これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第113話 実家?

第5章 入学試験
第113話 実家?


前回のあらすじ
試練の迷霧オルドルメイムでデントとノイチが活躍、25時間10分でクリアする
クラブ最短記録達成(ショウリは2冠)
討伐履歴が0だったイヴが オルドルをプチッとする



「ライトメル、レフトメル、モモコ メイシモラッタの村に行こうか」
先 頭 チェア、サンバ
2台目 コピー、タクシ
3台目 インク、ローズ
移動式家キャンピング・ハウス ジーム、カイ
僕は、先頭の横を走る、デントと一緒に
他のみんなは、移動式家キャンピング・ハウスへ乗り込む
商隊は進み出す

途中、デントが、大蜘蛛ビッグスパイダーを3体討伐


メイシモラッタの村が見えた


この村に検問的なものはなかった、見張りもない
そのまま村に入る、村民の視線が集まる
ライトメル、レフトメル、モモコに不思議な荷馬車だから

村人A「やぁ チェアさん 商売繁盛だね」
チェア「こんにちは お陰さまで」
ガタゴト 荷馬車は宿屋の駐馬車場に止まる

カイさんが、宿屋に入る
宿屋から、カイさんにそっくりの高齢の男の人とカイさんを若くしたら こんなかな?と思う青年が出てきた

宿屋《トトナの宿》
カイさんの実家だった

宿主「いらっしゃい サンバさん、タクシさん、ローズさん、 チェアさんたちもいらっしゃい、お疲れさま」
ゆっくりとした口調はカイさんだ

青年「お疲れさまです みなさん、父さんもお帰りなさい」
カイさんの息子さんだった 喋りは普通だ

チェア「こんにちは トランドローさん、こんにちは トルトレさん」
サンバ「こんにちは お元気ですか?トランドローさん トルトレは元気だったか?」
タクシさん、ローズさんも挨拶した やはり、親しいようだ

この時、移動式家キャンピング・ハウスから
イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、カオル、スイレン、フレイ、ミホ、ロン、スズ、デント、ノイチと、次々と降りてくるので、村人たちは 目が点になっていた

カイ「こちらは、ショウリさんなんだなぁ ショウリさんは、Sランクの冒険者なんだなぁ」

「…「なんですとぉ~」…」
村人も同調シンクロした

カイ「後ろの人たちは、クラブのメンバーなんだなぁ 彼女たちは、ショウリさんのお嫁さん達なんだなぁ」

「…「なんですとぉ~」…」
村人も同調シンクロした

「こんにちは ショウリです はじめまして」

「イヴです こんにちは ショウリ様ダーリンの妻です」
「こんにちは ショウリの妻のエスプリです」
「こんにちはですわ エナですわ ショウリ様の妻ですわ」
「こんにちは ショウリ様の妻、シーレンです」
「こんにちは まゆです ショウリ様の妻です」
「こんにちは ミーゼです ショウリさんの妻です よろしくお願いします」
「こんにちは ルージュです ワタシもショウリ様の妻です」

みなさん、妻をアピールし過ぎです(--;)
トランドローさん、トルトレさん、村人たちも ポカーン状態

「カオルです こんにちは まだショウリ様の妻ではありません」
(カオル、まだ は要りませんから(--;))

「こんにちは スイレンです まだショウリ様の妻ではありません」
(スイレンも(--;))

「フレイ、こんにちはです まだショウリ様の妻じゃない」
(フレイまで(--;))

村人の男性陣からの視線が痛い
羨ましいを通りすぎ このやろう って感じ


「こんにちは インクです ショウリさんの愛人です」

「…「なんですとぉ~」…」
同調した 僕も

「イ インクさん…」
「冗談です」
(冗談じゃないと思う僕は(--;))

