これって?ゲーム?異世界?
第3章 第62話 具現化?
第3章 帝都へ、飛び級登録試験
第62話 具現化?
前回のあらすじ
僕達の移動手段で作った移動式家をチェアさん、チョコパさん、バカデさんが驚いた
僕の魔力が5000以上だと知る
冒険者トーナメントの賞品をガチャで出した
モンスターカード引換券を引き換えることにした
「バカデさん、サイコーさん、カードモンスター引換券を引き換えたいのですが?」
「ショウリさんは魔物をカード化出来るのですか?出来ないと引き換え出来ませんよ」
「出来ます、今も何枚か持ってますから」
「では ショウリさん ギルド裏のバトル場へどうぞ」
僕らは、ギルド裏のバトル場へ行った
「今から、カードモンスター召喚用の魔方陣を書きますので、暫く時間がかかります」
ギルド職員らしい人が、召喚用の魔方陣を手引き書を見ながら、床に書き始めた
これは、時間がかかりそう(--;)…そうだ 確か…
僕は、ポーチから、『結界魔法陣の風呂敷』を出し、その魔法陣を消し、【神眼】で覗き見た召喚用の魔法陣を風呂敷に書いた
その魔法陣は、1体召喚用の物だったので、同時5体まで召喚出来るよう魔法陣に手を加えた
魔法陣に五角形的なイメージがあるから
「サイコーさん、これを使ってもらって構いませんよ」
僕は、その5体同時召喚可能に書き換えた魔法陣の風呂敷を見せた
「ショウリさん、これは? 魔方陣の風呂敷ですか?
…これは、召喚用の魔法陣ではないですか?」
「はい、これでよければお貸ししますよ」
サイコーさんは、魔法陣の風呂敷を作業をしていた職員に見せると、職員が驚いていた
魔法に特化した技能の持ち主だったようだ
「これをどこで手に入れられたのですか?」
「ガチャで出た魔法陣の風呂敷に僕が手を加えた物です」
「僕は、召喚士のモモタ・カイゾウと言います、これは、最大5体同時に魔物を具現化出来る魔法陣のようですが、それをあなたが書いた…と言われるのですか?」
????? 具現化?(・・;)?
「何か?おかしいでしょうか?」
「おかしいです。魔物を具現化するには魔力が必要です、レベル30の魔法使いのMP最大値の平均は200~300程度です(種族によっての差)、カードモンスター1体の具現化に150~200のMPを、カードモンスターによっては、300以上必要とするモンスターもいます」
「なぜ、魔力がこんなに必要かと言うと指定具現化召喚だからでして、未契約のカードモンスターを実体化するには、そのカードモンスターを具現化するだけの魔力が必要になるわけです」
「常識的に、5体を同時に召喚する魔法陣を必要としません、1体で充分なんです、1体でも大変なんですよ…」
「5体、同時に具現化出来るはずがありません。3体が具現化していても、次に具現化に失敗すれば、全て無効になってしまいます、1度具現化に失敗したカードは消滅してしまいます、5枚目の何もしてないカードもです、2回目はありません」
「魔力が0になれば失神、魔力回復が遅いと召喚者に肉体的、精神的ダメージを受ける場合もあります、デメリットの方が多いこの魔法陣を使う者、使える者が存在するとは思えません」
「すいません、カードモンスター召喚にそんな負担がかかるとは思ってなくて、自分の感覚だけで創ってしまいました」
「では、ショウリさんは、これを使いこなせると?」
「たぶん問題なく使えると思います」
「ミーゼも出来ると思いますよ」
「ボクも、ショウリなら出来ると思う」
「ワタシも問題ないと思いますですわ」
「ショウリ様なら、何の問題もないと思います」
「スイレンも、問題になるところが思い当たりません」
「俺もショウリが出来る方に賭けるな」
「チョコパも見てみたいです、5体同時に具現化に成功するショウリさんを」
「チェアもショウリさんなら、出来ると思います…失敗を想像出来ないと言った方が正しいかもしれません」
「みなさんが、そこまで推すショウリさんとは何者ですか? 言っておきます、カイゾウは反対しました。責任は自己責任です カイゾウは何が起きても知りません」
そう言って風呂敷の使用を許可してもらった
・スネークテール・クッキータートル 具現化最低MP500
・ダンゴワニ 具現化最低MP300
・豆投げ巨人 具現化最低MP300
・卵星テントウ 具現化最低MP200
・卵星テントウ 具現化最低MP200
のカードを召喚魔法陣の角に置いた
カードが光だし、魔法陣が光だした、カードモンスターが具現化した
亀「私のヴィルマになるのは誰?」
蛇「わたくしのヴィルマにぃ~♪なるのはぁだあれ♪」
ワニ「ヴィルマ、わしのダンゴは旨いぞ」
巨人「おらのヴィルマは、誰だ?」
テントウ(「私のヴィルマはどなた?」)
テントウ「…」
※卵星テントウは喋れない
1つの魔法陣の中に5体のカードモンスターが現れた
