これって?ゲーム?異世界?
第7章 第222話 何でこうなるの?
第7章 マスター権限
第222話 何でこうなるの?
前回のあらすじ。
神様達も同行することになった。
「ショウリ、1600にレベル上がって、攻撃力どれくらい?」
「ショウリさん、総額いくらです?教えて下さい。希望します。(¥o¥)」
「教えてもいいかな、攻撃力は、3276億で、資産はポーチも合わせて、王金貨3億8600枚以上ある。」
「…「えーー!!」…(¥o¥)」同調した
神様達も驚いた。
武神ア・バレル=ハッサンの攻撃力でさえ、5000万だとか…、
モンスター広場に、バトルフィールドを展開、武神と模擬戦。 30分後
「ね、これ以上強くなっても、僕自身使いきれないと思うんです。」
武神ア・バレル=ハッサンをテクニックではなく、スピードで圧倒した。
「ハアハアハア こんな こんなことが、有るのか? ハアハア ハアハア」
(ハッサン様には、悪いですが、僕は魔法で強さを押さえてます。 1/1000、3億にしていた。途中身体強化を使われ、やばい時があったが、こちらも身体強化で形勢逆転、完全記憶が、ハッサン様の動きを覚え、戦いの途中から更に強くなっていった。)
「神界なら、ここまで劣勢には、ならなかったかもしれんな…、イヴ様が、目をつけただけのことはある。 ハアーフー」
深呼吸1つで呼吸を整えた、ハッサン様。
バトルフィールドを解除
「見えなかった…。」
誰も二人の戦いを黙視出来ていなかった。
武神と僕のスピードに着いてこれた者は居なかった、神様にも。
「早かったはね」「流石ね」
「あれくらいで、見えないなんてまだまだね。」
目が泳いでいます。【神眼】が嘘だとオーラ判断してます。
僕目線の映像を記憶再現で、ライト、デューク、ロン、まゆ、ルージュ、ハッサン様に、見せた。
希望されたから。
「くっ」「うっ」「…。」「あうっ」「はうっ」 ツー×5、ガクッ×5
ハッサン様以外が、鼻血をたらし、膝をついた。
「ショウリ?エッチな映像を見せた?」
「エスプリ、そんなの見せてないよ。今の戦いだよ」
頭をおさえながら、まゆが答える。
「エスプリさん心配しなくても、確かに映像は今の戦いのでした。 でも何なのですか? …この戦いは、とても30分のバトルとは思えません。まるで何日も戦ったような…、凄すぎます。」
「…「あっ」…」神様達が、動揺する。
「いかんな…、すまん。ショウリ、お前は無意識のうちに神の力を使ったらしい。」
「はい? 神の力?」
「ん~、9分たったとき、俺の足払いで体勢を崩し、背中と脇に打撃を受けた後、パワーを上げたろ?あの時恐らく無意識で俺等の力『タイムスキップ』を発動させていたんだ」
「『タイムスキップ』?」
「人間の神経伝達速度には限界がある。どんなにステータスが上がってもそれは、普通越えられない。…が、神の限界は元々人間のそれでは無い。ショウリは、俺との戦いでは、その限界を遥かに越えていた。ステータスが異常すぎて、それに気づかなかった。」
「映像を見ると、明らかに考えながら、動いていた、目で見、頭で次の行動を考え、それを実行する。戦闘の素人のそれだ。人間の神経伝達速度では、出来ない事を俺より早く行っている。 それを可能にするのが『タイムスキップ』時間の制御、コントロールだ」
「時間の制御?」
「30分のバトルで、20分程の『タイムスキップ』…、恐らく7日分の時間を凝縮していたのでしょう…。」
「時間の凝縮、即ち寿命の消費。」
知識神イーベル様、農耕神ファーミング様が言う。
「…「え?」…」同調した
「寿命の消費?」
神々の動揺は僕の寿命の消費が原因だった。
「ダーリンは、『タイムスキップ』使用禁止です。」
賛成多数で可決。
で、こうなる。
「あれ?」くらくらバタン
「主!」「ショウリ」「ショウリ様!」「ダーリン」
僕は意識を失って倒れた。
〈ショウリ&お嫁さん達の寝室〉
ベッドに寝ていた。
「ダーリン お目覚めですか? 『タイムスキップ』の副作用、反動で、神経、筋肉、魔力にダメージを受けてます。」
「魔力にダメージ?」
「魔力のダメージとは、体内を流れる魔力の流れが異常な状態です。その時には、魔力の行使は、暴走しやすく制御が出来にくく、思った魔法と、違う魔法効果が出たり、様々な弊害が出たりします。 今日から、魔法も禁止です。回復系の魔法も使わないで下さい。転移も、ナビレーダーも全て魔法は禁止です。絶対安静です。女神として警告します、回復するまで魔法を使わないで下さい。妻として希望します。」
