これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第6章 第198話 誕生日

第6章 再会?〈疑似体感装置〉
第198話 誕生日


前回のあらすじ。
イヴが、仕事を一段落し、撲と合流。
ピラミッドの事などを聞く。
各村や町を巡り、子供達を集める。
親子の再会を見ていると、ますます、子供が欲しくなる。



カオルとミホが居たから、風呂場で、男の子が暴れるのを抑えていた。
そこへ、オリメも入ってきた。

オリメは、初めてイヴと会う。
「かわいい(ハートマーク)」
イヴも、オリメを気に入ってよかった。
オリメに、背中を流してもらった。
オリメは、バスタオルを巻いていた。
僕は、男の子が暴れるのを抑えていた。


何でこうなった?
全員ウサギの着ぐるみの寝間着
オリメも、お泊まりです。
オリメとエスプリに挟まれ、上にイヴ。

今日は、隣がオリメから…。(--;)
精神安定スピリッツスタビリー』『精神安定スピリッツスタビリー』(無言詠唱重ね掛け)
自分に使って、落ち着かせ、目をつむる

強制、ログアウト。
イヴが、下がって行った様な気がするが…。


「おはようございます、ダーリン」
「ショウリ、おはよう」
「おはようございます。旦那様。」

「おはよう、イヴ、エスプリ、オリメ」

「あっ、出来ちゃった」
ボン オリメから、何か出ました。

「エスプリ、何が出来たのかな?」
前にもあったから、免疫が…。(--;)
 §§§§§ ステータス §§§§§
名 前:エスプリ
◆魔法属性◆
火、水[NEW]、風、土[NEW]、光、無、精霊

「属性が、水と土が増えてる。」
「ショウリが、したの?」
「昨日は、何もしてないじゃないか。」
「昨日は?」オリメが赤くなった。
「私のせいですか…、出来なかったのは?」
涙目、上目遣いで撲を見る。尻尾が垂れる。うさ耳が垂れる。 かわいすぎ。

ポンポン 頭を撫でながら
「オリメのせいじゃ無いよ。オリメは、関係ないよ。」

コンコン
「おはようございます、ショウリ様。準備が出来ました、みなさんお待ちかねですわ。」
「おはようダミエナ、直ぐ行くよ」
…?いつもと違うなぁ?みんな待ってる?

「エス …、はやっ もう着替えたの?イヴも…、早いね。」
「オリメも着替えようか?」
いつもの癖?普通に着ぐるみを脱いだ。ピコン…朝の整理現象。

ボン 「キャッ」 オリメが、固まった。うさ耳がピン、固まった。

「あっ、ごめん」
後ろを向くと、イヴとエスプリが見ていた。
「ショウリ、昨日してないからって、朝から元気になりすぎ。」ジー
「ダーリン、オリメには、まだ早いですわよ」ポッ
馴れている?二人は、男の子に挨拶する。ニコッ

風呂上がりに、着ぐるみ着て、パンツを履いてなかった。失敗です。 いや?履いたよね?????? え?(・・;)?どこに行ったのかな、僕のパンツ。


「どうしたの? 着替えないの?」
「ご主人様、私、着替えを持ってきてません。」
「そうなんだ、イヴ頼める。」
「はい」
撲とエスプリは、寝室を出た。

歯を磨いていると、エスプリが鏡に写る。
「ろーすた?」
歯を磨きながら聞く。
「したい?」
ブーーーーッ 吹き出した。
ゲホッ ゲホッ
クチュ クチュ ペッ
「と 突然、何を言うのかな?」
口を濯ぎ、タオルで拭きながら聞き返す
キュッ キュッ キュッ 鏡も拭く。

ギュッ エスプリが、後ろから抱き締めてきた。

「やっぱり、ショウリは、毎日したいの?」
「な な 何を言うのかな?エスプリは?」

ボン 後ろでオリメが、聞いていた。

「ダーリン、オリメちゃんの着替え、終わりましたわ。エスプリさん、抜け駆けは、よくありませんよ。」
「エスプリは、悪くないよ、僕のせいだから、何も夜しなくてもね。 夜じゃなくても出来るからね」
ボン 3人から、何か出ました。

「ショウリの、エッチ。」ポッ
「旦那様?」ジト目
「も~、ダーリンたらっ」ポッ

「下に、下りようか?」

「おはよう、みんな。」

パンパン パンパン パンパン
「え?」この世界にも、クラッカーあったんだ…。
「…「おめでとう」ございます」デスワ」
「え?」

「ダーリン、お誕生日ですね、おめでとうございます。」
「ショウリ、おめでとう。」
「ショウリ樣、おめでとうございます。」
「おめでとうございます、ショウリ様。」
「おめでとうございますデスワ」
「おめでとうございます、ショウリさん」
「ショウリ様、おめでとうございます」
「おめでとうございます。ショウリ様。」

「主、おめでとうございます」
「おめでとう、ショウリさん」
「おめでとうですね」
「おめでとうございます、ショウリさん」
「ショウリさん、おめでとうございます」
「ショウリ。 おめでとうだな。」

「ショウリはん、おめでとうな」
「おめでとうございます」
「おめでとうございます」
「おめでとうございます。ショウリ様。」
「おめでとうございます」
 デュークが、喋った!プレゼント?

