これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第4章 第104話 記憶も変わる?

第4章 試練のその先
第104話 記憶も変わる?



前回のあらすじ
まゆとルージュを探して隣の部屋ナスタルームに入るも出られなくなり、気配を探していると知らない気配を見つけた
その気配を目標にテレポートすると、そこは試練の迷霧オルドルメイムの中だった
気配の正体は女神のムッツリロリデ=エロイ・コトスキーだった



「シ ショウリ様の加護が 加護が付きました」
「『監視眼モニタリングアイ』を覚えました」
ルージュに加護が付いき、『監視眼モニタリングアイ』を覚えた

「あっ キスしたから…」

「え~ 何でぇ~」
「え~ ルージュだけぇ~」


まさか、ルージュとは…エスプリ、ミーゼの次はエナかシーレン、スイレン辺りだと思っていたけど
ルージュも僕を好きだったんだ

ルージュを見つめていると
まゆワタクシにもキスしてください」
まゆが抱きついて来たけどステータスで反応できた、受け止めた

まゆワタクシ やはり 嫌われてます?」

「そうじゃない 嫌いじゃないよ」

「なら、キスして ください」
まゆが目を瞑る

ここでキスをしなければ、まゆは恐らく僕が蜘蛛だからキスしないと思うだろう
ルージュも見てる、エロイも見てる
(キス)するしかないのか?

顔を近づける

“ショウリ ショウリ 聞こえる?”
エスプリから念話

まゆもルージュも聞こえた
エンディナーの念話だったから

まゆが目を開き離れる

“エスプリ 聞こえるよ”
(“よかったぁ~”)

“何がよかったの?”

“まゆとルージュを見つけたよ”

“そう! よかったね じゃ 帰ってくるの?”

“ん~ それがねぇ~ ちょっと時間かかるかな?”

“ごめんなさい ルージュワタシのせいでご迷惑をおかけして 本当にごめんなさい”

“ごめんなさい”
まゆも謝る

“時間がかかる? 何で?”

“今、いるところが また、問題で”

“どこにいるの?”

試練の迷霧オルドルメイム

“え? 試練の迷霧オルドルメイム? 何で?”

隣の部屋ナスタルームから中々出られず やっと出たらここだったのです”
ルージュが説明する

“でも 何で、試練の迷霧オルドルメイムに?”

“それが~ 気配を見つけてテレポートしたら、その気配は女神様だったんだよねぇ~”

“女神? え?”

“あなたがエスプリね、そして あなたがまゆ、あなたがルージュね”

“主、今のはどなたですか?”

“今のはロンかしら?”

“「「「え~」」」”
僕、まゆ、ルージュが驚く

“なぜ、エロイ様が念話に入れるのですか?”

“だから、その名前は呼ばないで! 私が女神だからよ”

“え~” “なんと”
エスプリ、ロンが驚いた

“エロイって エロイ?”
“だから その名前は呼ばないで!スライムさん”

あっエスプリがスライムだということも知っている?

“スライムって言うな ボクはエスプリ…女神様”

“今、ちょっと込み入ってるから、また、連絡するよ”

“解った”プツッ

「女神様は念話の中にも入れるのですね…それで なぜ? 僕に名前が変えられると思うのですか?」

「その前に、なぜ、ルージュ彼女にあなたの加護が付いたのですか?」
「あなたは、人間にしたはずですが…」

「「え? したはず?」」
まゆ、ルージュが気付く まゆ、ルージュが僕を見る

「僕にあなた女神様の加護が付いてます、僕の転生にあなた女神様も関係しているのですか?」

「「え? 転生? え?」」
まゆ、ルージュが僕と女神様を見る

「話してもいいのね?」
「はい」僕は同意する

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
僕と女神はお互いを補足しながら経緯を話した

僕が別の世界の人間で、父さんと母さんと創造神?により、この世界に転生したこと
なぜ転生したか…寿命が1年でこの世界だと、5倍、1800日程だということも
その事は、エスプリ、ミーゼ、シーレン、スイレン、エナ、バカデさんが知っていることを

この世界の管理者が女神ムッツリロリデ=エロイ・コトスキーであること
(そうなんだ ショウリも知らなかった)

転生の際、ステータス補正に加護を与えたこと
(そうなんだ ショウリも知らなかった)

そこで、僕と女神の関係は終わるはずだったが、僕がステータスの変更 名前が変えられる…ステータスを変更出来ると知って探していたと
自分エロイの名前を変えてもらうために
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「ということで ここで待ってましたの ショウリ あなたを」
女神様はモジモジしているの 赤くなっている

「名前を変えたら、どうなるか ご存じなのですか?」

「か 覚悟はしてます ゴクリ」
解っているようだ

【神眼】
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ムッツリロリデ=エロイ・コトスキー
レア度:★★★★★★(Max.)
分 類:女神
種 族:神族
性 別:女
年 齢:119《【最適化】》
職 業:神
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

