これって?ゲーム?異世界?
第7章 第212話 馬旨詐欺?
第7章 マスター権限
第212話 馬旨詐欺?
前回のあらすじ。
オリメが、お泊まりに来て、トランプ、リバーシ、木片タワー倒すのは誰だ!、チェス、将棋、五目並べ等ゲームで遊ぶ。
新しい職業、特技を創る。
スキマとライト、情報収集から帰宅。
〈6日目(2月4日)〉
お昼休憩
“ショウリはん、いろいろ解ったで”
“転移で、戻しても大丈夫?”
“頼むわ”
“ショウリ様、マヤシタの里の情報収集、終わりました。”
“じゃ、ハウスに戻すよ。”
スキマとライトを印転移。
「なんや? デュークは、とっくに情報収集終わらせ、帰っとったんか?」
「流石ですね。」
スキマとライトの報告を聞く。デュークの報告確認。
スキマ:コイーンタウン
馬主、ソコ=イターノ 男 ドワーフ
馬は、茶色。時々、馬を購入
馬の所持数不明。現在牧場には、4頭。(2月4日現在)
魔物や盗賊によく襲われる、商業ギルドで、保険金をよくもらう。
宿屋、今のところ怪しい所は無し。
門番、ヤキンニ=ストレス…金に困っている割に、飲み歩く。好んで、夜勤をする。
ライト:マヤシタの里
牧場で飼育されている馬は、全部茶色。
馬主、マダ=タリン 女 ドワーフ
強欲。ケチの割に、馬は貸してくれる。
牧場の形が、変。
馬の所持数が不明。現在牧場に4頭。(2月4日現在)
賠償は、きちんとさせる。
商業ギルドでよく保険金を受け取っている。
里の近くの山の所有権を主張している。馬を山に連れていく事がよくある。
山に洞窟と小屋も確認、両方妖精に見張らせている。
デューク:ドウドウゾ村
馬主、マダ=オッターノ 男 ドワーフ
馬は、茶色。12頭所有。現在全頭貸出中。(2月1日現在)
世話好き、お節介、村の見回りもしている。
馬の購入回数が多い、貸し出した馬3回に1回くらい魔物か、盗賊に襲われている。商業ギルドでよく保険金を受け取っている。
冒険者や商人からは、少ししか貰わない。
いい人ぽい。
ショウリ「以上です。この、報告から何を推測します?」
ゼロックス「ふん、馬旨い詐欺だな。」
ショウリ「馬旨い詐欺?」
バカデ「馬を利用し、美味しい思い…馬が殺られ保険金を受けとる、馬を購入するも、盗んだ馬か訳有り安い馬で、元手は掛かっていない、馬を貸しているから、賠償もさせる。1頭の馬で、元は掛けず、賠償させ、保険金を貰う。盗品の売買…盗品には口は出さない、盗賊等の手数料って、とこだろう。」
ペッタンさんも、バレーアルさん、ペーポさん、リッパーさん、サンデーさん、フライデさんも、(納得したように)頷いた。ウン
クラブメンバーもほぼ同意見。
ショウリ「馬を元手を掛けず盗む。盗賊か魔物が襲えば、商業ギルドから保険金が入る。冒険者や商人に、賠償させる。 盗んだ荷物は、盗賊の手数料、どう処分しようが自由。 足が付きやすい、高級品ではなく、日用雑貨品を奪い、町で小出しで売却。ほぼ足は付かない。」
スキマ「コイーンタウンでは、月に2回、タブレット販売…テント販売市があるんや。そこで、堂々と販売しても解らんちゅこっちゃ。」
コイーンタウン・テント市第2・4週最初の晴の日、今月なら7日(光)
※前日が雪や大雨でも、次の日には開催可能。(魔法って便利)
※2・4週が1週間雨が続いた事は無い。
〈コイーンタウン付近〉
2月 4日 ~ 2月 9日
2月 4日(水) 曇り 24/17 風
5日(風) 曇りのち雨 27/17 雷
6日(土) 曇り時々雨 26/23
7日(光) 晴 28/20
8日(闇) 晴 29/21 風
9日(火) 晴のち曇り 28/20
「テント市の確認も必要ですね。ヤーセナイ村も近くなりましたし、御者を女性陣にして、移動式家は距離をとって、移動しましょうか」
「僕は、商業ギルド本部に、ロチョさんに会いに行ってきます。その後、コイーンタウンへ行こうと思います。」