カードモンスター同士も驚いた
亀「これは?どうなっているの?」
蛇「なによ?なんなのよ?」
ワニ「こ これは?」
巨人「おら ビックリだ」
テントウ(「私のヴィルマは凄いじゃない」)
テントウ「…」
「な なぜ? なぜ、5体のカードモンスターを同時に具現化出来るのですか? 具現化最低MP1500ですよ それに5体ともなぜ成体なんですか? 幻獣まで具現化してしまうとは…」
「…「それは、ショウリ(さん、様)のMPが5000以上だから」です…」
「魔力が5000以上?」
「…「え~」…」
ギャラリーが同調した
いつのまにか賭けが行われていて、ミーゼ(¥o¥)とバカデさんの懐がホクホクになっていた
いつのまに(--;)
「成体 なんですかそれは??(・・;)?」
「成体とは 既にカードモンスターがヴィルマとして認めた状態、実体化した姿のことです…通常は仮の姿 幻影体なんです」
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:スネークテール・クッキータートル
レア度:★★★★★☆☆
分 類:スネークテール・タートル
種 族:幻獣(亀?)
性 別:オス、中性
年 齢:654歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重2235㎏
特 長:亀、尻尾に蛇を宿す
甲羅が、クッキーで出来ているとても美味しい、脱皮のように剥がれ、再生する
雑食幻獣
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『スネークテール・クッキータートルのクッキー』
レア度:★★★★☆
売 値:未設定
特 徴:とても美味しい、甲羅の縁は硬い、新しい物ほど軟らかい、保存食としても長持ちするクッキー
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:ダンゴワニ
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:ダンゴワワニ
種 族:魔獣(ワニ)
性 別:オス
年 齢:60歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重1027㎏
特 長:背中にダンゴが出来るとても美味しい、脱皮のように剥がれ、再生する
家畜として珍重される魔獣
肉食魔獣…特にオーガの肉を好む
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『ダンゴワニのダンゴ』
レア度:★★★☆☆
売 値:未設定
特 徴:たこ焼き程の大きさ、おやつに最適
軟らかくて美味しい、温めると更に美味しい
カロリー低めで女性に好まれる
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:豆投げ巨人
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:豆投げ巨人
種 族:魔獣(巨人)
性 別:オス
年 齢:180歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重1802㎏
特 長:豆を産み出しそれを投げて攻撃してくる
豆は魔力が尽きるまで作れる
その豆は食用にも出来、栄養豊富で美味しい
光合成で食事はしない
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『豆投げ巨人の豆』
レア度:★★★☆☆
売 値:未設定
特 徴:魔力の込め方で固さや大きさを加減できる
その豆は芽を出すことはない
酒のつまみになる(好みで固さを調整)
…あっちの世界なら、2月の豆まきイベントに便利そう
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:卵星テントウ
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:卵星テントウ
種 族:魔獣(昆虫)
性 別:メス
年 齢:4歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長1.2m、体重3㎏
特 長:背中に卵の模様がある巨大なテントウ虫
性格が大人しい卵を毎週50~100産む
農家で家畜として珍重される魔獣
雑食…魚は嫌い、三角ウサギやトトマの葉を好む
平均寿命6年
人の言葉を理解出来る
【D.W.言語〈☆☆☆〉】
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『卵星テントウの卵』
レア度:★★☆☆☆
売 値:未設定
