これって?ゲーム?異世界?
第5章 第188話 ダダイヤ赤の街は、大人の町?
第5章 入学試験(帝都編)
第188話 ダダイヤ赤の街は、大人の町?
前回のあらすじ
各町・村を、転移で移動。
フィーネさんを連れて、スマホのメール送受信可能にするための、フレンド登録に飛び回る。
ガチャで、ミーゼとエスプリが王金貨の袋(30枚)を、当てる。
「後、この辺りで行ってないのは、ダダイヤ赤の街だね。 まだ、行ったこと無いから、絨毯で飛んで行こうか?」
「お昼になる前に着けるように行きましょう。」
「うん、そう お昼はハウスで食べたい。ショウリは、学校にも、行くなら、早く行こう。早く、帰ろう。」
ミーゼも、エスプリも急がせる。
フィーネさんは、クスクス笑う。
ルージュと僕だけが、解ってないようだ。
「セーブしてからにしようか?」
トトマ村のセーブポイントへ
セーブをする。
タラッラッタラ~ン♪
え? レベルが上がったよ(--;)
Lv.1579 → 1580
何でかな? 内緒にしとこ…。
「え? レベルが上がりました…。」
ルージュのレベルが上がった。
Lv100 → 101
ステータスが、1%上がった。
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ルージュ
レア度:★★★★★★★
分 類:フェニックス
種 族:聖獣(炎鳥)
性 別:女
年 齢:0歳
備 考:帝国冒険者ランクB/スポツピック王国冒険者ランクS(活動申請登録済)/カラオッケイ国冒険者ランクA(活動申請登録済)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メイン:炎の賢者
副 職:ランジェリーハンドワーカー
サブ職:ショウリの妻/ショウリの僕
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
レベル:101
H P:45450/45450
M P:45450/45450
霊 力: 4545/ 4545(MP1515)
攻撃力:4545
防御力:4545
魔法攻撃力:9090
魔法防御力:9090
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『同調念話』
『監視眼〈ショウリ〉』
【D.W.マスター〈ショウリ〉の加護3】
〈★☆☆〉
・スキル、魔法、特技の効果効率25%上昇
・生命の源 命の共有中
・魔力の源 魔力共有中
・霊力の源 霊力の回復速度2倍
・状態異常抵抗力上昇
・魔力消費1/2
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
結婚記念日 1月7日
誕 生 日 1月6日
~ ~ ~ ~ ~ ~
「え? 私も上がりました。」
ミーゼもレベルが上がった。
Lv.33 → 34
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:シップ=ミーゼ
種 族:ハーフエルフ
年 齢:263歳 見た目20代
性 別:女
レベル:34 [ B ]
H P:1687/1687
M P:1825/1825
クラブ:ノン・スタンダード
備 考:帝国の冒険者ランクB/スポツピック王国ランクB/カラオッケイ国ランクB
ヨーロッパ風の女性、金髪のボブカット(パフュ○ムの人、みたいな髪型)、スレンダーです。身長は177cm、着痩せするタイプ、リンゴサイズをお持ちです。
元、アンティークシップメンバー。
ネズミが苦手。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メイン:魔導師
副 職:
サブ職:ショウリの妻《/奴隷(マスター:ショウリ)》
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【D.W.マスター〈ショウリ〉の加護2】
〈★☆☆〉
・スキル、魔法、特技の効果効率上昇
・生命の源 命の共有中
・魔力の源 魔力共有中
・状態異常抵抗力上昇
・アイテムドロップ率2倍
・HP/MP+1500
◆パッシブスキル◆
【同調念話】
◆メインスキル◆(1/3)