体も筋肉痛の酷いヤツ?動かない、寝返りさえキツい。歩くなんて出来ない。
恥ずかしながら、魔法が使えないと何も出来ない。
トイレさえ。食事も箸が持てない。スプーンを鷲掴み、力が入らない。口まで運べない。
ポーチから、ガチャで出た『介護ベッド』を出してもらい、スマホからこの前手に入れた『動く車イス』のカードを出す。
「まさか、これを自分で使うことになるとはね…。」
「ショウリは、魔法禁止。ボクが召喚する」
「ショウリ様、ベッドはこちらでよろしいですか?」
「あぁ、ありがとう、ミスミネーター、そこで良いよ。」
ショウリ&お嫁さん達の寝室は、男子禁制、神聖な領域、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーターは、入れる。
男性陣は、2階にさえ上がれません。
車イスの移動…、イヴが、階段の上と下に魔法陣を書いた、2階や1階への移動は、魔法陣転移を使う。
休憩中、移動式家へリッパーが入ってきた。
「どうしたのよ?」
車イスの僕を見て驚くリッパー
「ちょっと、模擬戦してボロボロになっちゃいました はははっ」
「あんたがボロボロに? 誰と模擬戦したのよ?」
「武神ア・バレル=ハッサン様と」
「は? 今 誰とって言った? 武神? ア・バレル=ハッサン神様?」
「そ、武神と模擬戦してボロボロにされた」
「えーーーー!?」
ソファーに座る、神々に目が行き、更に驚いた。
で、こうなる。
商隊全員ハウスの中に来た。
記念撮影。 パシャり
「ど どうして、神様達が居るのですか?」
「さっきの休憩の時に言いましたよね? ノーリヤ神殿に行ってきたって、あの後にご一緒することになりました。」
「で、武神ア・バレル=ハッサン様と模擬戦してボロボロにされた。と?」
「勝つことは、勝ったんだけど、これじゃ勝ったことにならないよね。 はははっ」
「え?なにっ? 勝ったの?」
「ショウリが、ハッサンに勝ったのは間違いない」
「主は、武神様に勝ちました。凄い戦いでした。」
「そ、あんたがどれだけ化け者か解ったような気がするわ…。神様…それも武神に勝つなんて…。」
リッパーの言葉に、サンデー、フライデ、ペッタン、バレーアル、ペーポも呆れ頷く。
ティータイム
「美味しいチョコですね」
「クッキーも美味しい」
「「「ありがたき幸せ」」」
チョコじろう(4色チョコマジロ)もステー、クッター(スネークテール・クッキータートル)も歓喜極まっていた。神様に誉められたのだから。
僕は、イヴに誉められたときの反応は小さかった事を知っている。
「紅茶に合いますね、紅茶も美味しいです。」
「ありがとうございますですわ」ペコリ
何でこうなるの?
「ショウリ様、あーん」
「(パクッ ポリポリ)ん、美味しい」
「どうぞ」
「(ズズーッ)ん、美味しい。シーレン、スイレン ありがとう、クッキーもオリエナありがとう」
チョコを手に取る事も、カップを口に運ぶことも妻頼み、意識ははっきりしてるから恥ずかしい。食事よりトイレが恥ずかしい。まゆかルージュに便器に座らせてもらう、ズボンも下ろしてもらう、お尻も拭いてもらい、パンツも上げてもらう。恥ずかしい。
魔法が使える様になったら、自動洗浄便座にすると心に決める僕でした。
「ショウリ様、今日はここで宿泊しようと思います。」
「そうだね、ここでいいかな」
18:18 ホースヒールポイント
ライトメル目線のシアターで、外を見ていたので、許可した。
「ミーゼ、スマホのマップを確認したいんだけど、いいかな?」
「はい」
「ここからだと、マヤシタの里まで、二日かな?」
「そうですね、召喚獣(ライトメル、レフトメル、炎飛馬、モモコ)の移動速度を考えると、それくらいだと思います。」
「里に着く頃には、回復してるかな?」
「どうでしょう? 私には、解りません。」
回りには、誰も居ない。
「夜もお預けかな?」
「大丈夫ですよ、ショウリは、何もしなくても…。」赤くなるミーゼ
これは、あれだね、(夫の勤めを)しなくても大丈夫と言う意味じゃ無いよね。 (僕は)動かなくても大丈夫って事だよね。されるがまま。そういうプレイですか?アバターも使えず8人の妻、どうなるのかな?