「はぁ~」「ふ~ん」「びっくりしました」

「スキマですぅ ショウリはんの愛人ですわぁ」
女のような声で言う

シーン
「う うけんかった…」
落ち込むスキマ

「ライトです こんにちは、こちらは デューク」
ペコリ

「ロンです 主のエンディナーです」

「エンディナー? 主?」
ロンは、聖獣 黒龍の人化した姿なんだなぁ」

「…「え~」…」同調した

「ご無沙汰してます トランドローさん」
バカデさんも知り合いのようだ

「バカデさん? なぜ? え? どうしてここに?」
トランドローさん、トルトレさんが驚いた

「カイが言ったろ ショウリの クラブメンバーだ こいつはおもしろいヤツだからな」はははっ

「「え~」バカデさんも、クラブメンバー?」
バカデだけじゃないぞ、サンバも、タクシも、ローズも、カイも ショウリのクラブメンバーだ」

「「え~」」
「そうなんだなぁ サンタクローズとトナカイは解散したんだなぁ 『ショウリと愉快な仲間達』なんだなぁ」

「ち 違いますよ」

「そうですわ 『ショウリ様と妻たち´S』ですわ」

「ち 違うから エナ」

「そうですよ、エナ 『精霊王と精霊&妖精他』ですよ」
「違う みんな違う」
「だよねぇ エスプリ」

「『ショウリと妻のエスプリとお供達』」

「…「違う!」…」同調した

「精霊王?」「精霊?」「妖精?」
村人らも 「?」出てます

「みんな いい加減な事は言わないで まだ きちんと決めて無かったのは 悪いと思うけど 『ショウリのクラブ(仮)』でとりあえず」




「はははっ なっ、おもしろいヤツだろう?」
「それから、こいつは デント」
「こんにちは」ペコリ

「ノイチ」「こんにちは ノイチです」ペコリ

「スズ」「こんにちは スズです」ペコリ
バカデさんが、紹介する

トルトレ「ちょっと ちょっと 待って トトナの宿うちにはそんなに 部屋は無いよ」

「はははっ 心配いらん、ショウリたちは、屋敷持ちだ」
「「屋敷?」」
トランドローさんとトルトレさん

村人たちも指差す
キャンピング・ハウスこいつは、風呂付の3階建ての屋敷 移動式だぞ」

「…「え~」…」
村人たちも同調した

「「風呂付の3階建て?」」

「はじめまして カイの父、トランドローです」
名刺をもらった
「どうも」ペコリ

「はじめまして カイの息子の、トルトレです」
名刺をもらった
「どうも」ペコリ

「すいません、名刺を持ってなくて…」
笑いが起きた

「ショウリさん、チェアたちは、商業ギルドに行ってきます」
インク達、お昼 食べてきますので」
と、荷馬車2台(普通の馬)で商業ギルドへ行った
1台は宿屋に預けて 移動式家キャンピング・ハウス

お昼の準備をダミエナ、オリエナに頼む

「じゃ、僕らは 冒険者ギルド…村だから、分所かな? (そこに)行こうか? 討伐報告、報酬もらって 掲示板確認に」「それと セーブしよう」

『察知探索』(無言詠唱)
※メンクラッタの村のティーチャーさんが、していた魔力による周辺探索のショウリバージョン(半径3km、村全体)※

「それなら、こっちですよ、ショウリさん」
タクシさんが、案内してくれるようだ
まぁ みんな一緒だから ついていく
(『察知探索』で村の大体を把握しているから場所は解る)

「ライトメル、レフトメルお疲れさま」
ドネーションして 戻ってもらった

「モモコもありがとう」
ドネーションして カードに戻ってもらった

トランドローさん、トルトレさん、村人たちも驚く 


◆メイシモラッタの村冒険者ギルド分所◆
ドアを入る ♪カララン

「こんにちは」
女性「冒険者ギルド分所へようこそ 始めての方ですね 今日は何でしょう?」

分所に女性…受付置いてるの?