「コイーンタウンへ行くなら、俺も連れて行け。」
「もしかしたら、ピラミッドの町にも行くかもしれないけど、誰が来る?」
「…「はい!」…」全員手を上げた。
「くも爺さんは、関係ないでしょう? ペッタンさん達も。」
「ピラミッドの町に行くなら、尚更連れて行け。」
「イヴと、まゆと……エスプリいい?」
「はい」「はい、喜んで」「うん」
ライトとデュークを人の大きさで、マヤシタの里へ、記憶転移させ、住民の確認、情報収集を指示。
スキマをドウドウゾ村へ、人の大きさで、記憶転移、情報収集を指示。
僕、ゼロックスさん、イヴ、まゆ、エスプリで帝都商業ギルド本部に記憶転移。
ロチョさんに会い、盗賊の履歴を確認。
マダ=オッターノ、マダ=タリン、ソコ=イターノが保険金を受け取った事件。
保険金が支払われていない、ドウドウゾ村、マヤシタの里、コイーンタウン、ヤーセナイ村に関係するルートを通った事件。
その時奪われた商品のリスト確認。
(完全記憶で記憶)
「これは、複写ですよね? 持っていってもいいですか?」
「構いませんよ。」
「帝都でも、テント市有りましたよね?その時の販売商品って登録とか要らないのですか?」
「商品を毎回申請は要りませんが、大抵は、店を持つ者が出店しますから…。!?まさか?」
「テント市で、販売をするなら、もしかすると、その手の物を扱う店の仲間が居ないと怪しまれるのではないかと思ったのですが…。」
「仕入れ数と販売数がおかしい店は解りませんか?」
「仕入れをして無い、盗賊に襲われ商品が無いはずの店が販売する等でない限りは、解らないのが現状です。」
「そうですかぁ…、じゃ、コイーンタウンへ行きましょうか?」
ロチョさんと共に、コイーンタウンへ記憶転移。
ゼロックスさんは、アバターと冒険者ギルドに、ロチョさんと僕らは、商業ギルドに。
冒険者ギルドで、盗賊履歴確認、盗難品リストチェック。(ゼロックスさんは、メール送受信登録)
商業ギルドで、盗賊履歴確認、盗難品リストチェック。
解る範囲で、盗品と類似品の商品の入出個数をリストアップ。
特に、在庫数の少ない商品をチェック。
テント市出店店舗リスト確認。
怪しい店舗の偵察に妖精を派遣。
問題の馬主や門番の見張りも増員。
メール送受信可能にし、それぞれ、ピラミッドの町に記憶転移。
「ねぇ、ショウリ、何で、ピラミッドの町に来たの?」
「ちょっと気になる事が合って、ドウドウゾ村、マヤシタの里、コイーンタウンからこの町に来た、子供達に話を聞きたくて来たんだよ。」
「?」エスプリだけでなく、みんな?だ。
◆ピラミッド町の冒険者ギルド◆
僕が、連れてきた子供達に話を聞く。
〈ドウドウゾ村の子〉
〈マヤシタの里の子〉
〈コイーンタウンから来た子〉
〈ヤーセナイ村からの子〉
マヤシタの里の子とヤーセナイ村の子が、アルバイトをしていた。宿屋の馬小屋に侵入、馬が元気になると言われた草を馬に食べさせていた。
ドウドウゾ村の子が、商隊の荷物、出発の日、目的地等の情報収集をしていた。
コイーンタウンから来た子は、何も知らなかったが、同じ年代の子が、そんな小遣い稼ぎをしていたと証言。
子供達を使って居たことを薄々感じていた僕と違い、ゼロックスさんも、ロチョさんも怒りをにじませる。
「外道が!」「許せませんね。」
「ショウリ、アイさんとメール可能に出来んか?」
「はい? アイさんは、関係ないですよね?」
「ベレーザさん、ミターさん、1つ聞いてもいいですか?今回の件とは、関係無いのですが、ピラミッドって、昼間の暑さで、熱くなりませんか?」
「この町は、砂漠の町です、夜は冷えます。ピラミッドの放熱が、最近の夜を過ごしやすくしてます。風の妖精の力も有りますが。」
「そうなんですね、風の妖精集合。」
風の妖精が集まる。
「「何?」」
