Liar bunny -嘘吐き兎が吐いた嘘-

祈雨

祈り

燃え盛る焔に この身を託し
青白い光を視るの
この命 君に捧げ
新たな明日(ミライ)を切り開く為
魂までも 君の傍に…
潤い宿す水に この身を浸し
紅色の光を視るの
その命 私に捧げ
新たな明日(ミライ)を見たいが為
魂までも 君の傍に…

願えば願うほど
届かずして
頬を伝う涙さえ 黒く滲む
祈れば祈るだけ
無駄になり
信じていた扉さえ 幻となる
十字架を胸に 翼を広げ
飛んでいきたいの
そこに "君"という場所が在るから
信じてもいいのでしょうか
その眼を その心を…

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