これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第118話 シーズーにホテル?

第5章 入学試験
第118話 シーズーに妖精の館ホテル


前回のあらすじ
スズ考案のノイチ専用の武器のデモンストレーションで、チェス駒部隊と模擬戦をする
朝、マザーに起こされるとお嫁さんたちはまだ、寝ていた 幸せそうな寝顔 裸で
記憶に無いんだけどなぁ(--;)
なぜなのか?お嫁さんたちはすやすや寝てる



「しちゃったんですか?」
インクさんはとんでもないことをさらりと口にする

ノイチが喉に詰まらせましたサンドイッチを
ゴホッゴホッ 
カオル、ミホ、フレイも食べていたものを詰まらせました
ゲホッゲホッ ゴホッゴホッ ゲホッゴホッ

「いや~ たぶん お祭りで飲みすぎたんだと思うよ みつおの酒を うん たぶんそう」
1人しかそう思う人はいません 僕しか…(--;)

「そろそろ 出発しませんか?」
細やかな提案 抵抗 この場から逃げたい(--;)

ポツポツ ポツポツ
ナイス 雨です

「雨です 先に進みましょうか?」
チェアさんもそう言ってくれた

雨ですか?インクさんは泣いている?
何も言わずに僕を見つめる 痛いです その視線

「インクさん、ローズさんはハウスの中でもいいですよ」
インクさんは首を横に振る 無言で

ローズさんも雨具を着た
ノイチ、デントは僕が不可視の壁シールドを展開し、雨に濡れないようにする
インクさんにも展開する 横に座るローズさんも濡れません


僕は、お嫁さんに何を求める?
若さ じゃないよね ルージュ以外は年上ですし、
年上好き? じゃないよね
強さ? 僕の方が強いし
エロさ? じゃないよね イヴだけじゃないかな?
優しさ? それも違うな
お金? 僕の方が持ってるし
知識? じゃないよね
料理? じゃないよね
なら、何?

僕は 考え事をしながら歩いていた
無意識で体が動く 魔物を倒している
ノイチやデントが動く前に魔物が消える

インクさんは僕を見つめる 見ている

僕はインクさんの何を拒否している?
インクさんの気持ちは確認してないが好きだと解る

お嫁さんパートナーに何を求めてる?

バカーン スキマに頭を叩かれた
「痛いなぁ(痛くないけど) 何するの?」

「さっきから 呼んどるやろ ショウリはんが一瞬で魔物倒すから… 何しとんねん? 何考えてんねん?」

何でこうなった?
ローズさんと交代 インクさんの隣です
 
「しちゃったんですか?」
インクさんが小声で聞いてきた

雨も降っている、馬車の車輪の音もある
聞こえてもモモコくらいだろう

一応 無の空間ナインラウーム(無言詠唱で)展開

「みんな 幸せそうな寝顔してる けど、僕は何も覚えてない」
「朝、マザーに起こされるまでの記憶はいつものように目を瞑ったところまでなんだ 信じられないかも知れたいけど」

「ショウリさんは、ミーゼさんにキスしただけで足腰立たなくなるんですよね? それなら、しちゃったら どうなるんですか?」

やったとしても記憶にない、キスでヘロヘロ状態になるのも間違いない スキルなんか付与しても失神する
そんな僕としちゃったら?

「解らない」
僕の答えは その一言に集約される

「主、休憩です」
ロンが言いに来た

不可視の壁シールドを大きく展開
宝箱の中身 パン2つとミルク 26人分

「ショウリさん、ハウスに入りたいのですが転移が出来ないんですけど…」
ローズさん

「あ すいません 転移解除してました」
転移を繋ぐ
昼休憩直前はちゃんと繋いで、移動始めてまた解除
考え事をしていたから、繋ぎ忘れた

トイレを我慢していた女性陣 ごめんなさい
魔方陣を抜けると服が乾く 乾燥ではなく、服に含まれた水を転移させないから…魔法って便利
ハウスの中が濡れるの嫌じゃないですか

僕も、ハウスにはいる
寝室に入る
まだ、寝てました よく寝れるなぁ…

「イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ 起きて もうお昼過ぎたよ お昼も食べ終わったよ」
ガバッ イヴが起きた
「ご飯?」「あ~ん ダ~リ~ン おはよう♪」

「おはようじゃないよ もう14時だから」

「…「え? 14時」…」同調した

「お おはようございます~ ショウリ様~」
「だから、おはようじゃないよ まゆ」

なぜ?みなさん 顔が赤い?
「おはよう ショウリ すっごい良かったよ」
「エスプリ? な 何を言ってるのかな?」

「…「え~ 覚えてない?」…」同調した
そうなるよねぇ(--;)

「全く」

ルージュ「●●●を▲▲▲したことも」
シーレン「●●●を■■■したんですよ」
エスプリ「ボクも▲▲▲したよ 覚えてないの?」

なぜ?僕に聞こえないの?
チロリン チロリン スマホが鳴った
メール?