【無言詠唱】【】【】
◆サブスキル◆(1/3)
【集中】【】【】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
属 性:水、風、光
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
§§§§§§ 装備 §§§§§§
武器:神石の杖(三魔石付:青・緑・光)【不可視の壁】
防具 (頭):神木のカチューシャ【魔力霧散】
(鎧):ミーゼ専用究極繊維のローブ【反射】
    :なし
(盾):なし
(靴):究極繊維の靴
アクセサリー:【奴隷の指輪《腕輪》】
【絆の指輪】
【《へそくりの》耳飾り】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
結婚記念日: 1月7日
誕 生 日:12月01日
奴隷期限:マスター〈ショウリ〉が死亡するまで
発 限:D.W.暦7646年12月26日
~ ~ ~ ~ ~ ~
「え? 着替えるの? え?ダダイヤ赤の街に行くとき、女性は、赤い色の服はダメなの?」「ポーチやアクセサリーも?」
ルージュは、いつもの赤いローブから、白いローブに、ポーチも赤から、白へ変えた。
絨毯で飛んで行く。
「懐かしいね、エスプリと初めて会った、長岩だね。」
エスプリは、膝の上から後ろを振り向き、微笑む。かわいい。
「ショウリさん、この辺りで降りて、歩いて行きましょう。」
「町まで、飛んで行かないの?」
「目立つのは、よくありません。目立たないようにしてください、ショウリさんは、特に。希望します。」
ミーゼに、希望されたから、仕方なく、絨毯から降りる。少し距離がある。
「前から、僕がダダイヤ赤の街に行くのを、嫌がってたよね? 今日も、早く帰ろうとか言うし…。」
馬車が、背後から近づいてくる、トトマ村かキンゴタウンから来たと思われる。絨毯で追い抜いた、荷馬車3台の商隊。
ガタガタ ガタガタ
「おはようございます。 歩きで、ダダイヤ赤の街へ行かれるのですか?」
御者台から、商人が声を掛けてきた。
「兄ちゃん、もしかして、ショウリか?」
「ミーゼさんじゃないですか?」
護衛をしていたのは、キビー団と、チョッキ兄弟だった。(#19話、#58話参照)
キビー団は、この世界に来て、初めて会った、冒険者です。
チョッキ兄弟は、シーレン達が助けています。
もうすぐダダイヤ赤の街だからか、ゴロウさん達、商人さんも、荷馬車から、降りてきた。
一緒に歩く。 きれいどころ…まゆ達に近づきたかったのだろう。
「きれいどころを連れて、どうした?」
「姉ちゃん達の護衛か?」
「ばかやろう、ランクEやDじゃ護衛できないだろ? 冒険者になって直ぐ、なんだから。」
「俺達だって、全員ランクCに上がって、やっとパーティークラスがCになったばかりなんだぞ。」
「でも、キンゴタウンのトーナメント優勝した後、シーズーに行かれませんでした? 何で、今頃、こんなところに?」
「キンゴタウントーナメント優勝?」
「えぇ、ショウリさん、パーティーメンバーで、1~4位独占でキンゴタウンのトーナメントで、優勝しましたよ。」
キビー団は、「?」だ。
∴∵∴ 説明タイム ∵∴∵
キンゴタウンのトーナメントに、パーティー(仮)メンバー、精霊のシーレン、エナ、スイレンと、ミーゼやエスプリが参加、上位を独占した。(#66話参照)
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
「「「はぁ? パーティーメンバーが精霊や妖精?」」」
ワンスケ、モンキチ、キジマル
ゴロウさんも「?」だ。相変わらず、口数が少ない。
シーレン達の事を説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調したキビー団&商人。
「ショウリさん、シーレンさん達は?」
グーパーが聞いていた。
「シーレンもスイレンもエナも、帝都ススペードに居るよ。」
「????? 帝都?(・・;)?」
シーレン達の事を説明。
「…「なんですとぉー、転移で来た!?」…」同調した。
「と言うことは、飛び級したってことか?俺達と同じCランクか?」