「君達のお陰で、夜が過ごしやすくなってるってね、ご苦労様」
僕とまゆでインナーウェアーを作ってプレゼント。ブリーフ、トランクス、ボクサーパンツ、ランジェリー(上下セット)
喜んでくれた。
エスプリに念話で子供達に擬態出来るように容姿を覚えておくように指示すると。
“ショウリ、そういう性癖があったの?”って返ってきた。
“違うから、ドウドウゾ村やマヤシタの里で、擬態してもらおうと思っただけだから”
二人で、赤くなった。
“ごめん、だからボクだったんだね”プツッ
エスプリに触れ、『接触念話』“僕も説明が足りなかったね、ごめん。”
「どうした?ショウリ、お前もアイさんに会いたいか?」ニヤニヤ
「ち 違いますから」
アバターがテレポートで、喋る扉の元へ、「ご苦労様」と、魔力譲渡する。
喋る扉は、驚いた。
本体はハウスに印転移する。
ロチョさんを、記憶転移で、帝都へ転移。
ピラミッドの町での事を話す。
リッパー「子供達に? 子供達は、悪いことをしているとは思ってないのでしょうね…。」
シーレン「ショウリ様、妖精達にも聴取してもいいかもしれません、その手のお使いで利用されていても気づかないかも知れません。そこまで悪賢い連中なら、言葉巧みに利用していてもおかしくありません。」
エナをコイーンタウンへ、スイレンをドウドウゾ村へ、シーレンをマヤシタの里へ、印転移する。
念話でまだ、妖精は利用されていないことが、報告される、3人をそのまま、待機させる。
シーレン達からメール。馬主達の顔写真と、上空からの牧場の写真が添付されていた。
「あっ!似てます。」「そっくり」
バレーアル、ペーポが驚く。
「種族が一緒で、名前も似てたから、そうじゃないかとは思ってたけど、多分この3人、親子だね。」
「母屋、馬屋の配置や形も似てるますね。」
ペッタンも呟く。
「ゼロックスさん。侵入捜査の許可もらえます? 馬達のステータス確認してきます。」
「お前なら、見つからずにステータス確認くらいやれるだろう。ここまで来て取り逃がしは出来ん。ガチガチに証拠を固め、鉱山送りにしてやる。」
その日の内に貸出中の馬のステータスまで揃える。(飛行魔法、転移魔法、アバターを利用したのは、言うまでもない)
「隠密捜査員より、優秀だぞ。」
宮殿の情報収集の方に優秀な方が居るのは、知ってましたが、やはり、そう言う部所の裏方が居るのですね。(#159話参照)
~ ~ ~ ~ ~ ~
『メール』『カメラ』『マップ』機能で更に隠密行動が迅速・正確に行われるだろう。
~ ~ ~ ~ ~ ~
〈馬のステータスの報告〉
想定通り?、1頭も正規ルートでの購入された馬が居なかった。ステータスの飼い主覧が、馬主では無かった。
ステータス表示は、僕が出来るようにしたものだが、飼い主=馬主が普通だと、幾つかの牧場の馬で確認している。
この事から、正規のルートでの購入以外では、ステータスが変わらないと思われる。
『接触念話』で、数頭確認、確認した馬全てが盗賊に襲われていた。
〈ホースヒールポイント〉
17:45 早めの夕食にする。
怒りで?食欲が無い? おにぎりにした。
梅、おかか、シャケ、コンブ、タラコ、辛子明太子、かしわのおにぎり、シーチキン、マヨ明太子、ノリの佃煮。
味噌汁…豆腐、麩、もやし、大根、さつまいもの様ないも、ネギ、ナメコ、油揚げ、玉ねぎ、わかめ
お茶…緑茶、玄米茶、昆布茶、梅茶、梅昆布茶、霊木の葉茶
「な 何ですか? こんなおにぎり見たこと無いです! 食べたこと無いです!」
「…「美味しい!」…」
食欲が無いとか言っていたのに、3~6個以上をペロリと食べる面々(--;)
「これ、売れませんか? 作り方、教えてください!」
残り1764日(2月4日)
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第212話 馬旨詐欺?