レベル:9999(Max.)
H P:3703680/3703680
M P:4370340/4370340
霊 力:3000000/3000000
神 力:1500000/1500000
攻撃力:1018160
防御力:1018160
魔法攻撃力:545400
魔法防御力:545400
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「僕より低いステータスなんですね」

「「「え?」」」
「私より高い?攻撃力100万なんですよ それより高い?」
「そんな事はあり得ません」

「え~ 何で私より強いの?(なぜ?神補正が働かないの?)」

「ん~ 神様のせい?」
(僕にも 解りません)

「名前、変えましょうか? 希望の名前はありますか?」

「ビーナス モナリザ パンドラ グレース マチルダ サンディー オリビア アイリス アリス ウェンディー レベッカ エルザ プリン メロディー チェルシー クレア 迷っちゃう」

女神様彼女が出したのはスマホやタブレットではなく巻物、2mはありそうな それには候補が書かれているようだ

「10 数えるまでに決めてください 1 2 3 4 5…」
「ちょっ ちょっと ちょっと 何で10秒なの」

「時間がかかりそう だから?」

「5 6 7…」

「う~ はっ、ショウリ その前に、責任とって」

「は? なんの?」

「見たんでしょう 女神のを」
赤くなりました

何でこうなった?
「そうです、ショウリ様、責任とってくださいます?」
「ショウリ様、ワタシも責任をとって欲しいです」

「「「お嫁にいけなくなりました、責任をとってください」」」
同調シンクロした

こういう時はどうする?どうする?
見たのは確か きちんと記憶されてる 鮮明に
思い出して赤くなってきた 元気になってきた

僕が悩んで考えている間に女神が契約書(婚姻届)を造っていた、女神の創造力で
まゆ用 ルージュ用 女神自分
「「「結婚してください ショウリ様」」」

「はい?」

契約書(婚姻届)が光だした

パンパカパーン♪
「契約成立です」
「エロイは、ショウリの妻になりました」
「まゆは、ショウリの妻になりました」
「ルージュは、ショウリの妻になりました」

全員が黙視できるテロップが表示された
まゆ、ルージュが嬉しそう

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ムッツリロリデ=エロイ・コトスキー
レア度:??????
分 類:女神
種 族:神族
性 別:女
年 齢:????
職 業:神/ショウリの妻 [NEW]
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:まゆ (神の蜘蛛アラーアランカブトゥー:怪種)
レア度:★★★★★★★
分 類:大蜘蛛
種 族:神獣(蜘蛛)
性 別:女
年 齢:2222歳
飼い主:ショウリ(蜘蛛の神) 〈★★★★★〉
職 業:ショウリの妻 [NEW]
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ルージュ
レア度:★★★★★★★
分 類:フェニックス
種 族:聖獣(炎鳥)
性 別:女
年 齢:0歳
飼い主:ショウリ〈★★★★★〉
職 業:ショウリの妻 [NEW]
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
監視眼モニタリングアイ

女神、まゆ、ルージュの職業にショウリの妻が追記された


「な 何で? 何がどうなってる?どうして?」

「今、ショウリあなたが『はい』と言ったからです」
まゆわたくしとの結婚を承諾したからみたいです」
ルージュワタシの願いを受け入れてくれたからです」

「え~」

まゆワタクシとの結婚は嫌ですか?」

ルージュワタシと結婚するのは嫌なのですか?」

女神との婚姻を破棄にすると?」
「もう、契約が成立してます ステータスに『ショウリの妻』と表示されたのを無視するのですか?ショウリあなたは?」

「『根の呪縛コーリン・チェーン』『魔力吸収アヴソーヴ』」
3人に根が絡む、魔力を吸収し始める(まゆの糸より強力)

「ショウリ様?」
「ショウリ 何をするのよ?」
「ショウリ様に こんな性癖があったなんて」ポッ
(まゆ、僕にそんな性癖ありませんから 少ししか)


「確かに『はい』と答えた事になるのかもしれない、疑問系で答えたけど…」
「女神のあなたが強行するのなら、僕も僕の出来ることで 無効にします ステータスを書き消します」

