アクティベート・オンライン
第32話 〜不運の次は災難〜
僕はご飯を食べ終え、汗を流す為風呂に入りにいく。
「今日も色々あったけど何とかなったなぁ」
一安心しながら服を脱いでいき、風呂へ入る。
風呂に浸かると、一気に疲れが取れていく感じがする。だけど、これからどうしようか……実践トレーニングをすると言っても、僕を含めて5人……タッグでやりたいと思っていたけど、1人足りないんだよなぁ。やっぱり交代交代でやってみるしかないのかな。
僕は風呂に浸かりながら考え事をしていると、風呂のドアが急に開いた。
「えっ!?」
「ん?」
風呂に入ってきた素っ裸の女の子がそこにいた。僕が先に入っていた事に気づかなかったのだろう。普通、こういうイベントなら素っ裸じゃなく、タオルを巻いて入ってくるのが定番イベントだ。しかし、これはゲームじゃない。現実だ。だからタオルは巻かず素っ裸の女の子が普通に入ってきてしまった。スタイル抜群で綺麗な銀髪は大きな胸を隠し、綺麗な赤眼は僕を見つめ、プルプルと柔らかそうな唇は異性を引き寄せる。その女の子の正体は…………やっぱり信長さんでした。
「えっと……あの……」
僕は信長に声を掛けてみると、信長は無言で刀を取り出した。
「………られた」
「え?」
何を言ったのか聞こえなかったのでもう一度聞いた。というか、その前にその物騒な物を閉まってくれると嬉しいんだけど!
「見られた……また悠斗に………もう、私の体は悠斗に汚されてしまった………」
人聞きの悪いこと言わないでくれる!?僕が一体何をしたっていうんだ!見てしまったのは完全に事故だし!てか、そもそも後から入って来たの信長だからね!寧ろ、僕は被害者だから!
「ふっ……ふふふ。そうだ。ここで悠斗を殺して、さっきのを無かった事にしよう。それが良い。」
信長さーん?完全に目がヤンデレ風に怖いんですけど?信長の周りから殺気のようなオーラが出ているんですけど!
「私と一緒に死んでくれー!悠斗ー!」
「そんな告白は要らないよー!」
僕は慌てて立ち、側にあった桶で信長の刀をガードして身を守った。すると、信長は急に顔を真っ赤にした。
「ゆ………悠斗…………」
信長は何故か下を見ている。不思議に思った僕は下を向くとある事に気づいた。
最初に言った通り、これはゲームではない。だから、普通は家のお風呂でタオルを巻いて風呂に浸かる人はまず、いないだろう。タオルを巻いて風呂に浸かるのは、大体テレビで見せるかアニメやゲームの中だけだ。だから勿論の事、今の僕は信長と同じ…………素っ裸になっていた。
「あ……………」
「き……き…………」
「ま、待って信長!今叫んだら………」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
信長の悲鳴は家中に響き渡り、ドアの向こうから恐ろしそうな足音が聞こえてくる。
「不味い!?」
ドンッと勢いよくドアを開けて入ってきたのは勿論の事………包丁を持った朱莉さんでした。
「お兄ちゃん!今、信奈さんの悲鳴が聞こえたんだけど………って、あれ?信奈さん……だけ?」
「う、うむ!すまなかった朱莉!さっきの悲鳴は、目の前に虫が急に出てきたので、驚いてつい叫んでしまったのだ!」
「そうだったんだ。それで虫は?」
「すぐに私が始末した!安心しろ!」
「そっか!信奈さんも女の子だもんね。もう、びっくりしちゃったよ!あ、信奈さん。お風呂に入る時はちゃんとタオル巻いて入った方がいいよ!何処かの変態が、うっかり入ってくる場合があるから!」
「う、うむ!そうするよ!ありがとう!」
そして、ようやく朱莉は出ていき俺は、潜っていた熱いお湯からようやく顔を出せた。
「ぷはぁっ!はぁはぁ……し、死ぬかと思った。」
「う、うむ。過激な女子だったな。私の心臓もバクバクしてしまったぞ。」
「そうだね。とりあえず信長。」
「何だ?」
「体を隠してくれると助かるんだけど。」
そう言うと、信長は慌ててタオルを手に取り体に巻いた。すると、タオルを取るとき僕のズボンが床に落ちてしまい信長は拾おうとした時、ズボンのポケットから白い布のような物が落ちた。
僕は一安心しながら風呂に浸かっていると、急に後ろから殺気を感じたので再び、桶を手に持ち振り返ると信長がまた僕に斬りかかるが再びガードする。何だろう……さっきよりも殺気が強くなっている気がする。
「危なっ!何をするんだ信長!」
「朱莉の言う通りだったようだ……この家には本当に変態が居るとはな。」
「何の話だよ!」
全然、状況が理解出来ない。どういう事だ?
「まだ惚けるつもりか………なら!これはどういう事だ!!」
そう言って、信長は左手に持っていた白い布を僕に見せた。
「そ、それは!?」
信長が見せたのは、今朝のハプニングで手に入れてしまい、こっそりズボンに入れていた白い布。後でこっそりと返そうと思っていた白い布。信長の大事な……白い布。そう。信長の………白いパンツだった。
しまったぁぁぁ!!?パンツの存在をすっかり忘れていたぁぁぁ!!やばい!これは本当にやばい!こんなの誰だって普通の変態にしか思わないよ!てか、今までずっと信長のパンツを持ちながら友達と会ってたの!?パンツを持ちながら戦ってた!?パンツを持ちながら朱莉と和解してただと!?