特 徴:その卵は孵ることはない
大きさは普通の卵くらい
卵料理全般に使える
カロリーは鶏卵の1/10
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:卵星テントウ
レア度:★★★☆☆☆☆
分 類:卵星テントウ
種 族:魔獣(昆虫)
性 別:メス
年 齢:2歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長1m、体重3㎏
特 長:背中に卵の模様がある巨大なテントウ虫
性格が大人しい卵を毎週50~100産む
農家で家畜として珍重される魔獣
雑食…魚は嫌い、三角ウサギやトトマの葉を好む
平均寿命6年
ヴィルマの指示を理解出来る
§ § § § § § §
~ ~ ~ ~ ~ ~
「君たちのヴィルマ、ショウリです、よろしく」
「ショウリ様、私はあなたをヴィルマとして認めます」
「わたくしもショウリ様をヴィルマとして認めますわ」
「わしもヴィルマと認めましょう、ショウリ様を」
(「ショウリ様、私のヴィルマ」)
「…」
【神眼】卵星テントウは話せないんだ…
1体はスキル持ち、もう1体はスロットもない なら
『無の空間』
卵星テントウに触れた
スキルD.W.言語〈★☆☆〉をレベルアップした
言葉が話せるようにした
「あ~ なんです…ショウリ様、な 何をされたの~」
(ナインラウームで僕にしか聞こえません)
「言葉を話せるようにしたよ」
ナインラウーム解除
テントウ「私はショウリ様をお慕い申し上げますぅ~」
亀「ん?卵星テントウが話せるようになったのか?」
(小声で)「僕が、話せるようにしたの」
蛇「まぁ、ショウリ様はそんなことまで出来ちゃうのぉ?す・て・き」ウインク
ボン 煙となりショウリの手の中に5枚の『スネークテール・クッキータートル』『ダンゴワニ』『豆投げ巨人』『卵星テントウ』×2 カードが現れた
サイコー「カードモンスターとの契約が成立したようですね」
カイゾウ「まだ、信じられません…」
「もう2枚、カードがあるのでカードモンスター化してもいいですか?」
「あ はい どうぞ」
僕は、『酒コーピオン』と『ピンクユニコーン』のカードを風呂敷の真ん中に並べて置いた、今度は霊力を込めてみた
カードが光だし、魔法陣が光だした さっきの光より遥かに眩しく
「なんですか? どうなっているのですか?」
「ショウリ お前なぁ」
「ショウリさん、今度は何をされたのですか?」
「ショウリ大丈夫?」
エスプリが心配そうによってきた
「まさか? この光方は… 覚醒?進化?」
シーレンさんが言う
光が消えた
「お~ 力が漲る ヴィルマよ~」
「ヒヒーン 私のヴィルマは誰ですぅ?」
『三尾酒コーピオン(覚醒)』
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:三尾酒コーピオン(覚醒)
レア度:★★★★★★☆
分 類:酒コーピオン
種 族:霊獣(蠍覚醒種)
性 別:オス
年 齢:24歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長5m、体重999㎏
特 長:蠍の霊獣、尾が3つ
それぞれから、果実酒(リンゴの搾り汁のような酒)、ワイン、ビーロ(ビールのような酒)が魔力が尽きるまで出てくる
肉食霊獣…猿・熊系の魔獣が好き
酒で酔わせて食す
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
レベル:170 〈★★★★★〉
H P: 970/ 970
M P: 2880/2880
霊 力: 960/ 960
性 格:楽しいことが好き
酒好きが好き
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:二角ピンクユニコーン(覚醒)
レア度:★★★★★★☆
分 類:二角ピンクユニコーン(覚醒)
種 族:霊獣(ユニコーン:覚醒種)
性 別:メス
年 齢:30歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体高2m、体重389㎏
特 長:角が2つあるユニコーン
草食霊獣
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
レベル:180 〈★★★★★〉
H P: 880/ 880
M P: 2880/2880
霊 力: 960/ 960
性 格:温厚
~ ~ ~ ~ ~ ~
「魔獣が霊獣になったのですか?」
「これは、『酒コーピオン』と『ユニコーン』では?」
「『酒コーピオン』だって、ただ酒が飲めんのか? ショウリ 俺にくれ!」
「「却下です」わ」
シーレンさんと、エナが即答…二人は酒好きかな?
