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あらすじ
新たな進化の果てに人間が、取得した異能『異術』という現実に異常をもたらす能力。人々はそれぞれに異術を生まれ持って身に付ける中世界でたった一人異術が無い少年・風滝鬼助は、この世界の中心と言っても過言ではない都市・第四星都市に住んでいた。
春休みが終わる少し前のある日、鬼助は1人の異常な実力を持った少女・久城ユナンに出会う。
やがて高校生活が始まり、数年前に引越しで別れた幼馴染みとの再会や異常な妹愛によりこっそり女子寮に住んでいる糸我木操語などと知り合う。
能力消失。記憶喪失。
二つの壁を持ち、それでも抗う。
風滝鬼助は身の回りで起きる様々な出来事に立ち向かい、変わっていく。
それはやがて星都市すら抱えきれない事態へと発展していく。
これは少年・風滝鬼助と星都市の物語である。