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第34話 〜金髪ポニーテールは変態猿〜
6月19日 水曜日 実家 僕の部屋
僕は昨日のパンツの事を隅の隅まで質問責めされ続けて、ようやく誤解が解けたのはいいけど寝不足になっていた。
自然に気持ちよく起きることは出来ないのだろうか……
「ふぁー。もう朝かぁー」
僕はそう言ってベッドから起き上がると
「右手注意!左手注意!下注意!………よし!」
誰も居ない事を確認して、ベッドから降りようとした時、上から物音が聞こえた。
「まさか…………」
そう思い、恐る恐る上を向くと…………
「にょわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら、見ず知らずの金髪ポニーテール美少女が……落ちてきた。
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
僕も急な事でまた大声を出してしまった。するとドタバタと大急ぎで階段を上ってくる音がする。とても嫌な予感がした。というか、このパターンどこかで………
「どうした!?悠斗!」
勢いよくドアが開く………というか待て待て待て!思い出した!このパターンは、アーサーの時と同じじゃないか!もしかして!?
「の、信長!?」
「む?どうした?顔を隠したりなんてして。」
「だって信長!はだ……裸!」
「何を言ってるのだ!よく見てみろ!」
僕は恐る恐る目を開けて見てみると、信長の体はタオルで巻かれてあった。
「あ……あれ?」
「前に経験してるからな!今度はもう大丈夫だ!」
信長は笑顔でドヤ顔をする。僕は、ようやくお約束が終わったんだと思い安心した瞬間、背後から僕の安心感を消す恐ろしい影が迫っていた。
「むふふふ……ようやく会えましたわ。お姉様!」
その声を聞いた信長は、何かに気づき背筋を凍らせた。
「こ、この声は……まさか………」
そして、金髪ポニーテール美少女は僕を押し退けて信長に凄い勢いで抱きついた。
「あーん。お姉様ーお姉様ー!会いたかったですわー!私、ずっと寂しかったんですのよ!はーん。お姉様の体、お姉様の髪、お姉様の匂いー!フンフンフン。やはり、良い匂いですわぁー!ぐへ、ぐへへへへ」
「や、やめなさい!この、気持ち悪いって何時も言ってるでしょ!離しなさい!ひゃん!そんな所、何処触って……ん……ひゃん!」
金髪ポニーテール美少女は、信長の体を貪りながら舐め回すような動きで触りまくる。すると、信長がついに怒り
「や、やめろと言っているだろ!いい加減に………しろぉぉぉぉ!!」
そう言って信長は、金髪ポニーテール美少女をアッパーで殴る。
「ぐへぇーーー!!」
金髪ポニーテール美少女は僕の部屋まで吹っ飛んだ。
「はぁはぁはぁ……何時まで触ってるんだ!この変態『猿』!」
ん?猿?え………もしかして…………
「この女の子……もしかして『豊臣秀吉』!?」
『豊臣秀吉』。織田信長の家来で『猿』というあだ名を付けられ一番信頼が厚く、そして織田信長が成せなかった天下統一を成した人物……それが豊臣秀吉だ。
「そうですわ!私こそがお姉様と愛し合った唯一の人物でお姉様が一番信頼している人物!それが私、豊臣秀吉ですわ!」
「全く!貴様は、何時まで経っても変態猿なんだから!その癖を治さないなら、一生口を聞かないから!」
「そんなぁー!お姉様ーーー!」
そう言って飽きずに、また豊臣秀吉は信長に抱きついてきた。
「だから!いい加減にしろって言ってるでしょうがぁぁぁ!!」
信長は大量の銃を取り出して顔を真っ赤にさせながら豊臣秀吉に向かって銃を撃つ。
『ドドーーーン!!』
銃弾の音が響き渡り、僕の部屋はメチャクチャになっていた。というか、豊臣秀吉は大丈夫なのだろうか。
「はぁはぁはぁ。これで……暫くは動けないでしょ!」
そう言った瞬間、激しく動きすぎた所為か信長の巻いていたタオルが……………地面に落ちた。
「の、信長っ!?」
僕は顔を真っ赤にしながら信長を見る。
「む?安心しろ!変態猿は暫く動けない筈だ!心配する事はもう何も………」
「ち、違うんだ!下!下を見て!」
信長は僕の言葉と顔を横に向けた事に、何かを察して顔を固めながら恐る恐る下を向くと……………お約束通り、やはり今日もまた裸になっていた。
「き、き……きゃぁぁぁぁぁ!!?」
信長は慌てて落ちたタオルを手に取って、慌てて体に巻き顔を真っ赤に染めながら僕に問い詰めた。
「見たか?見たな!見ただろ!見たよな!」
不味い……完全にお約束パターンに入ってしまった。此処は潔く………
「ごめん!信長!」
僕は謝りそのまま走り出して逃げる。そして信長は刀を取り出して、僕を追ってくる。
「待てー!変態悠斗ぉぉぉぉ!!」
「完全に事故だってぇぇぇぇ!!」
また、朝からお約束パターンが始まるも謎の金髪ポニーテール美少女『豊臣秀吉』の目的は一体何なのか。一体、何が起ころうとしているのか。まだまだ、大変な事が起こりそうな予感………てか、もう起きてました!
