黒金の執行者は愛する人と共に世界を廻る

死者

死んでから


初めまして【黒彩 鴉】って言います
生まれる前から暗殺者として育てられまして、
スペックはいい方だと思います
で、今ピンチです、暗殺者の俺を殺すために幼馴染(恋人)
が人質になってます。

「【死神・鴉】はまだかぁ!!」

で、この男多分素人で暗殺した人の親族だと思う

「きた」

「ん?来たかぁ」

「要求は?」

「お、おう、そうだな…」

「早く」

「ッ!自分で1番苦しく死ねると思う方法で死ね!!」

「…………」

自分は隠してた猛毒をつま先に打って、ナイフで左手の爪を剥ぎ取って行く。

「10分で(グシャ)毒がまわ(パキッ)死ぬ」

「ひぃ!狂ってやがる、だ、だが復讐はしたぞ!!」

「死ね」

隠してた暗器(毒塗り)投げつけ殺しておく
ひでぇな、てめぇが言ったんだろうに

「雫?」

「…鴉?」

「ふぅ、無事で何よりだよ」

「あ…そっか、ありがとね」

「当たり前だろ?はあ、これで終わりか〜」

「ん?どしたの?」

「毒が回ってきたからねぇ」

「へ?毒??解毒剤は!?」

「ここ…来るまでに使い切った」

「毒ってこれ?」

「お…う」

「ふっく」

「な!?なんで…」

「鴉が…いない……のに…生きてる意味はな…いもん」

「………そ…か……嬉しい…ね」

「ふふ…ふ」

「来…世がある……なら…君を探すよ…」

「私も……探すね?…」

「雫…愛してる」

「もっと……早く行ってよ」

「ごめ…ね」
 
「また…ね」

「ん…」









「ん?」

「初めまして、あなたの担当をさせていただ…き…」

「うぉっ!?」

な、なんだ?ここどこ?だれ?

「あのどな───
「黒彩鴉ですよね!?」
   え、あ、はい」
 
えー、だれ〜??
ふむ、なんかマシンガントークしてるけど、とりあえず状況把握しよう。

幼馴染(恋人)救出
           ↓
共に死ぬ(自殺)
           ↓
知らない黒い空間
           ↓
天使っぽい美少女に遭遇

「うん、分からん!」

「へ?あ、ああすいません取り乱しました」

「あ、はい」

「では、改めて、あなたの担当をしますディーテと申します」

「鴉です?」

「はい!」

「で、俺は死んだっことでいいんですかね?」

「え、ええ、2043年11月23日死亡を確認しました」

「俺はこれからどうなるので?転生?地獄?消滅?」

「転生か、昇格しますね」

「昇格?」

「はい!、生きてる時に世界に影響与えるような善となる行動をすると【天使】【半神】【神】などになれますね」

「あー、俺の幼馴染って分かりますか?」

「もちろん!雫さんですよね?」

「そいつです、あいつはどうなるんですか?」

「……………転生のようですね!」

「ちなみに何に?」

「吸血鬼とサキュバスのハーフになったみたいです」

「………異世界?」

「…はい」

「俺…行ける?」

「一応行けますね、ちょっと上司と話してきます」

「はい」

異世界ってゴブリンとかいる奴かな?

「鴉く〜ん」

「へ?」

「創造神参上!!」

「………母さん?」 

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コメント

  • Flugel

    おもしれぇ!!!

    0
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