召喚しちゃって魔王討伐!?
29.バトルフロンティア本戦1回戦延長戦
「いいや、違うよ。僕は昨日のバリアのように僕に対して耐性効果を使えばいんだ。」
ーーーーーーー
「それに、まだ秘策はあるんだ。…自分が使う魔法を自分で受け止めれない。なんてことは無いだろ?」
ボゥ…
僕は炎の中へと入った。流石に熱いがここで見せつければ相手は下がると思ったからだ。
「……熱くないんですか?…」
「ああ、耐性を持っていることは知っていると思うけど、昨日やってみたら全然熱くないんだよ。」
「降参してくれるかな?」
「いえ。しません!絶対に勝ってみせます!」
「なら、勝負だ!」
僕はレインを倒すためにあらゆる戦略と戦法を使い続けた。しかし、レインは体がボロボロになっても決して倒れず降参すらしなかった。
危うく僕が降参してしまいそうだ。
しかし、レインに昨日、僕が戦ったハインという男と戦わせたくなかった。
レインが傷つくのは目に見えていたからだ。
あの男は今の僕でも倒せるかどうか分からない。なのに僕に圧勝出来ないレインが勝てるのか。予選ではハインは2位という結果だった。ということはハインよりも強い相手がいるということだ。ここは僕が優勝して、レインに賞品を渡すという手の方が得策だ。
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「決まったァァァァ!!レイン選手の降参により、優選手の勝ちとなります!いや〜初戦から見ていてとても楽しい試合でしたね。次も張り切って行っちゃいましょー!!次の試合は15分後です。」
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数分間僕達は戦い続け、ようやくレインが降参した。
決め手となったのはやはり、僕の底知れぬ魔力量だろう。昨日の夜から今に掛けて絶えず使い続けている魔力は膨大だ。
自分でも怖いくらいだ。
「はあはあ、流石に私の魔力はすぐに尽きました。それから数分間ほど周りの精霊から魔力を貸してもらっていたのですが、これ以上戦い続けるとしたら、精霊の生態系を壊しかねないので、降参しました。」
「そうか、だから倒れなかったのか。」
「そうですね。精霊から魔力を貰わなければ私は最初の攻撃で気絶してましたよ。」
レインは冗談混じりにそういうと笑って壇上から降りて行った。
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この度、ノベルバの公式ツイッターから本日ランキングで1位を取らせて頂きました!ありがとうございます。
この作品を書き始めて、約1ヶ月となりましたが、こんなにも早く1位になれたこと、とても嬉しいです!読者様々ですね笑笑
というか、最近更新出来てないのに何故こんな作品に1位をつけたのか……。
まあ!これからも頑張っていきます!
フォロワーも150人になりました!ありがとうございます!!
更新頻度をまた、少しづつ上げていきたいと思っているので更新してほしいな。って思う方は是非いいねして行ってください笑笑
最後までご愛読して頂きありがとうございました!!
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