前回のあらすじ。
オリメが、お泊まりに来て、トランプ、リバーシ、木片タワー倒すのは誰だ!、チェス、将棋、五目並べ等ゲームで遊ぶ。
新しい職業、特技を創る。
スキマとライト、情報収集から帰宅。
〈6日目(2月4日)〉
お昼休憩
“ショウリはん、いろいろ解ったで”
“転移で、戻しても大丈夫?”
“頼むわ”
“ショウリ様、マヤシタの里の情報収集、終わりました。”
“じゃ、ハウスに戻すよ。”
スキマとライトを印転移。
「なんや? デュークは、とっくに情報収集終わらせ、帰っとったんか?」
「流石ですね。」
スキマとライトの報告を聞く。デュークの報告確認。
スキマ:コイーンタウン
馬主、ソコ=イターノ 男 ドワーフ
馬は、茶色。時々、馬を購入
馬の所持数不明。現在牧場には、4頭。(2月4日現在)
魔物や盗賊によく襲われる、商業ギルドで、保険金をよくもらう。
宿屋、今のところ怪しい所は無し。
門番、ヤキンニ=ストレス…金に困っている割に、飲み歩く。好んで、夜勤をする。
ライト:マヤシタの里
牧場で飼育されている馬は、全部茶色。
馬主、マダ=タリン 女 ドワーフ
強欲。ケチの割に、馬は貸してくれる。
牧場の形が、変。
馬の所持数が不明。現在牧場に4頭。(2月4日現在)
賠償は、きちんとさせる。
商業ギルドでよく保険金を受け取っている。
里の近くの山の所有権を主張している。馬を山に連れていく事がよくある。
山に洞窟と小屋も確認、両方妖精に見張らせている。
デューク:ドウドウゾ村
馬主、マダ=オッターノ 男 ドワーフ
馬は、茶色。12頭所有。現在全頭貸出中。(2月1日現在)
世話好き、お節介、村の見回りもしている。
馬の購入回数が多い、貸し出した馬3回に1回くらい魔物か、盗賊に襲われている。商業ギルドでよく保険金を受け取っている。
冒険者や商人からは、少ししか貰わない。
いい人ぽい。
ショウリ「以上です。この、報告から何を推測します?」
ゼロックス「ふん、馬旨い詐欺だな。」
ショウリ「馬旨い詐欺?」
バカデ「馬を利用し、美味しい思い…馬が殺られ保険金を受けとる、馬を購入するも、盗んだ馬か訳有り安い馬で、元手は掛かっていない、馬を貸しているから、賠償もさせる。1頭の馬で、元は掛けず、賠償させ、保険金を貰う。盗品の売買…盗品には口は出さない、盗賊等の手数料って、とこだろう。」
ペッタンさんも、バレーアルさん、ペーポさん、リッパーさん、サンデーさん、フライデさんも、(納得したように)頷いた。ウン
クラブメンバーもほぼ同意見。
ショウリ「馬を元手を掛けず盗む。盗賊か魔物が襲えば、商業ギルドから保険金が入る。冒険者や商人に、賠償させる。 盗んだ荷物は、盗賊の手数料、どう処分しようが自由。 足が付きやすい、高級品ではなく、日用雑貨品を奪い、町で小出しで売却。ほぼ足は付かない。」
スキマ「コイーンタウンでは、月に2回、タブレット販売…テント販売市があるんや。そこで、堂々と販売しても解らんちゅこっちゃ。」
コイーンタウン・テント市第2・4週最初の晴の日、今月なら7日(光)
※前日が雪や大雨でも、次の日には開催可能。(魔法って便利)
※2・4週が1週間雨が続いた事は無い。
〈コイーンタウン付近〉
2月 4日 ~ 2月 9日
2月 4日(水) 曇り 24/17 風
5日(風) 曇りのち雨 27/17 雷
6日(土) 曇り時々雨 26/23
7日(光) 晴 28/20
8日(闇) 晴 29/21 風
9日(火) 晴のち曇り 28/20
「テント市の確認も必要ですね。ヤーセナイ村も近くなりましたし、御者を女性陣にして、移動式家は距離をとって、移動しましょうか」
「僕は、商業ギルド本部に、ロチョさんに会いに行ってきます。その後、コイーンタウンへ行こうと思います。」