まゆワタクシは ショウリ様の妻になることを希望します」

ルージュワタシはショウリ様の妻になりたいです、心から希望します」

「くっ」

僕は女神エロイのステータスを書き変えていった

ポチポチポチポチ
「あ あ あ~ これが いやっ ダメ 止めて」

ポチポチポチ
「あっあ~あ~ん」

ポチ ポチポチポチ ポチ ポチポチポチ
エロイは悶えてます

まゆ「ショウリ様?」

ポチポチポチ ポチポチポチポチポチ
エロイは痙攣し始めました ヒクヒクピクピク

ルージュ「ショウリ様、そんな…」

ポチ ポチポチ ポチ ポチポチポチ

「……………」「…………」

名前:シルバメデューム=イヴ・アテナ [決定]ポチッ
「あ~~~~~い~い~」ガクッ 失神しました

「(『根の呪縛コーリン・チェーン』)解除」

職 業:ショウリの妻
は、そのままです

【シルバメデューム=イヴ・アテナの加護】★★
 ・全能力補整 4倍      
 ・生命の源 体力回復速度4倍 
 ・魔力の源 魔力回復速度4倍 
 ・霊力の源 霊力回復速度2倍
 ・神力の源 神力回復速度2倍
 ・神の保護 状態異常抵抗力100% 
 ・アイテム創造(調合、合成、錬金ができる)
 ・アイテム創造力増
 ・魔法が創造できる

イヴのステータスの名前を変えたら、僕のステータスも変わった…もしかしたら、記憶も変わるのか?
※ショウリはようやく、人の記憶まで変わるのではないかと思い始めた※


「ショウリ様?」

「まゆ、彼女の名前は何?」
僕は、まだ 誰にもイヴの名前を教えていない
僕しか知らないこと

「え? 女神様の名前はエ…イヴ シルバメデューム=イヴ・アテナ です え?」
「え?」
まゆもルージュも不思議な顔をする

まだ、イヴ本人は失神中

「やっぱり、そうだ 僕が、ステータスを書き換えたら、その事を知る人の記憶も変わるんだ」

「「え?」」

帝都で『鯛』の名前を変えたとき、ナナシ(名前未設定)の妖精に、『マザー』と名付けた時、不思議に思ったこと…なぜ、名前を知っているのか…これではっきりした。
ステータスの変更が記憶まで影響している

そして 元エロイ彼女を知る者は 今から、
女神=『シルバメデューム=イヴ・アテナ』となるのだろう

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
父さん、母さん
見てますか? お嫁さんが1度に3人出来ちゃいました
ルージュは、0歳です いいのかな?(--;)
イヴは女神です    いいのかな?(--;)
まゆは、神獣年上です(父さん、母さんより遥かに)

イヴとは知り合って数分です いいのかな?(--;)
まゆ、ルージュ、イヴ をよろしくです

たぶん、戻ったら更にお嫁さんが増えると思います
5人程(エスプリ、ミーゼ、エナ、シーレン、スイレン) +3人(カオル、ミホ、フレイ)かな? いいのかな?(--;)
生活資金は王金貨1100枚(11億円)はありますから、大丈夫です
仕事は、冒険者で、ランジェリーも造って、武器等も製作販売してます
家もあります、造りました(見てましたよね?)
庭付き?モンスター広場、畑もあります(ハウスの中ですけど)
ペットもいます モンスターですけど
メイドさんも 2人ダミエナ、オリエナ ゴーレムですけど
仲間も増え、知り合いも沢山出来ました
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「さて、オルドルメイムこ こから出なきゃ」

カードモンスターとなったオルドルを呼び出した
「オルドル 僕らは仲間の所に戻りたい、どうすればいい?」

「ご主人様方は、正式に試練の迷霧オルドルメイム入霧手続きをしていただければ、試練に挑戦可能です」
「クリアすれば、オルドルキングを倒せば出られます」

「え? 不法侵入じゃなかったの?」

「不法侵入の方は、そちらの『シルバメデューム=イヴ・アテナ』様です」

「「「え~」」」
「? 今、シルバメデューム=イヴ・アテナって言った?」
「エロイ じゃないの?」

「はい? エロイ? 女神様は、エロイ方なのですか? 神は見掛けによらないのですね」
オルドルの記憶まで変わってる やっぱり

「じゃ、僕らを登録してくれる?」

「それが…わたくし、試練の迷霧オルドルメイムの管理者から外れました、ショウリ様のカードモンスターになってしまいましたから」

「「「なんですとぉ~」」」

「では、ここから出るのはどうしたらよいのですか?」
ルージュが聞く

「転移を試してみてはどうでしょう?不法侵入者と管理者が見つけるかも知れません、ショウリ様はこの場所からの転移ですから、発見されれば、登録→挑戦の流れになると推測されます」

「推測ねぇ…」

「どうせなら、脱出を試みますか?」

失神気絶中のイヴをお姫様だっこし
オルドル、まゆ、ルージュを無の空間ナインラウームで包む
『記憶転移』でシーズーへ転移を試す 不発

暫く待つと 来ました ペンギンさん
無の空間ナインラウーム解除

オルドル「ここは、試練の迷霧オルドルメイムダニ 冒険者のみなさん ようこそダニ」




残り1808日



神補正…後々の話に出す予定(予定は未定)


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