非オタの俺とオタクな彼女

芋大根

翔舞の日常

「私達の部室明日来れる?」
「どうして?」
「いや一様部活紹介もしたいかなって」
「まあ,さっきの話で部活には少し興味ある」
「俺も明日行くよ」

「良かった」
「じぁあ明日朝8時に校門で待ってて」
「部活のみんなには私から説明しとく」
「わかったじぁあ明日な」

「うんじぁあね」

そう言うと手を振って彼女は帰っていった。

そして,翔舞は家に帰り,その道の途中で
考えごとをしていた。

「明日8時か,というかなんで俺アニ研に興味
持ったんだろうな?」
「別にアニメにそこまで思い入れはないし
やりたいこともないのに」

自分がなぜ,千沙登のいる部活アニ研に興味を
示したか,帰り道そのことをずっと考えていた。

「やっとついた」
「さてと,風呂沸かすか」

家に着いてからやることは毎日同じ。
風呂を沸かし,着替えた後にコンビニにご飯を
買いに行く。
風呂から出たらご飯を食べ勉強をし,寝ること。
それが翔舞の日常だが,今日は違った。

コンビニから帰ってきたら家の電話に一件の
留守電が入っていた。
それを聞くと先ほどまで聞いていた声がした。

「明日翔舞が部室に行くって言っておいたから」
「だから,明日は楽しみにしててね」

「そんなことを伝えるために電話したのか」
「でもなんかいいな女子から電話が来るの」

どこか嬉しそうな表情を浮かべながら翔舞は
風呂に入った。

「アニメ研究部ってどんなところなんだろな?」
「まあ,だいたい予想はつくけど」
「でも1番怖いのはあいつから...」

翔舞が恐れてるのはこういう事が大好きな
翔舞の親友の斎藤政宗だ。

「あいつどうせ聞いてくるんだろうな」
「無視でもしとくか」

「それよりまさか,千沙登がオタクだったなんて」
「たぶん今日1番驚いたな」
「そろそろ出るか」

風呂から上がりリビングに行くと携帯にメールが
一通きていた。
そのメールには

「それでどうだった?」
「まあ振られたとは思うけどねww」
「どうだい,ムカつくだろう?」

「ムカつくな」

彼の翔舞を怒らせるメールを見て翔舞は
彼の策略通り翔舞は怒っていた。

だが振られたのは事実だ。
政宗に全てを見抜かれた感じがして,翔舞は
メールを削除した。

「でも,あいつが言ってること
全部当たってるんだよな」

「飯食って寝るか」

これ以上考えごとをしないために翔舞は
早く寝ることにした。


「もう朝か...」

今は土曜日の朝6時。
今日は8時に学校に行かなければいけない。
なんと,今日は昨日告白して翔舞を振った
オタクの兼崎千沙登の所属する部活,
アニメ研究部に行くことになっているのだ。

「起きるか」

布団から出て支度をした翔舞は私服に着替えた。

「そろそろ出るか」
「よしじぁあ行くか」

コメント

  • 浅利 幸一

    僕も十代前半で⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅

    電話帳にメルアド登録してからLINEに招待   
    ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅ならできる筈だと思います。

    0
  • 浅利 幸一

    あの、本当にごめんなさい
    年齢認証でひっかかって登録できません⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅
    今のと逆の方法で、僕のLINE ID登録できますか?

    0
  • 浅利 幸一

    じゃあ、IDでお願いします。
    ホント、御手数お掛けします⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅

    0
  • 浅利 幸一

    あの、もしよければですが、LINEで意見交換しませんか?
    僕が「LINE」という名前で作品を出すので、それにコメントでLINEアカウントを載せていただければ、登録したあとは作品ごとコメントを消して完了ですので。

    ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅詐欺とかじゃ無いですよ?

    0
  • 浅利 幸一

    フォローは黄色い星のことです。一作品に一人1個しかつけられないので、僕にとっては、フォロー数の多さ=気に入った人の数=実力という認識です。
    芋大根さんの作品は、これからもずっと読ませて頂きますよ‼

    0
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