「こんにちは 今 村に着いた冒険者です、試練の迷霧オルドルメイムでの 討伐報告と報酬を受け取りに来ました」

「あ はい では、スマホをここへ置いて下さい」

「僕、1人じゃ無いんですけど」

♪カララン ゾロゾロ
イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、カオル、スイレン、フレイ
入りきれない

「あ あ 1人づつ お願いします」
ショウリ、イヴ、エスプリ、エナ、シーレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ、ライト、デューク、ロン
※スズもついてきてます

カウンターの女性はポカーン状態
挨拶しても 会釈するのがやっと

デントがスマホを置く
討伐報酬が入金される デントが驚く

ノイチが、スマホを置く
ランクがFからCに一気に上がった
カウンターの女性「え~」 僕ら「お~」
カウンターの女性が スマホの履歴を確認する

《ノイチの討伐履歴》
1月8日 
オルドル 〈遭遇〉
スライム
三角ウサギ
 :
 :
ダンスウッド
ダンスフラワー

1月9日
ゴーストバッタ
ビッグゴースト
 :
 :
スフィンクスクス
スフィンクスダマ
 :
 :
オルドルキング 5
オルドル    0 ※他者討伐時の表示
オルドル  〈遭遇〉
(合計 115) 

ちなみに デントは、79体

え? オルドルキング5体を討伐? オルドル討伐? オルドル遭遇?
※カウンターの女性は 討伐時間を見ていなかった、オルドル遭遇から オルドルキング討伐までの数の確認に意識が行っていたから

カウンターの女性「本当に この子が1人で オルドルキング5体を討伐したのですか? 他の魔物の数も信じられない Cランクでもここまでの数は聞いたこともありません、見たのも初めです 何年もギルドに関わって来ましたが…」
ノイチが赤くなっていた

「僕らは、ノイチとデントなら出来ると思い 手を出しませんでした、デントもオルドルキング5体を討伐してますよ」
「え?」カウンターの女性さんは、デントも見る
デントが軽くお辞儀して、赤くなった

僕らも 思う ノイチは凄いと
僕は思わず ノイチの頭を撫でた
益々、ノイチが赤くなってた

エスプリが ボクもと言ったのは置いておく

報酬は、各人のスマホの中に
デントは、大蜘蛛ビッグスパイダーの討伐報酬ももらう

カオル、スイレン、ミホ、スキマ、フレイが討伐報告をしている間に掲示板を確認する

掲示板チェック
やはり、蜘蛛退治が常時依頼である

僕は、Aランク以上のクエスト確認
プロン赤 新種カード化報酬受け取り可能 とあった

ライト、デュークもチェック
特に無し
※SSSのイヴがチェックしないのはイヴへの指名依頼はあり得ないからです、Sランク以上の依頼は僕と一緒だからです※

それを見ていた女性が
「あの~ もしかして、Aランク以上の方ですか?」

「ショウリさんは、Sランク、ライトさん、デュークさんはAランクです」
ミーゼが答えた

「え~ S?」びっくりしていた
「私、メイシモラッタの村 分所所長の トトナ・のどか と言います」ペコリペコリ
名刺をもらった
「どうも ショウリです」ペコリ

所長なんだ…
「分所所長さんが、女性って珍しくないですか?」

「主人と 2人でやってます」ニッコリ

「ご主人が所長ではなく、トトナさん? のどかさん? が所長なんですね どちらで呼べばいいですか?」
「のどか と呼んでください、トトナだと主人もトトナですから」ニッコリ
「主人は 他の仕事が多いので、分所にいるのは私が多いんです 接客があわなくって、ですから私が分所所長に」ニッコリ

「接客? トトナ? あの~ もしかして 宿屋のトトナさん?」

「はい そうですよ」「?」
のどかさんに「?」

「…「え~」…」同調した

「カイさんのお母さん?」
「え? あ~ また ですね」

「また? カイさんどういう事ですか?」
分所の外にいた カイさんにたずねた

カイさん、サンバさん、タクシさん、ローズさんが笑いながら入ってきた

「ただいまなんだなぁ 母さん」
「こんにちは のどかさん」
「久しぶり ですね のどかさん」
「ご無沙汰してます のどかさん」

「お帰り カイ、また やったね」
「いつもの事なんだぁ ショウリさんも驚いたんだなぁ」


「それにしても のどかさんはお若く見えますけど 本当にカイさんのお母さんですか?」
「間違いなく カイの母ですよ 良く 若く見られます ねっ、ミーゼさん」ニコッ

「え? ミーゼは知ってたの?」
ミーゼが微笑む
(ミーゼが「ドッキリ!大成功」って言ったような気がした)