スイレンさんがやれやれの表情
「私は、あなたをヴィルマと認めます、お名前は?」
「僕の名前はショウリ よろしくね」
「私もショウリ様、あなたをヴィルマとしますぅ つかえますぅ」
「「ショウリ様、よろしくお願いいたします」ぅ」
ボン ショウリの手の中に『三尾酒コーピオン(覚醒)』と『二角ピンクユニコーン(覚醒)』カードが現れた
「ショウリ様、酒コーピオンの酒で年忘れの宴です そうしましょう 今から、しましょう」
「ですわ、宴ですわ 今からですわ」
ギャラリーも頷く ウンウン
賛成多数で可決されました(--;)
「宴は、トーナメントの後です!」
「今回の景品は成績上位者から好きな物を取っていく選択式です、上位になればお目当ての景品をゲット出来る可能性は高いです」
景品リスト
・スライムを呼ぶ笛
・宿屋宿泊20%割引券6枚綴り
・魔石ガラスの靴(装飾品)
・冒険者の高級テント(4人用)
・ダダイヤ赤の街宿館『女神の吐息』お食事付特別サービス券(男性5名様) ×2
・帝都★★★★★食堂『神の食卓』お食事券(5人分)
・宿屋10%割引券 9枚
・『Victory』ランジェリー5色セット
・『Victory』ランジェリーお仕立て券
・『Victory』ランジェリー10%割引券
・武器屋10%割引券
・防具屋10%割引券
・道具屋10%割引券
何でそうなった? 僕が出したアイテムが、賞品となった
残り1816日
〈アイテム紹介〉
『スライムを呼ぶ笛』
吹くと近くのスライムが集まる
スライムがいないと何も起きない
楽器としても使える
『冒険者の高級テント』
雨風等に強くてとても軽い素材で出来ている
暑さや寒さもテント内の温度を調整してくれる
フォロー、いいね ありがとうございます
感想・誤字報告等ありましたら一言お願いします
第62話 具現化?
前回のあらすじ
僕達の移動手段で作った移動式家をチェアさん、チョコパさん、バカデさんが驚いた
僕の魔力が5000以上だと知る
冒険者トーナメントの賞品をガチャで出した
モンスターカード引換券を引き換えることにした
「バカデさん、サイコーさん、カードモンスター引換券を引き換えたいのですが?」
「ショウリさんは魔物をカード化出来るのですか?出来ないと引き換え出来ませんよ」
「出来ます、今も何枚か持ってますから」
「では ショウリさん ギルド裏のバトル場へどうぞ」
僕らは、ギルド裏のバトル場へ行った
「今から、カードモンスター召喚用の魔方陣を書きますので、暫く時間がかかります」
ギルド職員らしい人が、召喚用の魔方陣を手引き書を見ながら、床に書き始めた
これは、時間がかかりそう(--;)…そうだ 確か…
僕は、ポーチから、『結界魔法陣の風呂敷』を出し、その魔法陣を消し、【神眼】で覗き見た召喚用の魔法陣を風呂敷に書いた
その魔法陣は、1体召喚用の物だったので、同時5体まで召喚出来るよう魔法陣に手を加えた
魔法陣に五角形的なイメージがあるから
「サイコーさん、これを使ってもらって構いませんよ」
僕は、その5体同時召喚可能に書き換えた魔法陣の風呂敷を見せた
「ショウリさん、これは? 魔方陣の風呂敷ですか?
…これは、召喚用の魔法陣ではないですか?」
「はい、これでよければお貸ししますよ」
サイコーさんは、魔法陣の風呂敷を作業をしていた職員に見せると、職員が驚いていた
魔法に特化した技能の持ち主だったようだ
「これをどこで手に入れられたのですか?」
「ガチャで出た魔法陣の風呂敷に僕が手を加えた物です」
「僕は、召喚士のモモタ・カイゾウと言います、これは、最大5体同時に魔物を具現化出来る魔法陣のようですが、それをあなたが書いた…と言われるのですか?」
????? 具現化?(・・;)?