「悠斗ぉぉぉぉ!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
学校に行く前にまた冷汗をかく今日この頃だった。
僕は昨日のパンツの事を隅の隅まで質問責めされ続けて、ようやく誤解が解けたのはいいけど寝不足になっていた。
自然に気持ちよく起きることは出来ないのだろうか……
「ふぁー。もう朝かぁー」
僕はそう言ってベッドから起き上がると
「右手注意!左手注意!下注意!………よし!」
誰も居ない事を確認して、ベッドから降りようとした時、上から物音が聞こえた。
「まさか…………」
そう思い、恐る恐る上を向くと…………
「にょわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そう叫びながら、見ず知らずの金髪ポニーテール美少女が……落ちてきた。
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
僕も急な事でまた大声を出してしまった。するとドタバタと大急ぎで階段を上ってくる音がする。とても嫌な予感がした。というか、このパターンどこかで………
「どうした!?悠斗!」
勢いよくドアが開く………というか待て待て待て!思い出した!このパターンは、アーサーの時と同じじゃないか!もしかして!?
「の、信長!?」
「む?どうした?顔を隠したりなんてして。」
「だって信長!はだ……裸!」
「何を言ってるのだ!よく見てみろ!」
僕は恐る恐る目を開けて見てみると、信長の体はタオルで巻かれてあった。
「あ……あれ?」
「前に経験してるからな!今度はもう大丈夫だ!」
信長は笑顔でドヤ顔をする。僕は、ようやくお約束が終わったんだと思い安心した瞬間、背後から僕の安心感を消す恐ろしい影が迫っていた。
「むふふふ……ようやく会えましたわ。お姉様!」
その声を聞いた信長は、何かに気づき背筋を凍らせた。
「こ、この声は……まさか………」
そして、金髪ポニーテール美少女は僕を押し退けて信長に凄い勢いで抱きついた。
「あーん。お姉様ーお姉様ー!会いたかったですわー!私、ずっと寂しかったんですのよ!はーん。お姉様の体、お姉様の髪、お姉様の匂いー!フンフンフン。やはり、良い匂いですわぁー!ぐへ、ぐへへへへ」
「や、やめなさい!この、気持ち悪いって何時も言ってるでしょ!離しなさい!ひゃん!そんな所、何処触って……ん……ひゃん!」
金髪ポニーテール美少女は、信長の体を貪りながら舐め回すような動きで触りまくる。すると、信長がついに怒り
「や、やめろと言っているだろ!いい加減に………しろぉぉぉぉ!!」
そう言って信長は、金髪ポニーテール美少女をアッパーで殴る。
「ぐへぇーーー!!」
金髪ポニーテール美少女は僕の部屋まで吹っ飛んだ。
「はぁはぁはぁ……何時まで触ってるんだ!この変態『猿』!」
ん?猿?え………もしかして…………
「この女の子……もしかして『豊臣秀吉』!?」
『豊臣秀吉』。織田信長の家来で『猿』というあだ名を付けられ一番信頼が厚く、そして織田信長が成せなかった天下統一を成した人物……それが豊臣秀吉だ。
「そうですわ!私こそがお姉様と愛し合った唯一の人物でお姉様が一番信頼している人物!それが私、豊臣秀吉ですわ!」
「全く!貴様は、何時まで経っても変態猿なんだから!その癖を治さないなら、一生口を聞かないから!」
「そんなぁー!お姉様ーーー!」
そう言って飽きずに、また豊臣秀吉は信長に抱きついてきた。
「だから!いい加減にしろって言ってるでしょうがぁぁぁ!!」
信長は大量の銃を取り出して顔を真っ赤にさせながら豊臣秀吉に向かって銃を撃つ。
『ドドーーーン!!』
銃弾の音が響き渡り、僕の部屋はメチャクチャになっていた。というか、豊臣秀吉は大丈夫なのだろうか。
「はぁはぁはぁ。これで……暫くは動けないでしょ!」
そう言った瞬間、激しく動きすぎた所為か信長の巻いていたタオルが……………地面に落ちた。
「の、信長っ!?」
僕は顔を真っ赤にしながら信長を見る。
「む?安心しろ!変態猿は暫く動けない筈だ!心配する事はもう何も………」
「ち、違うんだ!下!下を見て!」
信長は僕の言葉と顔を横に向けた事に、何かを察して顔を固めながら恐る恐る下を向くと……………お約束通り、やはり今日もまた裸になっていた。
「き、き……きゃぁぁぁぁぁ!!?」
信長は慌てて落ちたタオルを手に取って、慌てて体に巻き顔を真っ赤に染めながら僕に問い詰めた。
「見たか?見たな!見ただろ!見たよな!」
不味い……完全にお約束パターンに入ってしまった。此処は潔く………
「ごめん!信長!」
僕は謝りそのまま走り出して逃げる。そして信長は刀を取り出して、僕を追ってくる。
「待てー!変態悠斗ぉぉぉぉ!!」
「完全に事故だってぇぇぇぇ!!」
また、朝からお約束パターンが始まるも謎の金髪ポニーテール美少女『豊臣秀吉』の目的は一体何なのか。一体、何が起ころうとしているのか。まだまだ、大変な事が起こりそうな予感………てか、もう起きてました!
「悠斗ぉぉぉぉ!!」
「うわぁぁぁぁ!!」
学校に行く前にまた冷汗をかく今日この頃だった。
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