「コイーンタウンへ行くなら、俺も連れて行け。」
「もしかしたら、ピラミッドの町にも行くかもしれないけど、誰が来る?」
「…「はい!」…」全員手を上げた。
「くも爺さんは、関係ないでしょう? ペッタンさん達も。」
「ピラミッドの町に行くなら、尚更連れて行け。」
「イヴと、まゆと……エスプリいい?」
「はい」「はい、喜んで」「うん」
ライトとデュークを人の大きさで、マヤシタの里へ、記憶転移させ、住民の確認、情報収集を指示。
スキマをドウドウゾ村へ、人の大きさで、記憶転移、情報収集を指示。
僕、ゼロックスさん、イヴ、まゆ、エスプリで帝都商業ギルド本部に記憶転移。
ロチョさんに会い、盗賊の履歴を確認。
マダ=オッターノ、マダ=タリン、ソコ=イターノが保険金を受け取った事件。
保険金が支払われていない、ドウドウゾ村、マヤシタの里、コイーンタウン、ヤーセナイ村に関係するルートを通った事件。
その時奪われた商品のリスト確認。
(完全記憶で記憶)
「これは、複写ですよね? 持っていってもいいですか?」
「構いませんよ。」
「帝都でも、テント市有りましたよね?その時の販売商品って登録とか要らないのですか?」
「商品を毎回申請は要りませんが、大抵は、店を持つ者が出店しますから…。!?まさか?」
「テント市で、販売をするなら、もしかすると、その手の物を扱う店の仲間が居ないと怪しまれるのではないかと思ったのですが…。」
「仕入れ数と販売数がおかしい店は解りませんか?」
「仕入れをして無い、盗賊に襲われ商品が無いはずの店が販売する等でない限りは、解らないのが現状です。」
「そうですかぁ…、じゃ、コイーンタウンへ行きましょうか?」
ロチョさんと共に、コイーンタウンへ記憶転移。
ゼロックスさんは、アバターと冒険者ギルドに、ロチョさんと僕らは、商業ギルドに。
冒険者ギルドで、盗賊履歴確認、盗難品リストチェック。(ゼロックスさんは、メール送受信登録)
商業ギルドで、盗賊履歴確認、盗難品リストチェック。
解る範囲で、盗品と類似品の商品の入出個数をリストアップ。
特に、在庫数の少ない商品をチェック。
テント市出店店舗リスト確認。
怪しい店舗の偵察に妖精を派遣。
問題の馬主や門番の見張りも増員。
メール送受信可能にし、それぞれ、ピラミッドの町に記憶転移。
「ねぇ、ショウリ、何で、ピラミッドの町に来たの?」
「ちょっと気になる事が合って、ドウドウゾ村、マヤシタの里、コイーンタウンからこの町に来た、子供達に話を聞きたくて来たんだよ。」
「?」エスプリだけでなく、みんな?だ。
◆ピラミッド町の冒険者ギルド◆
僕が、連れてきた子供達に話を聞く。
〈ドウドウゾ村の子〉
〈マヤシタの里の子〉
〈コイーンタウンから来た子〉
〈ヤーセナイ村からの子〉
マヤシタの里の子とヤーセナイ村の子が、アルバイトをしていた。宿屋の馬小屋に侵入、馬が元気になると言われた草を馬に食べさせていた。
ドウドウゾ村の子が、商隊の荷物、出発の日、目的地等の情報収集をしていた。
コイーンタウンから来た子は、何も知らなかったが、同じ年代の子が、そんな小遣い稼ぎをしていたと証言。
子供達を使って居たことを薄々感じていた僕と違い、ゼロックスさんも、ロチョさんも怒りをにじませる。
「外道が!」「許せませんね。」
「ショウリ、アイさんとメール可能に出来んか?」
「はい? アイさんは、関係ないですよね?」
「ベレーザさん、ミターさん、1つ聞いてもいいですか?今回の件とは、関係無いのですが、ピラミッドって、昼間の暑さで、熱くなりませんか?」
「この町は、砂漠の町です、夜は冷えます。ピラミッドの放熱が、最近の夜を過ごしやすくしてます。風の妖精の力も有りますが。」
「そうなんですね、風の妖精集合。」
風の妖精が集まる。
「「何?」」
