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最弱天職でなんとか生きていきます!

黄泉津狐

プロローグ2






    ドキドキ  ドキドキ ドキドキ


   「ついに天職がもらえるんだな」

   「そうだね カム  頑張ってね!」

   「おう!」


      中に入ると奥に、この世界の女神である〈イリス・ヴァナローテ〉の像がとても神秘的で美しく輝いていた。

   「次はあなたですね  では祈りを捧げてください」

     俺は祈った。みんなを守れるように、レナを守れるように、強い天職をくださいと。
     その祈りが届いたのか、女神像は先ほどよりもずっと強く輝いた。

そして頭の中に声が聞こえてきた。

   (あなたに天職を授けます。この力、よく考えて善のために使いなさい。)

   その言葉が終わると同時に女神像の輝きも弱くなっていった。

   「終わりましたね  あなたの天職を確認します」

   「ッ!? 残念ですがあなたの天職は《召喚士》です」

   「え?……どうして?強く願ったのに、なんでだよ!レナやみんなを守ると決めたのにッ!」

   「《召喚士》でもなにか出来ることはあるはずです。あなたなりの探し方でもいいから出来ることを探すのです」

   「………わかりました」




   「カム! どうだった?」

   「………ダメだった」

   「え?どういうこと?」

   「《召喚士》だったんだ」

   「そうなの……で、でもなにかみんなの役に立てることはあるはずだよ」

   「《召喚士》でなにが出来るんだよ」

   「きっとなにか出来るよ!」

   「本当にそうなのか? 最弱天職の《召喚士》でもなにか出来るのか?」

   「そうだよ!きっとなにか出来るよ!」

   「そう……だよな。なにか出来ることを探すよ。天職を確認してくれた人も出来ることを探せと言ってたしな」

   「次の人、どうぞ」

   「あ、私みたい。行ってくるね。カム!」

   「ああ!」



     3人組がこちらを見ている。きっと最弱天職だからだろう。

   「おい!お前、最弱天職なんだってな笑」

   「兄貴、最弱天職なんかと話すと弱いのがうつっちまいますぜ!」

   「そうだよ。兄さんは強いけど最弱がうつったら大変だ笑」

   「確かにそうだなぁ〜笑」


   「なんだよ!最弱天職でもきっとなにか出来ることがあるさ!」


   「あぁん?最弱天職でなにが出来るってんだ」


   「きっとなにか出来るさ。それにサルみたいに騒いでるとこを見れば、お前らが弱いってことがわかるよ笑」


   「んだとッ!!!」

   「こいつ生意気だね!!」

   「兄貴が弱いわけないだろーが!でやんす!」

   「おい、お前らボコボコにしてやんぞ!」


   「やるのか!!」


   「ちょっと!!!あなた達何してるの!!」


   「チッ 邪魔が入った。お前ら行くぞ!」

   「わかった(よ)(でやんす!)


   「カム!大丈夫!?」

   「ああ、大丈夫だよ」

   「もう!ああいう人たちって本当にいるんだね!カムも気をつけなきゃダメだよ!」

   「ごめん、次は気をつけるよ」

   「本当にだよ?」

   「本当だよ!それで、レナは何の天職だったんだ?」

   「それがね!治癒士だったの!願ってた天職が来てよかったよ。これでカムも治せるね!」

      レナの笑顔はとても美しく、見惚れてしまうほどだった。

   「ッ!?」

   「どうしたの?」

   「い、いや、なんでもない」

   「へんなカム」

   「とにかくほしかった天職がきてよかったじゃないか!」

   「まぁ…ね」

   「俺のことなら気にするな!」

   「で、でも!「最弱天職でもなにか出来ることがあるんだろ?」

   「うん、そうだね。私も一緒にカムの出来ることを探すよ!」

   「そっか。ありがとう!」

   「「一緒に行こう!!」」









今回は少し長めに書いてみました。これでも結構頑張ってみた方なんですけど、実際に見てみると全然長くないですね笑
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コメント

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