「何か?おかしいでしょうか?」
「おかしいです。魔物を具現化するには魔力が必要です、レベル30の魔法使いのMP最大値の平均は200~300程度です(種族によっての差)、カードモンスター1体の具現化に150~200のMPを、カードモンスターによっては、300以上必要とするモンスターもいます」
「なぜ、魔力がこんなに必要かと言うと指定具現化召喚だからでして、未契約のカードモンスターを実体化するには、そのカードモンスターを具現化するだけの魔力が必要になるわけです」
「常識的に、5体を同時に召喚する魔法陣を必要としません、1体で充分なんです、1体でも大変なんですよ…」
「5体、同時に具現化出来るはずがありません。3体が具現化していても、次に具現化に失敗すれば、全て無効になってしまいます、1度具現化に失敗したカードは消滅してしまいます、5枚目の何もしてないカードもです、2回目はありません」
「魔力が0になれば失神、魔力回復が遅いと召喚者に肉体的、精神的ダメージを受ける場合もあります、デメリットの方が多いこの魔法陣を使う者、使える者が存在するとは思えません」
「すいません、カードモンスター召喚にそんな負担がかかるとは思ってなくて、自分の感覚だけで創ってしまいました」
「では、ショウリさんは、これを使いこなせると?」
「たぶん問題なく使えると思います」
「ミーゼも出来ると思いますよ」
「ボクも、ショウリなら出来ると思う」
「ワタシも問題ないと思いますですわ」
「ショウリ様なら、何の問題もないと思います」
「スイレンも、問題になるところが思い当たりません」
「俺もショウリが出来る方に賭けるな」
「チョコパも見てみたいです、5体同時に具現化に成功するショウリさんを」
「チェアもショウリさんなら、出来ると思います…失敗を想像出来ないと言った方が正しいかもしれません」
「みなさんが、そこまで推すショウリさんとは何者ですか? 言っておきます、カイゾウは反対しました。責任は自己責任です カイゾウは何が起きても知りません」
そう言って風呂敷の使用を許可してもらった
・スネークテール・クッキータートル 具現化最低MP500
・ダンゴワニ 具現化最低MP300
・豆投げ巨人 具現化最低MP300
・卵星テントウ 具現化最低MP200
・卵星テントウ 具現化最低MP200
のカードを召喚魔法陣の角に置いた
カードが光だし、魔法陣が光だした、カードモンスターが具現化した
亀「私のヴィルマになるのは誰?」
蛇「わたくしのヴィルマにぃ~♪なるのはぁだあれ♪」
ワニ「ヴィルマ、わしのダンゴは旨いぞ」
巨人「おらのヴィルマは、誰だ?」
テントウ(「私のヴィルマはどなた?」)
テントウ「…」
※卵星テントウは喋れない
1つの魔法陣の中に5体のカードモンスターが現れた
カードモンスター同士も驚いた
亀「これは?どうなっているの?」
蛇「なによ?なんなのよ?」
ワニ「こ これは?」
巨人「おら ビックリだ」
テントウ(「私のヴィルマは凄いじゃない」)
テントウ「…」
「な なぜ? なぜ、5体のカードモンスターを同時に具現化出来るのですか? 具現化最低MP1500ですよ それに5体ともなぜ成体なんですか? 幻獣まで具現化してしまうとは…」
「…「それは、ショウリ(さん、様)のMPが5000以上だから」です…」
「魔力が5000以上?」
「…「え~」…」
ギャラリーが同調した
いつのまにか賭けが行われていて、ミーゼ(¥o¥)とバカデさんの懐がホクホクになっていた
いつのまに(--;)
「成体 なんですかそれは??(・・;)?」
「成体とは 既にカードモンスターがヴィルマとして認めた状態、実体化した姿のことです…通常は仮の姿 幻影体なんです」
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:スネークテール・クッキータートル
レア度:★★★★★☆☆
分 類:スネークテール・タートル
種 族:幻獣(亀?)