スマホを確認
運営からメール?

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
18禁 表示出来ません
昨晩の事も消去しました

かっちゃんダメダメダメダメ
パパが興奮しちゃったじゃない
妹 出来ちゃうよ
やるなら、見てない時にしてね
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「何ですとぉ~」

「記憶を消されたようです 母さんに」

「…「え~」…」同調した

「女神のイヴわたくしにも難しい事を意図も簡単にやってしまうとは 流石、ダーリンのお母様」

「『記憶再現メモリープレイバック』」
「…」覚えてないから不発

「ショウリ様 見たいですか?」
ルージュが赤くなって言う

ルージュワタクシに『記憶再現メモリープレイバック』付与しても構いませんよ」

「ルージュ ちょっと試していい? 付与じゃなく『監視眼モニタリングアイ』」

「『監視眼モニタリングアイ』」

「ダメ 今の見ている視覚が見えるだけだね」
「ルージュの見た記憶は見れないみたいだね」
「もし 見れたとしても音は聞こえないけどね 視覚だけだから」

「ショウリ これからも 消されちゃうの?」
エスプリが聞いてきた

「やるときは 見てない時にって書いてあるから、タイミングだと思うよ」

お嫁さん達の記憶を消された訳じゃないんだよね それまで消されてないなら僕がいつかタイミングが合えばいいんじゃない? ダメかな?」

「ダメですわ あれは共有しないとダメですわ」

コンコン
「ショウリ様、そろそろ出発だそうです」

「大事なこと言わないと ハウスから出ないでね 出たら60日出られなくなるらしいから 君たちが寝てたから、乗客扱いになってるから いいね 試練の迷霧オルドルメイム抜けるまでハウスの中で過ごしてね」

「解りました」
全員納得した

「一応 転移も 出入りも出来なくしてるから 注意してね」

ハウスから出る 転移解除

「ショウリさん、いいですか?」
「お待たせしてすいません」

14:43 移動再開

雨が上がった
メイシモラッタの村より港町シーズーが近くなったからなのか?

“イヴ、エスプリ、まゆ、ルージュ 僕がインクさんと結婚するとしたら どう思う?”

イヴわたくしは インクさんをあまり知りませんから 何とも言えません ダーリンがしたいなら それに従います 反対しません 悪いひとでは無いようですし”

エスプリボクも 反対しない”

まゆわたくしも、 反対はしません”

ルージュの 事もちゃんとしてくれるなら 1人増えても構いません”

“いや カオル、ミホ、フレイも いるから そこんとこも心配で”

“エナが、▲●■の回数が減らないなら 大丈夫だって”
“何の回数ですか?”(--;)
念話も邪魔されてます…禁使用語なのだろうね

「ねぇ、インクさん インクさんはチェアさんと一緒の運び屋では無いのですよね?」
「あ はい インクわたしは服関係の店を出したくて、資金調達と流通等の勉強の為に商隊に同行してます。 それが何か?」

「その目標は達成出来そうですか?」

「甘かった と思います」
「服関係の店を出しても 恐らく私の理想描いた帝国全土に私の(造った)服が並ぶ事は無いでしょう」
「それが、貴族に求められる高級な衣装なら尚更です」
「服を入れた衣装箱を積むくらいなら、食糧をアイテムの素材を積むでしょうし、注文して届くまでに何日もかかる、途中 魔物や盗賊に襲われるかもしれない…そんなリスクのあるは売れないでしょう」
「ショウリさんの ランジェリーでさえ、今はまだキンゴタウンでしか 買えないのですから」