「ショウリさん、冒険者ランクSですよ。 私達も、ランクBです。転移魔法、使えるのは、ショウリさんです。」
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「そうだ、ミーゼさん、アンクゥ、ティガ、クリューの事、聞いたよ。あのスマホがアンクゥさん達のだったとは…。」
「え?」
「キビー団のゴロウさん達が、アンクゥさん達のスマホを拾ってくれたんだ。」
「ありがとうございます。お陰で、アンクゥさん達のスマホをご両親に渡せました。」
「ミーゼさんは、ショウリのパーティーメンバーか?」
「違う、ミーゼもボクも、クラブ:ノン・スタンダード、ショウリのクラブメンバー。」
クラブの説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「全員が、ランクB以上…。」
「俺達と知り合った時は、まだ、冒険者でも無かったのに…。」
呆れていた。落ち込んでいた。
「ゴロウさん、今日は、どんな荷物の護衛ですか?」
苦し紛れで、話題を変えてみた。
「聞いて驚け、『victory』って言う、ブランドランジェリーの輸送だぞ。ダダイヤ赤の街の女性には大人気なんだぞ。」
「「「「え? victory」」」」
僕、エスプリ、ミーゼ、まゆ、ルージュが、驚いた。 フィーネさんは笑う。クスクス
「驚いたか?」
「驚きました。」
「そうですかぁ…、victoryの…。」
商人の一人が
「あの~、ビクトリアさんではありませんか?」
ルージュと僕が反応する。
僕の完全記憶が、彼を思い出した、キンゴタウン商業ギルド職員の彼を。
記憶再現で、ルージュに見せる。
「はい、ビクトリアです。でも、わたくし、余り知られていないと思いますが? あなたは?」
「やっぱり、…。」
彼は、感動していた、泣いていた。
彼の初仕事、営業でvictoryを、ダダイヤ赤の街で販売させてもらえるようになったとか…、その納品のランジェリーということだ。
ビクトリアの説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「じゃ、俺らが運んでいる、ランジェリーは、あんたが、ルージュさんが、作ったもの?」
「わたくしと、まゆさんが、作ったものでしょう。」
「ちょっと、待ってください。」
ミーゼが、商隊を停め、そこから、少し離れる。
「なに?」
「このまま、町に入ると目立ちます、ルージュさんと、まゆさんが。」
まゆは納得したようだ。
「解ったは、まゆと、ルージュと商隊で、別行動しましょう。 その間に、ミーゼさん達は、フィーネさんと、ギルドに行っててください。」
「わたしとルージュさんは、残ってランジェリー製作をしないといけなくなるでしょうから…。」
「そういうこと、納得です。」
キンゴタウン商業ギルド職員、メススオさんの話では、victoryは、入荷直ぐ売り切れになる売れ筋商品で、その製作者ビクトリア(ルージュ)が、行ったら…。下手をすると、今日中に帰れないかも…。
落ち込むキビー団を元気付けようと。
「ゴロウさん、これ どうぞ。」
「『ダダイヤ赤の街宿館『女神の吐息』お食事付特別サービス券(5名様)』?」
「…「なにーーー!!」…」同調した
「プ プ プ プ プラチナチケット…、どうしたこれ?」
「ガチャの景品です、僕、要らないのでどうぞ。」
「…「ありがとう~!」…」同調した、泣いて元気になった。
「いいなぁ~、ショウリさん、僕たちには無いんですか?」
「私が交渉して、差し上げます。」
フィーネさんが、言い出した。
「誰?」
「カスタルート=フィーネン・ネックさん、ギルド本部の副ギルドマスター」
「…「えー!?」…」同調した
ダダイヤ赤の街の検問
門番が驚いた。
僕が、Sランクだから。
フィーネさんが、本部の副ギルドマスターだから。
ミーゼ、エスプリ、まゆ、ルージュが、僕の妻だから。
「…「なんですとぉー!? みんな、ショウリのお嫁さん?」…」同調した
目立ちました…。
残り1775日(1月23日)
1月23日 帝都入学試験
1月25日 14時、竜宮城
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第188話 ダダイヤ赤の街は、大人の町?