「まさか、まゆに抱っこされるとはね、重くない?」
「大丈夫です、今だけの特権です」
僕を抱っこ出来るのは、後はルージュくらいか?イヴも出来るか…。いや、もしかしたら、お嫁さん全員出来ちゃう?それくらいのステータスはあるよね?僕のお嫁さん全員…。
「ねぇ、僕って病人なの?けが人なの?」
「何か困りますか?どちらでも宜しいのでは?」
「技の反動で、動けないってことは、後遺症は残らないよね?」
「はっ、イヴ様、ショウリ様に、後遺症は残りませんよね? 何が機能しなくなる何て事も、無いですよね?」
シーレンは何を心配してるのかな?(--;)
何でこうなるの?
検証です、今日は機能してる様で安心した、奥様達。
「僕は、絶対安静なんだよね?」
「ハアハア そうです、ダーリンは、絶対安静です。」
「絶対安静中にすることなのかな?」
「ハアハア ショウリは、したくないの?」
「したくないこと無いよ」
「ハアハア ショウリ様は、動かなくても大丈夫ですよ」
「ハアハア ワタシ達が、動きますデスワ」
確かに、僕は動かずに済んだ…。
「おやすみ」
「…「おやすみ」なさい」デスワ」
ログアウトした。
翌朝、まだ動けなかった。
多数決病人4、けが人4+1、動く熊のぬいぐるみの差で、けが人となる。
「すまないねぇ ゴホッゴホッ」
「どうしたのですか? 多数決で、けが人になったでしょう、それじゃ病人みたいじゃないですか?」
「魔法が、使えたら、おじいさんになったんだけどね。ルージュは、歳はとらないんだろうね。僕がおじいさんになっても今のままなのかな?」
「ショウリ様なら、カモフラージュで、若くお見せになられるのでは? 理想の姿かもしれませんが…。」
ルージュの顔はどこか寂しい、僕がおじいさんになることは無いと解っているから?
♪メール受信音♪♪♪♪♪
プロン赤指名依頼
「ワナキオさんだろうね、帝都ススペードから、依頼みたいだ」
「今度、ルージュにも転移系のスキルを付与しないといけないね。」
「転移系のスキルより、子供を付与して下さい。」(パクッ)
「うっ」魔力寄付?した。
シーレンとミーゼを代理として、帝都ススペードに行ってもらった。(シーレンの記憶転移で)
「ただいまです」
「お帰り、どんな依頼だった?」
~ ~ ~ ~ ~ ~
ヤーセマシタ林とノーリヤの森のセーブポイントを、ギルド管轄下に置くために、ギルドの施設設立の依頼だった。
~ ~ ~ ~ ~ ~
「え? 町か村を造るって?、最低でも、ギルド分所を建てるの? それで、僕が動けないと知って、どうなった?」
「『え? ショウリ君が、動けなくなった? 武神ア・バレル=ハッサン神様と模擬戦して勝った? そして、技の副作用で、動けなくなったの? 動ける様になったら、メールくれるかな? 暫くは、頭痛薬要らなそうだね』だそうです。」
今居るメンバーで、町や村を造れる者は神くらい?神様は、手を貸してはくれない。
まゆがライトの記憶転移でセーブポイントへ行き、まゆの糸の結界を張る。
近づけない結界ではなく、近づいた者を知らせる結界だ。
「次は、ノーリヤの森のセーブポイントに結界です。セーブしますね」
セーブすると、ライトの転移系のスキルに反応、ノーリヤの森のセーブポイントへ飛ばされる。(ライトがまゆの肩に触れてます)
「ここにも、糸の結界を張りました。これで、ここへ近づいた者は私には解ります。」
「その時にライトが来れば、対処出来ますね。 戻りましょう」
糸の結界を張った報告を聞く。
その旨をワナキオさんにメールしてもらう。
メールって、便利。動けないって、とても不便。
「お前は、1人で何でもやり過ぎだ。」
バカデさんに注意される。
「注意します」
朝食も食べさせてもらい、一日が始まる。
残り1760日 → 1752日(2月9日)
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第222話 何でこうなるの?