性 別:オス、中性
年 齢:654歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重2235㎏
特 長:亀、尻尾に蛇を宿す
甲羅が、クッキーで出来ているとても美味しい、脱皮のように剥がれ、再生する
雑食幻獣
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『スネークテール・クッキータートルのクッキー』
レア度:★★★★☆
売 値:未設定
特 徴:とても美味しい、甲羅の縁は硬い、新しい物ほど軟らかい、保存食としても長持ちするクッキー
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:ダンゴワニ
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:ダンゴワワニ
種 族:魔獣(ワニ)
性 別:オス
年 齢:60歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重1027㎏
特 長:背中にダンゴが出来るとても美味しい、脱皮のように剥がれ、再生する
家畜として珍重される魔獣
肉食魔獣…特にオーガの肉を好む
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『ダンゴワニのダンゴ』
レア度:★★★☆☆
売 値:未設定
特 徴:たこ焼き程の大きさ、おやつに最適
軟らかくて美味しい、温めると更に美味しい
カロリー低めで女性に好まれる
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:豆投げ巨人
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:豆投げ巨人
種 族:魔獣(巨人)
性 別:オス
年 齢:180歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長3m、体重1802㎏
特 長:豆を産み出しそれを投げて攻撃してくる
豆は魔力が尽きるまで作れる
その豆は食用にも出来、栄養豊富で美味しい
光合成で食事はしない
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『豆投げ巨人の豆』
レア度:★★★☆☆
売 値:未設定
特 徴:魔力の込め方で固さや大きさを加減できる
その豆は芽を出すことはない
酒のつまみになる(好みで固さを調整)
…あっちの世界なら、2月の豆まきイベントに便利そう
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:卵星テントウ
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:卵星テントウ
種 族:魔獣(昆虫)
性 別:メス
年 齢:4歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長1.2m、体重3㎏
特 長:背中に卵の模様がある巨大なテントウ虫
性格が大人しい卵を毎週50~100産む
農家で家畜として珍重される魔獣
雑食…魚は嫌い、三角ウサギやトトマの葉を好む
平均寿命6年
人の言葉を理解出来る
【D.W.言語〈☆☆☆〉】
§ § § § § § §
〈アイテム紹介〉
『卵星テントウの卵』
レア度:★★☆☆☆
売 値:未設定
特 徴:その卵は孵ることはない
大きさは普通の卵くらい
卵料理全般に使える
カロリーは鶏卵の1/10
~ ~ ~ ~ ~ ~
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:卵星テントウ
レア度:★★★☆☆☆☆
分 類:卵星テントウ
種 族:魔獣(昆虫)
性 別:メス
年 齢:2歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長1m、体重3㎏
特 長:背中に卵の模様がある巨大なテントウ虫
性格が大人しい卵を毎週50~100産む
農家で家畜として珍重される魔獣
雑食…魚は嫌い、三角ウサギやトトマの葉を好む
平均寿命6年
ヴィルマの指示を理解出来る
§ § § § § § §
~ ~ ~ ~ ~ ~
「君たちのヴィルマ、ショウリです、よろしく」
「ショウリ様、私はあなたをヴィルマとして認めます」
「わたくしもショウリ様をヴィルマとして認めますわ」
「わしもヴィルマと認めましょう、ショウリ様を」
(「ショウリ様、私のヴィルマ」)
「…」
【神眼】卵星テントウは話せないんだ…
1体はスキル持ち、もう1体はスロットもない なら
『無の空間』
卵星テントウに触れた
スキルD.W.言語〈★☆☆〉をレベルアップした
言葉が話せるようにした
「あ~ なんです…ショウリ様、な 何をされたの~」
(ナインラウームで僕にしか聞こえません)
「言葉を話せるようにしたよ」
ナインラウーム解除
テントウ「私はショウリ様をお慕い申し上げますぅ~」
亀「ん?卵星テントウが話せるようになったのか?」
(小声で)「僕が、話せるようにしたの」