前回のあらすじ
各町・村を、転移で移動。
フィーネさんを連れて、スマホのメール送受信可能にするための、フレンド登録に飛び回る。
ガチャで、ミーゼとエスプリが王金貨の袋(30枚)を、当てる。
「後、この辺りで行ってないのは、ダダイヤ赤の街だね。 まだ、行ったこと無いから、絨毯で飛んで行こうか?」
「お昼になる前に着けるように行きましょう。」
「うん、そう お昼はハウスで食べたい。ショウリは、学校にも、行くなら、早く行こう。早く、帰ろう。」
ミーゼも、エスプリも急がせる。
フィーネさんは、クスクス笑う。
ルージュと僕だけが、解ってないようだ。
「セーブしてからにしようか?」
トトマ村のセーブポイントへ
セーブをする。
タラッラッタラ~ン♪
え? レベルが上がったよ(--;)
Lv.1579 → 1580
何でかな? 内緒にしとこ…。
「え? レベルが上がりました…。」
ルージュのレベルが上がった。
Lv100 → 101
ステータスが、1%上がった。
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ルージュ
レア度:★★★★★★★
分 類:フェニックス
種 族:聖獣(炎鳥)
性 別:女
年 齢:0歳
備 考:帝国冒険者ランクB/スポツピック王国冒険者ランクS(活動申請登録済)/カラオッケイ国冒険者ランクA(活動申請登録済)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メイン:炎の賢者
副 職:ランジェリーハンドワーカー
サブ職:ショウリの妻/ショウリの僕
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
レベル:101
H P:45450/45450
M P:45450/45450
霊 力: 4545/ 4545(MP1515)
攻撃力:4545
防御力:4545
魔法攻撃力:9090
魔法防御力:9090
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『同調念話』
『監視眼〈ショウリ〉』
【D.W.マスター〈ショウリ〉の加護3】
〈★☆☆〉
・スキル、魔法、特技の効果効率25%上昇
・生命の源 命の共有中
・魔力の源 魔力共有中
・霊力の源 霊力の回復速度2倍
・状態異常抵抗力上昇
・魔力消費1/2
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
結婚記念日 1月7日
誕 生 日 1月6日
~ ~ ~ ~ ~ ~
「え? 私も上がりました。」
ミーゼもレベルが上がった。
Lv.33 → 34
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:シップ=ミーゼ
種 族:ハーフエルフ
年 齢:263歳 見た目20代
性 別:女
レベル:34 [ B ]
H P:1687/1687
M P:1825/1825
クラブ:ノン・スタンダード
備 考:帝国の冒険者ランクB/スポツピック王国ランクB/カラオッケイ国ランクB
ヨーロッパ風の女性、金髪のボブカット(パフュ○ムの人、みたいな髪型)、スレンダーです。身長は177cm、着痩せするタイプ、リンゴサイズをお持ちです。
元、アンティークシップメンバー。
ネズミが苦手。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
メイン:魔導師
副 職:
サブ職:ショウリの妻《/奴隷(マスター:ショウリ)》
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
【D.W.マスター〈ショウリ〉の加護2】
〈★☆☆〉
・スキル、魔法、特技の効果効率上昇
・生命の源 命の共有中
・魔力の源 魔力共有中
・状態異常抵抗力上昇
・アイテムドロップ率2倍
・HP/MP+1500
◆パッシブスキル◆
【同調念話】
◆メインスキル◆(1/3)
【無言詠唱】【】【】
◆サブスキル◆(1/3)