「お店を出したい気持ちはあるのですね」

「勿論です」

「出したい街とかありますか?故郷とか?」

「私の故郷に店を出そうとは思ってません、小さな村ですから、理想は帝都ですが たぶん、帝都そこは無理でしょう」

「シーズーはどうですか?」
「港町ですし、海の向こうに進出なんて考えませんか?」

「シーズーからは、他の大陸には船はまだ出てません、岸沿いに帝都と河を行き交うダダイヤ赤の街だけなんです」
「優秀な航海士は帝都に行ってしまいますから」

「ということは、シーズーで出会った、運び屋のナナさんは、ダダイヤ赤の街か帝都の荷物を護衛してきていたと言うことですか?」

「あの時は、帝都からの荷物でしたね」

「カジノの島には帝都からしか行けないということですね、それ以外僕はまだこの辺りの島事情を知らないので」

「海の事は解らないですが、そうですね…ショウリさんは、何を考えているのですか?」

「わくわくしませんか?シーズーから色んな別の国、島に船が出ていき、そこからシーズーに来る、シーズーが発展したときそこに店を持っていたら
、宿を経営していたらって」
「僕、シーズーにも妖精の館、妖精のホテルを作ろうかと考えてます、そこの経営を任せたいと考えてます、インクさんはその経営をしてみたいと思いませんか?」

「え? 私がですか?」
「そうです、ホテルの経営、妖精の館の管理、服の店、魔道具の店、武器防具雑貨、輸入輸出の運び屋の受付業務の代行店、総合施設の女性オーナーやってみたいと思いませんか?」

「話が大きすぎて理解しがたいのですが…」

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帝都の妖精の館の管理者はマザー
メイシモラッタの村の妖精の館の管理者は林道
シーズーに造る妖精の館の管理者をインクさんにしてもらう

シーズーも妖精の館をホテルにしたい

併設して、服の店・魔道具の店・武器防具の店・運び屋の受付業務を行う事務所、港から出る船の管理業務、輸入輸出物の管理業務
船の運行に関する護衛等の仲介
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この世界にスマホが導入されて まだ、5年
マップ機能を使いこなせる者が少ない
この世界には太陽や星がない 進路の目印は山
故に、海上航路が発達していない
動力は風 帆船だ 
風魔法を使えても船を動かせる程の魔力持ちは少ない
風魔法を使える魔導師を10日もおだて機嫌をとる、そんな行為は続かない
だから、遠方の海上輸送は未発達、ぼろ儲けのチャンス

羅針盤がない 磁力がない訳ではない、富士の樹海…磁力の乱れ?一定していない 魔素溜まりのせい?

は 置いといて
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移動式家キャンピング・ハウスの大会議室◆
休憩時、みんなに集まってもらった

「移動中、インクさんに話したのですが、シーズーにも 帝都やメイシモラッタの村みたいな、妖精の館を作ろうかと考えてます」

「…「え?」…」同調した

「それを、ホテルにしたいと思います、その経営をインクさんに頼みたいと、任せたいと考えてますが、どうですか?」

スキマ「また どえらいもん 考えてんなぁ~」

エスプリ「何で?」

「最初は、シーズーにメイシモラッタの村の受験生が宿泊できる施設を考えたんだけど、受験終わった後、その施設は無駄になったら勿体ないし、今年だけでも勿体ない」

「折角、海があるんだから、泳ぐ 魚を食べる」
「食事付の宿屋だけでは時期的なものになっても困る」

「妖精の館的な 町民のお手伝いをしながら、宿泊施設の運営、観光客が増えれば、お土産が売れる、観光客の目的が海水浴なら水着も売れる」
「お土産屋と服屋を併設、シーズーでしか買えない物を揃えれば、海水浴客以外でも観光客を集められたりする」

ジーム「シーズーでしか買えない物?」

「正確には、輸入雑貨 島や別の国の物です」

コピー「どうやって 他国の物を入手するのですか?」
「それなりの船、風使い、優秀な航海士が要りますよ」

「無いなら、造ります、居ないなら、育てます」

チェア「どうやるのです? ショウリさんは、どうやるのか解ってますよね?」


「学校を造ります」

「…「何ですとぉ~」…」同調した




残り1805日(1月10日)

1月14日シーズー入学試験
1月17日ワナキオさん結婚式(帝都)
1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



〈シーズー付近〉
 1月 10日 ~ 15日
 1月 10日(水) 雨時々曇り 14/11
    11日(風) 晴     15/10
    12日(土) 晴     29/19
    13日(光) 曇り    25/16 
    14日(闇) 曇りのち晴 22/27 
    15日(火) 晴時々雪   5/ 0

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