蛇「まぁ、ショウリ様はそんなことまで出来ちゃうのぉ?す・て・き」ウインク
ボン 煙となりショウリの手の中に5枚の『スネークテール・クッキータートル』『ダンゴワニ』『豆投げ巨人』『卵星テントウ』×2 カードが現れた
サイコー「カードモンスターとの契約が成立したようですね」
カイゾウ「まだ、信じられません…」
「もう2枚、カードがあるのでカードモンスター化してもいいですか?」
「あ はい どうぞ」
僕は、『酒コーピオン』と『ピンクユニコーン』のカードを風呂敷の真ん中に並べて置いた、今度は霊力を込めてみた
カードが光だし、魔法陣が光だした さっきの光より遥かに眩しく
「なんですか? どうなっているのですか?」
「ショウリ お前なぁ」
「ショウリさん、今度は何をされたのですか?」
「ショウリ大丈夫?」
エスプリが心配そうによってきた
「まさか? この光方は… 覚醒?進化?」
シーレンさんが言う
光が消えた
「お~ 力が漲る ヴィルマよ~」
「ヒヒーン 私のヴィルマは誰ですぅ?」
『三尾酒コーピオン(覚醒)』
§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:三尾酒コーピオン(覚醒)
レア度:★★★★★★☆
分 類:酒コーピオン
種 族:霊獣(蠍覚醒種)
性 別:オス
年 齢:24歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長5m、体重999㎏
特 長:蠍の霊獣、尾が3つ
それぞれから、果実酒(リンゴの搾り汁のような酒)、ワイン、ビーロ(ビールのような酒)が魔力が尽きるまで出てくる
肉食霊獣…猿・熊系の魔獣が好き
酒で酔わせて食す
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
レベル:170 〈★★★★★〉
H P: 970/ 970
M P: 2880/2880
霊 力: 960/ 960
性 格:楽しいことが好き
酒好きが好き
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§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:二角ピンクユニコーン(覚醒)
レア度:★★★★★★☆
分 類:二角ピンクユニコーン(覚醒)
種 族:霊獣(ユニコーン:覚醒種)
性 別:メス
年 齢:30歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体高2m、体重389㎏
特 長:角が2つあるユニコーン
草食霊獣
人の言葉を喋れる
§ § § § § § §
レベル:180 〈★★★★★〉
H P: 880/ 880
M P: 2880/2880
霊 力: 960/ 960
性 格:温厚
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「魔獣が霊獣になったのですか?」
「これは、『酒コーピオン』と『ユニコーン』では?」
「『酒コーピオン』だって、ただ酒が飲めんのか? ショウリ 俺にくれ!」
「「却下です」わ」
シーレンさんと、エナが即答…二人は酒好きかな?
スイレンさんがやれやれの表情
「私は、あなたをヴィルマと認めます、お名前は?」
「僕の名前はショウリ よろしくね」
「私もショウリ様、あなたをヴィルマとしますぅ つかえますぅ」
「「ショウリ様、よろしくお願いいたします」ぅ」
ボン ショウリの手の中に『三尾酒コーピオン(覚醒)』と『二角ピンクユニコーン(覚醒)』カードが現れた
「ショウリ様、酒コーピオンの酒で年忘れの宴です そうしましょう 今から、しましょう」
「ですわ、宴ですわ 今からですわ」
ギャラリーも頷く ウンウン
賛成多数で可決されました(--;)
「宴は、トーナメントの後です!」
「今回の景品は成績上位者から好きな物を取っていく選択式です、上位になればお目当ての景品をゲット出来る可能性は高いです」
景品リスト
・スライムを呼ぶ笛
・宿屋宿泊20%割引券6枚綴り
・魔石ガラスの靴(装飾品)
・冒険者の高級テント(4人用)
・ダダイヤ赤の街宿館『女神の吐息』お食事付特別サービス券(男性5名様) ×2
・帝都★★★★★食堂『神の食卓』お食事券(5人分)
・宿屋10%割引券 9枚
・『Victory』ランジェリー5色セット
・『Victory』ランジェリーお仕立て券
・『Victory』ランジェリー10%割引券
・武器屋10%割引券
・防具屋10%割引券
・道具屋10%割引券
何でそうなった? 僕が出したアイテムが、賞品となった
残り1816日
〈アイテム紹介〉
『スライムを呼ぶ笛』
吹くと近くのスライムが集まる
スライムがいないと何も起きない
楽器としても使える
『冒険者の高級テント』
雨風等に強くてとても軽い素材で出来ている
暑さや寒さもテント内の温度を調整してくれる
フォロー、いいね ありがとうございます
感想・誤字報告等ありましたら一言お願いします
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