前回のあらすじ。
神様達も同行することになった。
「ショウリ、1600にレベル上がって、攻撃力どれくらい?」
「ショウリさん、総額いくらです?教えて下さい。希望します。(¥o¥)」
「教えてもいいかな、攻撃力は、3276億で、資産はポーチも合わせて、王金貨3億8600枚以上ある。」
「…「えーー!!」…(¥o¥)」同調した
神様達も驚いた。
武神ア・バレル=ハッサンの攻撃力でさえ、5000万だとか…、
モンスター広場に、バトルフィールドを展開、武神と模擬戦。 30分後
「ね、これ以上強くなっても、僕自身使いきれないと思うんです。」
武神ア・バレル=ハッサンをテクニックではなく、スピードで圧倒した。
「ハアハアハア こんな こんなことが、有るのか? ハアハア ハアハア」
(ハッサン様には、悪いですが、僕は魔法で強さを押さえてます。 1/1000、3億にしていた。途中身体強化を使われ、やばい時があったが、こちらも身体強化で形勢逆転、完全記憶が、ハッサン様の動きを覚え、戦いの途中から更に強くなっていった。)
「神界なら、ここまで劣勢には、ならなかったかもしれんな…、イヴ様が、目をつけただけのことはある。 ハアーフー」
深呼吸1つで呼吸を整えた、ハッサン様。
バトルフィールドを解除
「見えなかった…。」
誰も二人の戦いを黙視出来ていなかった。
武神と僕のスピードに着いてこれた者は居なかった、神様にも。
「早かったはね」「流石ね」
「あれくらいで、見えないなんてまだまだね。」
目が泳いでいます。【神眼】が嘘だとオーラ判断してます。
僕目線の映像を記憶再現で、ライト、デューク、ロン、まゆ、ルージュ、ハッサン様に、見せた。
希望されたから。
「くっ」「うっ」「…。」「あうっ」「はうっ」 ツー×5、ガクッ×5
ハッサン様以外が、鼻血をたらし、膝をついた。
「ショウリ?エッチな映像を見せた?」
「エスプリ、そんなの見せてないよ。今の戦いだよ」
頭をおさえながら、まゆが答える。
「エスプリさん心配しなくても、確かに映像は今の戦いのでした。 でも何なのですか? …この戦いは、とても30分のバトルとは思えません。まるで何日も戦ったような…、凄すぎます。」
「…「あっ」…」神様達が、動揺する。
「いかんな…、すまん。ショウリ、お前は無意識のうちに神の力を使ったらしい。」
「はい? 神の力?」
「ん~、9分たったとき、俺の足払いで体勢を崩し、背中と脇に打撃を受けた後、パワーを上げたろ?あの時恐らく無意識で俺等の力『タイムスキップ』を発動させていたんだ」
「『タイムスキップ』?」
「人間の神経伝達速度には限界がある。どんなにステータスが上がってもそれは、普通越えられない。…が、神の限界は元々人間のそれでは無い。ショウリは、俺との戦いでは、その限界を遥かに越えていた。ステータスが異常すぎて、それに気づかなかった。」
「映像を見ると、明らかに考えながら、動いていた、目で見、頭で次の行動を考え、それを実行する。戦闘の素人のそれだ。人間の神経伝達速度では、出来ない事を俺より早く行っている。 それを可能にするのが『タイムスキップ』時間の制御、コントロールだ」
「時間の制御?」
「30分のバトルで、20分程の『タイムスキップ』…、恐らく7日分の時間を凝縮していたのでしょう…。」
「時間の凝縮、即ち寿命の消費。」
知識神イーベル様、農耕神ファーミング様が言う。
「…「え?」…」同調した
「寿命の消費?」
神々の動揺は僕の寿命の消費が原因だった。
「ダーリンは、『タイムスキップ』使用禁止です。」
賛成多数で可決。
で、こうなる。
「あれ?」くらくらバタン
「主!」「ショウリ」「ショウリ様!」「ダーリン」
僕は意識を失って倒れた。
〈ショウリ&お嫁さん達の寝室〉
ベッドに寝ていた。
「ダーリン お目覚めですか? 『タイムスキップ』の副作用、反動で、神経、筋肉、魔力にダメージを受けてます。」
「魔力にダメージ?」
「魔力のダメージとは、体内を流れる魔力の流れが異常な状態です。その時には、魔力の行使は、暴走しやすく制御が出来にくく、思った魔法と、違う魔法効果が出たり、様々な弊害が出たりします。 今日から、魔法も禁止です。回復系の魔法も使わないで下さい。転移も、ナビレーダーも全て魔法は禁止です。絶対安静です。女神として警告します、回復するまで魔法を使わないで下さい。妻として希望します。」