「え? 旦那様、今日お誕生日ですか? おめでとうございます。」ピコピコ 尻尾が揺れてる…、かわいすぎ。
「ほほほほっ 誕生日とな?めでたいの~、祝い酒じゃな。」
バカデさん、フレイ、シーレン、エナと、乾杯してます。

大きな?ケーキにろうそくが、16本。

主人ヴィルマ おはようございます”
“あ、チョコじろう 忘れてたよ”
“やっと 通じました。”
“ごめんよ、昨日は寝てた、ごめん。”
“戻してもらっても、大丈夫です。”
“ご苦労様”プツッ

チョコじろう達を、モンスター広場に召喚した。

「ショウリ、消して。」
「この世界でも、誕生日には、ろうそくを消すんだね。」
「イヴ樣が、教えてくれました。ショウリさんの所では、誕生日に年齢の数のろうそくを吹き消すと…。」
「昨晩、作りましたですわ。」

これって、ウエディングケーキじゃないの?(--;)
5段のタワーケーキって、フルーツケーキ?チョコケーキ?ホワイトチョコ?クリーム?、嬉しいけど…。(--;)

「ふ~」
ダミエナ、オリエナにより、手際よく切り分けられた。ある意味凄い。

何でこうなった?
「…「あーん」…」
「早くしないと、落ちちゃうよ」
パク 美味しい…けど。(--;)
パク パク ゴクン
パク パク パク ゴクン
パク パク パク モグモグ ゴクン
パク パク モグモグ ゴクン
パク パク モグモグ ゴクン

「ケーキで、お腹いっぱいなっちゃった。ご馳走さま。」
お嫁さんと婚約者オリメ。カオルとミホまでは、解らんでもないが…、どさくさに紛れて、ダミエナ、オリエナまで、してくるとは…。(--;)

「ショウリ、俺らは、プレゼントを考えたが、お前には何か買ってプレゼントする物がない。何でも、作ってしまうし、お前の方が金あるからな。」
「みんなで、考えました。」
「主は、もう少し、我らを頼って下さい。」
「一人では、限界があります。」
「わいらも、出来ることをやる。」
「協力させてください。」
「頼って下さい。」
「ダーリン、クラブは協力し会う物ですよ。」
「ショウリの力になりたい。」
「ショウリさん、私たちは『自分に出来ることをやる。』を基本理念として、着いていきます。」

「要するにだ、お前は強いが、まだ16だ。経験はお前よりある、相談しろ。抱え込むな、俺らにも、仕事をさせろ。」
「バカデは、仕事しないで、飲んでばかり」
笑いが起きる。

「ほほほほっ、いい 仲間ではないですか…。 人に好かれるというのは、スキルや特技ではない。 生まれ持った『才』。 ショウリさんには、人…、いや 魔物や魔獣、妖精や精霊、聖獣や神獣、獣人までも、引き付ける魅力をお持ちだ。」
「自分で、出来ることをするだけではなく、(他人ひとにも)出来ることをさせなさい。一人でやると、残された者は何も出来なくなりますぞ。」

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 くも爺さんは、何を知っているのだろうか?
 まるで、撲の寿命が短いことを知っているみたいだ。
 それとも、人族の寿命とエルフや精霊の寿命の違いからなのか?
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「そうですね、撲は強いです。それは、否定しません。16歳です、それも事実です。この世界の事を知らないのも事実です。 朝、起きれないのも事実です。 教えてください、協力してください。起こして下さい。」
笑いが起きる。
みんなの気持ちが、嬉しい。胸が熱くなる。

「これからも、よろしくお願いします。」ペコリ

「旦那様、私 そろそろ学校に行かないといけないので、戻りますね。また、学校が、終わって来ます。 私も、旦那様への、プレゼント考えます。何か、欲しいもの有りますか?」
「オリメは、ショウリになでなでさせたらいい。それで、ショウリは、喜ぶ。」
「エスプリさんは、何を言ってるのかな? はははははっ」
オリメは、頭から湯気を出しながら帰っていった。