【集中】【】【】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
属 性:水、風、光
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
§§§§§§ 装備 §§§§§§
武器:神石の杖(三魔石付:青・緑・光)【不可視の壁】
防具 (頭):神木のカチューシャ【魔力霧散】
(鎧):ミーゼ専用究極繊維のローブ【反射】
    :なし
(盾):なし
(靴):究極繊維の靴
アクセサリー:【奴隷の指輪《腕輪》】
【絆の指輪】
【《へそくりの》耳飾り】
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結婚記念日: 1月7日
誕 生 日:12月01日
奴隷期限:マスター〈ショウリ〉が死亡するまで
発 限:D.W.暦7646年12月26日
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「え? 着替えるの? え?ダダイヤ赤の街に行くとき、女性は、赤い色の服はダメなの?」「ポーチやアクセサリーも?」
ルージュは、いつもの赤いローブから、白いローブに、ポーチも赤から、白へ変えた。
絨毯で飛んで行く。
「懐かしいね、エスプリと初めて会った、長岩だね。」
エスプリは、膝の上から後ろを振り向き、微笑む。かわいい。
「ショウリさん、この辺りで降りて、歩いて行きましょう。」
「町まで、飛んで行かないの?」
「目立つのは、よくありません。目立たないようにしてください、ショウリさんは、特に。希望します。」
ミーゼに、希望されたから、仕方なく、絨毯から降りる。少し距離がある。
「前から、僕がダダイヤ赤の街に行くのを、嫌がってたよね? 今日も、早く帰ろうとか言うし…。」
馬車が、背後から近づいてくる、トトマ村かキンゴタウンから来たと思われる。絨毯で追い抜いた、荷馬車3台の商隊。
ガタガタ ガタガタ
「おはようございます。 歩きで、ダダイヤ赤の街へ行かれるのですか?」
御者台から、商人が声を掛けてきた。
「兄ちゃん、もしかして、ショウリか?」
「ミーゼさんじゃないですか?」
護衛をしていたのは、キビー団と、チョッキ兄弟だった。(#19話、#58話参照)
キビー団は、この世界に来て、初めて会った、冒険者です。
チョッキ兄弟は、シーレン達が助けています。
もうすぐダダイヤ赤の街だからか、ゴロウさん達、商人さんも、荷馬車から、降りてきた。
一緒に歩く。 きれいどころ…まゆ達に近づきたかったのだろう。
「きれいどころを連れて、どうした?」
「姉ちゃん達の護衛か?」
「ばかやろう、ランクEやDじゃ護衛できないだろ? 冒険者になって直ぐ、なんだから。」
「俺達だって、全員ランクCに上がって、やっとパーティークラスがCになったばかりなんだぞ。」
「でも、キンゴタウンのトーナメント優勝した後、シーズーに行かれませんでした? 何で、今頃、こんなところに?」
「キンゴタウントーナメント優勝?」
「えぇ、ショウリさん、パーティーメンバーで、1~4位独占でキンゴタウンのトーナメントで、優勝しましたよ。」
キビー団は、「?」だ。
∴∵∴ 説明タイム ∵∴∵
キンゴタウンのトーナメントに、パーティー(仮)メンバー、精霊のシーレン、エナ、スイレンと、ミーゼやエスプリが参加、上位を独占した。(#66話参照)
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
「「「はぁ? パーティーメンバーが精霊や妖精?」」」
ワンスケ、モンキチ、キジマル
ゴロウさんも「?」だ。相変わらず、口数が少ない。
シーレン達の事を説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調したキビー団&商人。
「ショウリさん、シーレンさん達は?」
グーパーが聞いていた。
「シーレンもスイレンもエナも、帝都ススペードに居るよ。」
「????? 帝都?(・・;)?」
シーレン達の事を説明。
「…「なんですとぉー、転移で来た!?」…」同調した。
「と言うことは、飛び級したってことか?俺達と同じCランクか?」