体も筋肉痛の酷いヤツ?動かない、寝返りさえキツい。歩くなんて出来ない。
恥ずかしながら、魔法が使えないと何も出来ない。
トイレさえ。食事も箸が持てない。スプーンを鷲掴み、力が入らない。口まで運べない。
ポーチから、ガチャで出た『介護ベッド』を出してもらい、スマホからこの前手に入れた『動く車イス』のカードを出す。
「まさか、これを自分で使うことになるとはね…。」
「ショウリは、魔法禁止。ボクが召喚する」
「ショウリ様、ベッドはこちらでよろしいですか?」
「あぁ、ありがとう、ミスミネーター、そこで良いよ。」
ショウリ&お嫁さん達の寝室は、男子禁制、神聖な領域、ミスミネーター、オリミネーター、ダイミネーターは、入れる。
男性陣は、2階にさえ上がれません。
車イスの移動…、イヴが、階段の上と下に魔法陣を書いた、2階や1階への移動は、魔法陣転移を使う。
休憩中、移動式家へリッパーが入ってきた。
「どうしたのよ?」
車イスの僕を見て驚くリッパー
「ちょっと、模擬戦してボロボロになっちゃいました はははっ」
「あんたがボロボロに? 誰と模擬戦したのよ?」
「武神ア・バレル=ハッサン様と」
「は? 今 誰とって言った? 武神? ア・バレル=ハッサン神様?」
「そ、武神と模擬戦してボロボロにされた」
「えーーーー!?」
ソファーに座る、神々に目が行き、更に驚いた。
で、こうなる。
商隊全員ハウスの中に来た。
記念撮影。 パシャり
「ど どうして、神様達が居るのですか?」
「さっきの休憩の時に言いましたよね? ノーリヤ神殿に行ってきたって、あの後にご一緒することになりました。」
「で、武神ア・バレル=ハッサン様と模擬戦してボロボロにされた。と?」
「勝つことは、勝ったんだけど、これじゃ勝ったことにならないよね。 はははっ」
「え?なにっ? 勝ったの?」
「ショウリが、ハッサンに勝ったのは間違いない」
「主は、武神様に勝ちました。凄い戦いでした。」
「そ、あんたがどれだけ化け者か解ったような気がするわ…。神様…それも武神に勝つなんて…。」
リッパーの言葉に、サンデー、フライデ、ペッタン、バレーアル、ペーポも呆れ頷く。
ティータイム
「美味しいチョコですね」
「クッキーも美味しい」
「「「ありがたき幸せ」」」
チョコじろう(4色チョコマジロ)もステー、クッター(スネークテール・クッキータートル)も歓喜極まっていた。神様に誉められたのだから。
僕は、イヴに誉められたときの反応は小さかった事を知っている。
「紅茶に合いますね、紅茶も美味しいです。」
「ありがとうございますですわ」ペコリ
何でこうなるの?
「ショウリ様、あーん」
「(パクッ ポリポリ)ん、美味しい」
「どうぞ」
「(ズズーッ)ん、美味しい。シーレン、スイレン ありがとう、クッキーもオリエナありがとう」
チョコを手に取る事も、カップを口に運ぶことも妻頼み、意識ははっきりしてるから恥ずかしい。食事よりトイレが恥ずかしい。まゆかルージュに便器に座らせてもらう、ズボンも下ろしてもらう、お尻も拭いてもらい、パンツも上げてもらう。恥ずかしい。
魔法が使える様になったら、自動洗浄便座にすると心に決める僕でした。
「ショウリ様、今日はここで宿泊しようと思います。」
「そうだね、ここでいいかな」
18:18 ホースヒールポイント
ライトメル目線のシアターで、外を見ていたので、許可した。
「ミーゼ、スマホのマップを確認したいんだけど、いいかな?」
「はい」
「ここからだと、マヤシタの里まで、二日かな?」
「そうですね、召喚獣(ライトメル、レフトメル、炎飛馬、モモコ)の移動速度を考えると、それくらいだと思います。」
「里に着く頃には、回復してるかな?」
「どうでしょう? 私には、解りません。」
回りには、誰も居ない。
「夜もお預けかな?」
「大丈夫ですよ、ショウリは、何もしなくても…。」赤くなるミーゼ
これは、あれだね、(夫の勤めを)しなくても大丈夫と言う意味じゃ無いよね。 (僕は)動かなくても大丈夫って事だよね。されるがまま。そういうプレイですか?アバターも使えず8人の妻、どうなるのかな?