「14時に、チェアさん達も来ます。竜宮城ドラゴンシーパレスへ行くので、やり残しとかないように、忘れ物とかも。」
「亀の助(巨大暴走海ガメ)で、スタトベガスから出発予定にしてるので。」

紅茶を飲みながら、情報収集。
「ねぇ、イヴ、シーレン 竜宮城ドラゴンシーパレスって、天気はあるのかな? アプリで、出ないんだけど。」
竜宮城ドラゴンシーパレスは基本、晴れです。」
「海の底、海底都市ですから、天気は晴れ以外無いですし、1日中明るいです。 夜が有りませんから。」
「晴れだけ?夜がない?気温は、寒くないの?」
「海の底ですから、雨が降らなくても、水には困りません、水の精霊が、海水を浄水し、真水に変えます。 光の精霊と水の精霊が、光の屈折率を変え、少しの光が水壁に乱反射し、影が出来ない光を生みます。」
「木の精霊がその光を光合成に使い、常に新鮮な空気が、風の精霊により循環され、気温は、火の精霊により25℃前後で一定。閉鎖された空間ですが、住み心地は悪くは無いです。」
「でも、人間にはその変化がないことが、精神的苦痛になる場合があるみたいです。」

「デューク、闇の精霊は、夜は創れないのかな?」
「…。」
「出来るそうです。」
「そ、出来るんだ。海底都市には、闇の精霊は、居ないのかな?」
「…。」
「解りません。だそうです。」
「イヴ、闇の精霊は、居ないのかな?」
「居ないわけではないですが、妖精の館の館長を、闇の精霊を任命しますか?」
「夜を作った方がいい気がする、夜がないと、一日明るいと、なんだかね…。」

「子作りがしにくい か?」
「な な 何言ってるの?バカデのバカ…。」赤くなる。
「そこで、フレイが、動揺してどうすんねん?」
笑いが起きた。クスクス ほほほほっ


何でこうなった?
バースディガチャ
「僕の誕生日だよね? 僕のガチャポイント使ってガチャするの?」
「雪降ってますし、出発まで、時間有りますし、準備は済んでますし、誕生日だから?」

「エスプリ、それ 久しぶりだね。」
エスプリとミーゼは、撲が最初に作った、リバーシブルコートと、ローブを着ていた。
サイズをまゆが合わせたそうだ。
撲もポーチから、リバーシブルジャンパーを出して着た。別に寒くは無いんだけど…。

「ショウリさん、営業の邪魔なんですけど…。」受付さんに渋い顔をされた。
「すいません」ペコリ

 商業ギルドへクラブメンバー全員+くも爺さんで来たから、カウンタースペースの殆どが僕ら…。(--;)

スイレンから、スイレンは、順番を決める際に運を使っているのか? 意外と1番になることが多い。
スイレンが、ガチャり。
ロンが、ガチャり。
タクシが、ガチャり。
カオルが、ガチャり。
フレイが、ガチャり。
撲が、ガチャり。
スキマが、ガチャり。
ミホが、ガチャり。
ミーゼが、ガチャり。
 「白金貨10枚出ました。」
 王金貨億枚に壊れたミーゼは、白金貨程度では冷静です。
シーレンが、ガチャり。
まゆが、ガチャり。
バカデが、ガチャり。
 「肉か何か、酒のつまみが欲しいな」
 それなら、ガチャじゃなく、普通に買って下さい。(--;)
ルージュが、ガチャり。
また撲が、ガチャり。
 「5/11が、モンスターカード引換券って(--;)」
エナが、ガチャり。
 ミスリル製品出しまくり。
 「ミスリルの、呪いデスワ。」
くも爺さんが、ガチャり。
 「ほほほほっ ワシもいいのか?」
ライトが、ガチャり。
デュークが、ガチャり。
サンバが、ガチャり。
ローズが、ガチャり。
イヴが、ガチャり。
ダミエナが、ガチャり。
 「初めてですわ。」
オリエナが、ガチャり。
 「何で、ダミエナ、オリエナまで?」
 「「何となく?」ですわ」
エスプリが、ガチャる。
 「レインボースライムの卵が出た。」




残り1774日 → 1773日(1月25日)

1月25日 14時、竜宮城ドラゴンシーパレス


黒スマホ、ログインボーナス
運営(父さん・母さん)からの、誕生日プレゼント?が、『アルバム』が贈られて来た。
生まれた時からの僕の写真入り。(--;)
お嫁さん達以外には、見せられません、背景は地球…、日本です。

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