力寄付ドネーション用の魔石パネルの所へ。
キクゾウ隊長とレーン副隊長は、僕らに着いてくる。

「ここに、魔石をはめるのだが、魔石を加工しないと…。」
「出来ますよ、加工。」
ひび割れた魔石パネルを外し、同じ形に加工。魔石パネルをはめる。

魔力寄付ドネーションします、離れて下さい。」
妖精、精霊が離れて、魔力寄付ドネーションする前に、聖火台の強化…、壊れませんように(心の中で思い) 魔力寄付ドネーションする。

ボワッー、ピカッー!

聖火台の火がとてつもなく大きくなり、眩しい光を放つ。
目が開けられなくなった。
強化しておいて良かった…。(--;)

「キャー」「わー」「何?」「え~!」「スゴ~い」「眩しい~」
妖精、精霊が騒ぎます。

「なんじゃとぉー!」とー とー とー
「えーーーー!」 えー えー えー
キクゾウ隊長とレーン副隊長の声がこだまする。

ミーゼ達は、ポーチからサングラスを出し、装備。
僕は、目を瞑っても、【神力拡散】で、回りの様子が解る。 残留魔力で、魔石パネルを破損させた原因が…犯人が解った。


で、こうなる。
国王様達と昼食。




残り1741日(2月20日)

エルフの里『タリコホ・ダウワーマ』に行く予定。



次で、第7章が終わります。

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フォロー600越えました。ありがとうございます。



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