召喚しちゃって魔王討伐!?
5.異世界生活とんでもねぇ…
「分かったわ。ならまずはこの世界のことを知ってもらいましょうか。」
「この世界は昔それはもう昔、戦争があっt」
「ふざけないでくださいよ。」
「?。この世界は昔、戦争があったのよ。そして、私達は魔王に負けたのよもう盛大に!それはそれは盛大にn」
「盛らなくていいから。」
「この世界は昔戦争があったのよ。そしt」
「最初から言わなくていいですからぁ!」
「神崎くんは私の話を聞く気がないの?」
「ありますよ!でも何度も何度も同じ事を言わなくても良いでしょう。」
「じゃあ、もう言わないから静かにしていてね。」
「はい。」
「私達は魔王いや、魔族ね。そいつらに戦争で負け、この世界で居場所を失くした。それから何年かした時、勇者が現れたのよ。あなたと同じく異世界から来た人その人が今、魔族に立ち向かい戦っている。そして、さっき私が勇者を……」
そこまで言ってカリストラさんは話を辞めた。
そして慌ただしく部屋…いや魔法陣か。これは魔法を書き出し、自分の指を噛み切り、血を一滴垂らした。
そこに何かブツブツと独り言を言うと、魔法陣が光り始め1人の傷だらけの男が魔法陣の上に現れた。
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「この人は一体。」
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