俺の日常はどこか間違っている

01話 まちがいなく二条佳樹は友達が少ない

俺の名前は二条佳樹。本来なら青春時代とも言える高校2年生だ。ある放課後の事だが俺は教室で運動部が活動しているのを窓の外から眺めていた。勿論だが、俺には仲の良い友達はいない。しいていえば小さい頃から親同士が、仲良く小さい頃から馴染みのあった男の幼馴染と女の幼馴染がいた。

そろそろ帰ろうとした時俺は誰かに名前を呼ばれた。
「ヨッシー!一緒に帰ろ!」
と声をかけてきたのは、俺の男子の幼馴染こと、野宮優雅だ。優雅は俺に昔っから懐っこくて中学の頃はホモ疑惑がでたくらいだ。まぁ可愛いから許してた。
まぁこんな話はどうでもいい。俺はいつも通り何事も無く家に帰った。 





 


だが、問題はこの一週間後に起こったのだ俺は何故か担任に呼びだされた。見覚えが無さすぎてあせっていた。
(何故だ、俺は何もしていないぞ。中学の黒歴史から俺は生まれ変わって高校生活を送ってきたのに)
と思っていた時だ、担任石井由希子こと、ユッキー先生が急にこんなことを言い始めた。
「お前今日からボランティア部に入れ」と・・・
もちろん俺は綺麗に断ろうとした。しかし先生はこう言ったのだ
「お前前回のテスト悪かったよな?このままいけば赤点になるぞ?だから入れ」先生は何故か笑顔だ。
俺はそんなのは絶対にいやだった。
俺は、そんなめちゃくちゃな理由で部活なんかやるかと思っていた時だった。その時クラスの一緒の幼馴染の女子生徒の本田想が、
「先生!私もヨッシーと部活に入ります!」
と急に出てきて言ってきた。なんてキラキラした目だ。俺が
「入るわけがないっ...」
と言いかけたがもうこの2人は止められない。俺は悟り渋々、入部とまでは行かないが体験することにした。なんて日なんだ...

ここから俺の日常生活は波乱の毎日となっていくとは、まだ俺は知るよしもなかった...


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