「ショウリさん、冒険者ランクSですよ。 私達も、ランクBです。転移魔法、使えるのは、ショウリさんです。」
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「そうだ、ミーゼさん、アンクゥ、ティガ、クリューの事、聞いたよ。あのスマホがアンクゥさん達のだったとは…。」
「え?」
「キビー団のゴロウさん達が、アンクゥさん達のスマホを拾ってくれたんだ。」
「ありがとうございます。お陰で、アンクゥさん達のスマホをご両親に渡せました。」
「ミーゼさんは、ショウリのパーティーメンバーか?」
「違う、ミーゼもボクも、クラブ:ノン・スタンダード、ショウリのクラブメンバー。」
クラブの説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「全員が、ランクB以上…。」
「俺達と知り合った時は、まだ、冒険者でも無かったのに…。」
呆れていた。落ち込んでいた。
「ゴロウさん、今日は、どんな荷物の護衛ですか?」
苦し紛れで、話題を変えてみた。
「聞いて驚け、『victory』って言う、ブランドランジェリーの輸送だぞ。ダダイヤ赤の街の女性には大人気なんだぞ。」
「「「「え? victory」」」」
僕、エスプリ、ミーゼ、まゆ、ルージュが、驚いた。 フィーネさんは笑う。クスクス
「驚いたか?」
「驚きました。」
「そうですかぁ…、victoryの…。」
商人の一人が
「あの~、ビクトリアさんではありませんか?」
ルージュと僕が反応する。
僕の完全記憶が、彼を思い出した、キンゴタウン商業ギルド職員の彼を。
記憶再現で、ルージュに見せる。
「はい、ビクトリアです。でも、わたくし、余り知られていないと思いますが? あなたは?」
「やっぱり、…。」
彼は、感動していた、泣いていた。
彼の初仕事、営業でvictoryを、ダダイヤ赤の街で販売させてもらえるようになったとか…、その納品のランジェリーということだ。
ビクトリアの説明。
「…「なんですとぉー!?」…」同調した
「じゃ、俺らが運んでいる、ランジェリーは、あんたが、ルージュさんが、作ったもの?」
「わたくしと、まゆさんが、作ったものでしょう。」
「ちょっと、待ってください。」
ミーゼが、商隊を停め、そこから、少し離れる。
「なに?」
「このまま、町に入ると目立ちます、ルージュさんと、まゆさんが。」
まゆは納得したようだ。
「解ったは、まゆと、ルージュと商隊で、別行動しましょう。 その間に、ミーゼさん達は、フィーネさんと、ギルドに行っててください。」
「わたしとルージュさんは、残ってランジェリー製作をしないといけなくなるでしょうから…。」
「そういうこと、納得です。」
キンゴタウン商業ギルド職員、メススオさんの話では、victoryは、入荷直ぐ売り切れになる売れ筋商品で、その製作者ビクトリア(ルージュ)が、行ったら…。下手をすると、今日中に帰れないかも…。
落ち込むキビー団を元気付けようと。
「ゴロウさん、これ どうぞ。」
「『ダダイヤ赤の街宿館『女神の吐息』お食事付特別サービス券(5名様)』?」
「…「なにーーー!!」…」同調した
「プ プ プ プ プラチナチケット…、どうしたこれ?」
「ガチャの景品です、僕、要らないのでどうぞ。」
「…「ありがとう~!」…」同調した、泣いて元気になった。
「いいなぁ~、ショウリさん、僕たちには無いんですか?」
「私が交渉して、差し上げます。」
フィーネさんが、言い出した。
「誰?」
「カスタルート=フィーネン・ネックさん、ギルド本部の副ギルドマスター」
「…「えー!?」…」同調した
ダダイヤ赤の街の検問
門番が驚いた。
僕が、Sランクだから。
フィーネさんが、本部の副ギルドマスターだから。
ミーゼ、エスプリ、まゆ、ルージュが、僕の妻だから。
「…「なんですとぉー!? みんな、ショウリのお嫁さん?」…」同調した
目立ちました…。
残り1775日(1月23日)
1月23日 帝都入学試験
1月25日 14時、竜宮城
フォロー、いいね ありがとうございます
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