「まさか、まゆに抱っこされるとはね、重くない?」
「大丈夫です、今だけの特権です」
僕を抱っこ出来るのは、後はルージュくらいか?イヴも出来るか…。いや、もしかしたら、お嫁さん全員出来ちゃう?それくらいのステータスはあるよね?僕のお嫁さん全員…。
「ねぇ、僕って病人なの?けが人なの?」
「何か困りますか?どちらでも宜しいのでは?」
「技の反動で、動けないってことは、後遺症は残らないよね?」
「はっ、イヴ様、ショウリ様に、後遺症は残りませんよね? 何が機能しなくなる何て事も、無いですよね?」
シーレンは何を心配してるのかな?(--;)
何でこうなるの?
検証です、今日は機能してる様で安心した、奥様達。
「僕は、絶対安静なんだよね?」
「ハアハア そうです、ダーリンは、絶対安静です。」
「絶対安静中にすることなのかな?」
「ハアハア ショウリは、したくないの?」
「したくないこと無いよ」
「ハアハア ショウリ様は、動かなくても大丈夫ですよ」
「ハアハア ワタシ達が、動きますデスワ」
確かに、僕は動かずに済んだ…。
「おやすみ」
「…「おやすみ」なさい」デスワ」
ログアウトした。
翌朝、まだ動けなかった。
多数決病人4、けが人4+1、動く熊のぬいぐるみの差で、けが人となる。
「すまないねぇ ゴホッゴホッ」
「どうしたのですか? 多数決で、けが人になったでしょう、それじゃ病人みたいじゃないですか?」
「魔法が、使えたら、おじいさんになったんだけどね。ルージュは、歳はとらないんだろうね。僕がおじいさんになっても今のままなのかな?」
「ショウリ様なら、カモフラージュで、若くお見せになられるのでは? 理想の姿かもしれませんが…。」
ルージュの顔はどこか寂しい、僕がおじいさんになることは無いと解っているから?
♪メール受信音♪♪♪♪♪
プロン赤指名依頼
「ワナキオさんだろうね、帝都ススペードから、依頼みたいだ」
「今度、ルージュにも転移系のスキルを付与しないといけないね。」
「転移系のスキルより、子供を付与して下さい。」(パクッ)
「うっ」魔力寄付?した。
シーレンとミーゼを代理として、帝都ススペードに行ってもらった。(シーレンの記憶転移で)
「ただいまです」
「お帰り、どんな依頼だった?」
~ ~ ~ ~ ~ ~
ヤーセマシタ林とノーリヤの森のセーブポイントを、ギルド管轄下に置くために、ギルドの施設設立の依頼だった。
~ ~ ~ ~ ~ ~
「え? 町か村を造るって?、最低でも、ギルド分所を建てるの? それで、僕が動けないと知って、どうなった?」
「『え? ショウリ君が、動けなくなった? 武神ア・バレル=ハッサン神様と模擬戦して勝った? そして、技の副作用で、動けなくなったの? 動ける様になったら、メールくれるかな? 暫くは、頭痛薬要らなそうだね』だそうです。」
今居るメンバーで、町や村を造れる者は神くらい?神様は、手を貸してはくれない。
まゆがライトの記憶転移でセーブポイントへ行き、まゆの糸の結界を張る。
近づけない結界ではなく、近づいた者を知らせる結界だ。
「次は、ノーリヤの森のセーブポイントに結界です。セーブしますね」
セーブすると、ライトの転移系のスキルに反応、ノーリヤの森のセーブポイントへ飛ばされる。(ライトがまゆの肩に触れてます)
「ここにも、糸の結界を張りました。これで、ここへ近づいた者は私には解ります。」
「その時にライトが来れば、対処出来ますね。 戻りましょう」
糸の結界を張った報告を聞く。
その旨をワナキオさんにメールしてもらう。
メールって、便利。動けないって、とても不便。
「お前は、1人で何でもやり過ぎだ。」
バカデさんに注意される。
「注意します」
朝食も食べさせてもらい、一日が始まる。
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