「君達のお陰で、夜が過ごしやすくなってるってね、ご苦労様」
僕とまゆでインナーウェアーを作ってプレゼント。ブリーフ、トランクス、ボクサーパンツ、ランジェリー(上下セット)
喜んでくれた。
エスプリに念話で子供達に擬態出来るように容姿を覚えておくように指示すると。
“ショウリ、そういう性癖があったの?”って返ってきた。
“違うから、ドウドウゾ村やマヤシタの里で、擬態してもらおうと思っただけだから”
二人で、赤くなった。
“ごめん、だからボクだったんだね”プツッ
エスプリに触れ、『接触念話』“僕も説明が足りなかったね、ごめん。”
「どうした?ショウリ、お前もアイさんに会いたいか?」ニヤニヤ
「ち 違いますから」
アバターがテレポートで、喋る扉の元へ、「ご苦労様」と、魔力譲渡する。
喋る扉は、驚いた。
本体はハウスに印転移する。
ロチョさんを、記憶転移で、帝都へ転移。
ピラミッドの町での事を話す。
リッパー「子供達に? 子供達は、悪いことをしているとは思ってないのでしょうね…。」
シーレン「ショウリ様、妖精達にも聴取してもいいかもしれません、その手のお使いで利用されていても気づかないかも知れません。そこまで悪賢い連中なら、言葉巧みに利用していてもおかしくありません。」
エナをコイーンタウンへ、スイレンをドウドウゾ村へ、シーレンをマヤシタの里へ、印転移する。
念話でまだ、妖精は利用されていないことが、報告される、3人をそのまま、待機させる。
シーレン達からメール。馬主達の顔写真と、上空からの牧場の写真が添付されていた。
「あっ!似てます。」「そっくり」
バレーアル、ペーポが驚く。
「種族が一緒で、名前も似てたから、そうじゃないかとは思ってたけど、多分この3人、親子だね。」
「母屋、馬屋の配置や形も似てるますね。」
ペッタンも呟く。
「ゼロックスさん。侵入捜査の許可もらえます? 馬達のステータス確認してきます。」
「お前なら、見つからずにステータス確認くらいやれるだろう。ここまで来て取り逃がしは出来ん。ガチガチに証拠を固め、鉱山送りにしてやる。」
その日の内に貸出中の馬のステータスまで揃える。(飛行魔法、転移魔法、アバターを利用したのは、言うまでもない)
「隠密捜査員より、優秀だぞ。」
宮殿の情報収集の方に優秀な方が居るのは、知ってましたが、やはり、そう言う部所の裏方が居るのですね。(#159話参照)
~ ~ ~ ~ ~ ~
『メール』『カメラ』『マップ』機能で更に隠密行動が迅速・正確に行われるだろう。
~ ~ ~ ~ ~ ~
〈馬のステータスの報告〉
想定通り?、1頭も正規ルートでの購入された馬が居なかった。ステータスの飼い主覧が、馬主では無かった。
ステータス表示は、僕が出来るようにしたものだが、飼い主=馬主が普通だと、幾つかの牧場の馬で確認している。
この事から、正規のルートでの購入以外では、ステータスが変わらないと思われる。
『接触念話』で、数頭確認、確認した馬全てが盗賊に襲われていた。
〈ホースヒールポイント〉
17:45 早めの夕食にする。
怒りで?食欲が無い? おにぎりにした。
梅、おかか、シャケ、コンブ、タラコ、辛子明太子、かしわのおにぎり、シーチキン、マヨ明太子、ノリの佃煮。
味噌汁…豆腐、麩、もやし、大根、さつまいもの様ないも、ネギ、ナメコ、油揚げ、玉ねぎ、わかめ
お茶…緑茶、玄米茶、昆布茶、梅茶、梅昆布茶、霊木の葉茶
「な 何ですか? こんなおにぎり見たこと無いです! 食べたこと無いです!」
「…「美味しい!」…」
食欲が無いとか言っていたのに、3~6個以上をペロリと食べる面々(--;)
「これ、売れませんか? 作り方、教えてください!」
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