「ナンパ される事もありますよ」ポッ

「外に そのナンパした人の1人がいますよ」

「え?」
「サンバ お前なぁ」
バカデさんが、入ってきた 恥ずかしそうに

「あら~ バカデさんまで どうしたの?」

「また旅をしている ショウリたちと一緒にな」


「そうですか~ のどかさんは、カイさんのお母さん…驚きました それで、Aランク以上の冒険者になにか ご用でしょうか?」

「メンクラッタの村で、蜘蛛の暴走があったとか Aランク以上の方でしたら詳しい情報をお持ちじゃないかと思ったの」
「シーズーの冒険者ギルドの方が詳しい情報があるのではないかと思ったから」

「シーズーではなく、僕らは、メンクラッタの村から来ました」

「あ すいません、Sランクの方がメンクラッタの村から来るとは思ってなかったから、じゃ、まだメンクラッタの村の蜘蛛の暴走の件はご存じ無いのでは?」

「? なぜ そう思うのですか?」
僕らは、顔を見合う みんなも?のようだ

「へ? 今 試練の迷霧オルドルメイムの討伐報告、報酬受け取りって 言ったじゃない?」

「はい」
?確かにそう言ったが…?メンクラッタの村から来て、メンクラッタの村の蜘蛛の暴走の事を知らない???? なぜ?(・・;)?

「メンクラッタの村の蜘蛛の暴走が1月4日だと聞いてますよ、4日前ですよ ショウリさん達がメンクラッタの村を出た後なのではないですか?」

僕らは、顔を見合い笑ってしまった

「な 何がおかしいの? カイ、説明しなさい」
少し機嫌を損ねた感じ

「あ ごめんなんだなぁ 母さん、ショウリさんは、試練の迷霧オルドルメイムを25時間でクリアしてきたんだなぁ、メンクラッタの村の蜘蛛の暴走の後処理も済ませて なんだなぁ」

ライト「蜘蛛の暴走の情報は 確かピンクユニコーンに乗ったメンクラッタの村の使者ではなかったですか? そのピンクユニコーンの所有者はショウリ様なのです」

こうなるよ
「え~ え~ 25時間でクリア?試練の迷霧オルドルメイムを え~ 報告に来た使者が乗っていたピンクユニコーンはショウリのもの? え~」
「え? じゃ ノイチさんは、2日程で115体の魔物の討伐を え~Fランクだったノイチさんが? え~」

「蜘蛛の暴走の事は タクシぼくが説明するですね」

タクシさんたちの説明が耳に入っているのか微妙
興奮して混乱してます

タクシさんたちの説明が途中から試練の迷霧オルドルメイムの話しや僕の話し、カイさん、サンバさん、ローズさんも加わり、これまでの冒険の話しになっていたことは触れない


「ショウリ まだ? お腹空いた」
エスプリが入ってきた

のどか「あっ 食堂はそんなに大勢入れませんよ」

また笑ってしまった

「な 何がおかしいのですか?」
少し機嫌を損ねた感じ

「ごめんなんだなぁ ショウリさんには 移動式のお屋敷があるんだなぁ、メイドも2人居るんだなぁ」

「へ?」
のどかさんは、頭に「?」が出ています
「カイさん 僕たちセーブして戻ります 後の説明はよろしくお願いします」
「解ったんだなぁ」
カイさん、サンバさん、タクシさん、ローズさんが、残った


「それじゃ、早くセーブして、お昼にしようか」
「バカデさん、セーブポイントはどこですか?」

セーブポイントの場所は解るが、バカデさんはここから離れたいだろうな と思ってバカデさんに案内をお願いした

「あ~ こっちだ」
僕らは、セーブポイントに向かう



残り1806日(1月9日)

ショウリの予定
1月14日シーズー入学試験
1月17日ワナキオさんの結婚式
1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレスに配達



78話参照
メイシモラッタの村へのモモコで伝令を走らせる

フォロー、いいね ありがとうございます
感想等ありましたら一言お願いします




コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品