これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第10話 このスライム《こ》は、天然?(3)

第1章 両親の思い
第10話 このスライムは、天然?(3)



前回のあらすじ

カメレオンスライム 彼女 のスキル『最低保証』の説明中
ステータスの年齢のところで、ダメージを喰らうという一幕もあった

ショウリは、痛い思いをし、夢じゃないのか?
という思いを持つも、話を続けた



「えっと、カード化で、ステータスが見れる…
 というところからでしたね…」

「僕は、カードに表記されていた、ステータスを読みました、その時、スキル『D.W.ドリーム.ワールド言語』をカメレオンスライム あなた が、持っていることがわかりました。実体化したカメレオンスライム あなた ステータス画面を開き、スキルをいじりました…」

「????? は?」(・・;)?
「いじった?」

説明の途中で、彼女から、質問された

「はい、スキル『D.W.ドリーム.ワールド言語』のスキルレベルを上げて、会話できるようにしました。」

「そぉ…」

僕は、このタイミングで、頭の中のモヤモヤを張らすべく、ある思いを切り出した

「話の途中なのですが…カメレオンスライム あなた の名前は『カメレオンスライム』なんですよね?」

「は? はい、そうです、『カメレオンスライム』が、カメレオンスライム ボク 名前です…ステータスで確認したのですよね?」

カメレオンスライム 彼女 は、不思議そうな顔(僕には、そう見えた)で、見上げていた

「先程、『合体スライム』達といましたよね?他の合体スライムも名前は、合体スライムなんですか?」

「そうです、みんな名前は、合体スライムです」
それは当たり前のこと、なんの不思議なことでもないようだ

「スライム同士で話したり出来るんですよね?「みんなが『最低だ』とか」言ったって、言ってたし…」

「はい…人間の「言葉」ではなく…念話のような…信号みたいなもの…です、あっ でも、普通のスライムは念話でき はなせ ませんよ、ある程度、知識が、高くないと…」

「知識が高いとは…どれくらいか、分かりますか?」

「ん~、ダッシュスライムとか、カッチカチスライムとか、ミスリルスライム、ピッカピカスライム、毒ウニスライム、オリハルコンスライム、ゴッドスライム、アースバンスライム…

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

知らん(--;) この世界のモンスター知らんし…
ん?アースバンスライム? アイスバーンでなく?
地球をバンとか? 
カッチカチ、ミスリル、オリハルコン…固そう
ドロップアイテムはミスリル、オリハルコン…とかですか?
ダッシュ…速そう

全部思い出そうとしてます? 
やっぱり天然ですか?

 ~ ~ ~ ~ ~ ~




僕は、切りがなさそうなので…
「あの~、レア度でいうと★3以上とかですか?」

「…(しばらく考えて)…レア度? レア度って何ですか?」

「????? はい?」(・・;)?

「いやいやいやいやいや…ステータス画面に、レア度って、ありますよね?…★が並んだヤツ、ステータス画面の最初に…」

「あ~ 黒い★が並んでました……たぶん、そんな記憶があります」

…もしかして?(--;)

「あの~、スライムは、お互いのステータスとか、見れるのですか?」

「ん~…いいえ、スライムボク達のほとんどは、自分のステータスも見れません、ボクは、自分のは開け見れましたが…読めませんでした」


「????? はい?」(・・;)?「読めない?」

「はい、何て書いてあるのか、読めませんでした。」

「………………」(--;) 言葉、出ん

「で では?ステータスの内容を理解したのは、どうやって? いつですか?」

「たまたま、3…」
カメレオンスライム 彼  女 は、言葉に詰まった
 もじもじした後、話を続けた

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
あぁ~312年前って言おうとしたのね
 ~ ~ ~ ~ ~ ~



「Lv.1の時、最長老のスライム…レインボースライムLv. 100ってスライムが、ボクが、虹迷彩色だから(ステータスを)見てくれました。」
「ボクが、レインボースライムでなかったので、ガッカリされてました…」
「その時に、『最低1』のスキルだと…」

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

僕は、思った、その時、レインボースライムLv.100ってスライムも、ステータスを読めなかったのでは、ないかと…モンスターが、人間の言葉を読めるとは思えない…(スキルでも、ない限り)

モンスターに、スキル持たせるなら、読めるように、しておきましょうよ、神様?女神?

匿名希望神達こっちらも、天然か?

と、思うショウリだった



〈作者の呟き〉
勉強は、大事…字が読めないと300年以上も勘違いしたまま過ごす生きる事になる…




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