世界最強の暗殺者はまだ中学生だそうです。

キラ・キルリア

世界一の暗殺者は部下の質も世界一だそうです。4

今回は、少し銃が出てきます。調べてこれいいなと思ったものを使っているだけで、全く銃などの知識はありません。おかしなところもあると思いますが、良ければ読んでください。





「「「・・・ゲーム?」」」
「そう、文字通りゲームだ。俺が独自で作ったものだが、完璧だから安心しろ。俺に不可能の文字はない。それより、さっさと自己紹介しろ」
「・・・分かった。俺は志賀 悠人しが ゆうと。遠距離からのスナイプが主なスタイルだ。偽名は、品川 祐樹しながわ ゆうきで。よろしく」
「私は美波 咲みなみ さき。私も雄大と同じで近距離戦闘タイプかな。偽名は並木 沙美なみき さみ。『死神』君は大きくなったら付き合ってあげても良いよ?よろしくね」
「誰が付き合うか。俺は俺と同等以上の奴としか、付き合おうとは思わない」
「私が幾ら誘ってもダメなのよね。本当に『死神』さんはダメだわー」


・・・こいつ、そろそろマジでぶん殴った方がいいんじゃないか?また『龍』の後ろに隠れやがって。


「よし、知ってると思うが俺は『死神』だ。偽名は夜霧仁。14歳の中学2年生だ」
「え?マジで中学生なの?」
「俺、中学生に腕を撃ち抜かれたのかよ。泣きそう」
「俺より年下なんだから敬語使えよ。『死神』。ククッ」
「あ?てめえらが敬語使えや。俺は上司だぞ?あんまりうるせえと、腕か足が無くなるぞ?」
「「「すいませんでした」」」


俺は自作したゲームの機械を取りに行く。


「これは?」
「VRゴーグル」
「VRゲームなんですか?」
「そうだ。舞台は都会の街。NPCの人もいる。端的に言うとFPSだ。大体のことは出来る。所持金は1億円スタートで、武器は1つだけ好きなものをもらえる。今回は俺を殺せばクリアだ。簡単だろ?期限は1週間。食事はなくても問題ない。これを被った瞬間スタートだ。俺は先に行っておく。初めは操作に慣れてくれ。俺から襲うのは1日後、お前たちはいつでも良い。では、スタートだ」


俺は先にVRゴーグルを被る。瞬間、景色が変わる。何度かやってきたから、慣れたものだ。俺はいつも通り、グロック18という銃を選ぶ。引き金を引き続けば弾が無くなるまで打ち続けるので、色々と楽で良い。まぁ、絶対に外すことはないが。


「じゃあ、いつも通りの初見殺しで行こうかな」


俺はさっさと準備に取り掛かった。






俺こと、三田 雄大は、最初、かなりのショックを受けていた。噂に聞いていた『死神』が、ただの餓鬼だったんだ。俺は納得がいかなかった。こんな奴が『終焉』のトップに立つのはおかしいと思った。だが、それは違った。


「あぁ、腹いてえ。これがNo.1なんて『終焉』も大したことねえな」
「あ」
「これはまずい」
「『死神』さんがキレる!」
「あんな子供より俺の方がいいっすよ。て、あれ?『悪魔』さん?」


俺は腕を撃たれた。痛みは感じなかったが、逆にそれが恐ろしかった。俺は餓鬼だからと侮っていた。普通に考えたらわかることだった。『終焉』のトップが、弱いはずはなかった。命は見逃されたが、生きた気がしなかった。


『死神』さんが、ゲームをしようと言った。なんでも、『死神』さんが作ったゲームらしい。ズルイと思ったが、あの人がそんな卑怯な真似をするはずがないかと納得した。意外と内容はしっかりしていたし、楽しそうだ。


「さて、俺たちはどうする」
「どうするって、いつも通りでいいんじゃない?」
「ククッ、『死神』を倒せばナンバーが上がるんじゃないか?」
「確かにな」


俺たちも始めることにした。


「さて、いろんな武器があるらしいな。どれにしようか。・・・・・これだな」


俺はナイフを選ぶ。しっかりナイフが用意されているあたり、『死神』さんも使うのだろうか。
画面が切り替わる。本当に別の世界にいるようだ。


「あ、遅いぞ」
「悪い悪い」
「私達で少しやってみたから、ちょっと説明するね。動くのは普通に動くのと変わらないよ。で、心の中でメニューって唱えると、装備品一覧が出るから、変えたい装備をタッチすれば、変えられるみたい。街では買い物も出来るから、取り敢えず楽しんでみようよ」


なるほど、そこまで難しくはなさそうだ。


「武器は何にしたんだ?」
「私はショットガンのイサカM32ってのを選んだよ。軽そうだったから」
「俺はヘカートIIだな。この前見たアニメで使ってたんだ」
「じゃあ、俺と咲・・・いや、沙美と襲撃。その隙を祐樹が狙い撃つってことで」
「「意義なーし」」


よし、取り敢えず作戦は決まったな。あの『死神』さんを倒すには、多くの策が必要だろう。色々と練っておくか。


「所持金一億だよー!何処かで遊ぼうよ!初日は襲われないんだしさ!」
「ククッ!ゲーセンとかあるらしいぞ。本当に何でもありだな」
「はぁ、お前らな。まぁ、いいか。1日くらい」


この時、俺たちはまだ、このゲームを甘くみていた。この選択から、まさかこんな事になろうとは、思いもしなかった。

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