「さっきから、パンツパンツと心の声が出ているぞ!この変態悠斗!」
「ち、違うんだ!!これには深い理由があって!」
「問答無用!!斬り捨て許さん!」
そして信長は技を出そうとして、後ろから沢山の刀を出す。
「そこ!斬り捨てごめんじゃないのー!!てか、その技は!?」
「串刺しになれ!『無限魔双神』!!」
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
それから何が起きたのか、全く覚えていない。只分かるのは、気づけば周りは真っ白で何も無い世界の中、ポツンと立っている僕と目の前にいる紫色の髪をした、にこやかに微笑んでいる幼女が立っていた事だけだ。
「今日も色々あったけど何とかなったなぁ」
一安心しながら服を脱いでいき、風呂へ入る。
風呂に浸かると、一気に疲れが取れていく感じがする。だけど、これからどうしようか……実践トレーニングをすると言っても、僕を含めて5人……タッグでやりたいと思っていたけど、1人足りないんだよなぁ。やっぱり交代交代でやってみるしかないのかな。
僕は風呂に浸かりながら考え事をしていると、風呂のドアが急に開いた。
「えっ!?」
「ん?」
風呂に入ってきた素っ裸の女の子がそこにいた。僕が先に入っていた事に気づかなかったのだろう。普通、こういうイベントなら素っ裸じゃなく、タオルを巻いて入ってくるのが定番イベントだ。しかし、これはゲームじゃない。現実だ。だからタオルは巻かず素っ裸の女の子が普通に入ってきてしまった。スタイル抜群で綺麗な銀髪は大きな胸を隠し、綺麗な赤眼は僕を見つめ、プルプルと柔らかそうな唇は異性を引き寄せる。その女の子の正体は…………やっぱり信長さんでした。
「えっと……あの……」
僕は信長に声を掛けてみると、信長は無言で刀を取り出した。
「………られた」
「え?」
何を言ったのか聞こえなかったのでもう一度聞いた。というか、その前にその物騒な物を閉まってくれると嬉しいんだけど!
「見られた……また悠斗に………もう、私の体は悠斗に汚されてしまった………」
人聞きの悪いこと言わないでくれる!?僕が一体何をしたっていうんだ!見てしまったのは完全に事故だし!てか、そもそも後から入って来たの信長だからね!寧ろ、僕は被害者だから!
「ふっ……ふふふ。そうだ。ここで悠斗を殺して、さっきのを無かった事にしよう。それが良い。」
信長さーん?完全に目がヤンデレ風に怖いんですけど?信長の周りから殺気のようなオーラが出ているんですけど!
「私と一緒に死んでくれー!悠斗ー!」
「そんな告白は要らないよー!」
僕は慌てて立ち、側にあった桶で信長の刀をガードして身を守った。すると、信長は急に顔を真っ赤にした。
「ゆ………悠斗…………」
信長は何故か下を見ている。不思議に思った僕は下を向くとある事に気づいた。
最初に言った通り、これはゲームではない。だから、普通は家のお風呂でタオルを巻いて風呂に浸かる人はまず、いないだろう。タオルを巻いて風呂に浸かるのは、大体テレビで見せるかアニメやゲームの中だけだ。だから勿論の事、今の僕は信長と同じ…………素っ裸になっていた。
「あ……………」
「き……き…………」
「ま、待って信長!今叫んだら………」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
信長の悲鳴は家中に響き渡り、ドアの向こうから恐ろしそうな足音が聞こえてくる。
「不味い!?」
ドンッと勢いよくドアを開けて入ってきたのは勿論の事………包丁を持った朱莉さんでした。
「お兄ちゃん!今、信奈さんの悲鳴が聞こえたんだけど………って、あれ?信奈さん……だけ?」
「う、うむ!すまなかった朱莉!さっきの悲鳴は、目の前に虫が急に出てきたので、驚いてつい叫んでしまったのだ!」
「そうだったんだ。それで虫は?」
「すぐに私が始末した!安心しろ!」
「そっか!信奈さんも女の子だもんね。もう、びっくりしちゃったよ!あ、信奈さん。お風呂に入る時はちゃんとタオル巻いて入った方がいいよ!何処かの変態が、うっかり入ってくる場合があるから!」
「う、うむ!そうするよ!ありがとう!」
そして、ようやく朱莉は出ていき俺は、潜っていた熱いお湯からようやく顔を出せた。
「ぷはぁっ!はぁはぁ……し、死ぬかと思った。」
「う、うむ。過激な女子だったな。私の心臓もバクバクしてしまったぞ。」
「そうだね。とりあえず信長。」
「何だ?」
「体を隠してくれると助かるんだけど。」
そう言うと、信長は慌ててタオルを手に取り体に巻いた。すると、タオルを取るとき僕のズボンが床に落ちてしまい信長は拾おうとした時、ズボンのポケットから白い布のような物が落ちた。
僕は一安心しながら風呂に浸かっていると、急に後ろから殺気を感じたので再び、桶を手に持ち振り返ると信長がまた僕に斬りかかるが再びガードする。何だろう……さっきよりも殺気が強くなっている気がする。
「危なっ!何をするんだ信長!」
「朱莉の言う通りだったようだ……この家には本当に変態が居るとはな。」
「何の話だよ!」
全然、状況が理解出来ない。どういう事だ?
「まだ惚けるつもりか………なら!これはどういう事だ!!」
そう言って、信長は左手に持っていた白い布を僕に見せた。
「そ、それは!?」
信長が見せたのは、今朝のハプニングで手に入れてしまい、こっそりズボンに入れていた白い布。後でこっそりと返そうと思っていた白い布。信長の大事な……白い布。そう。信長の………白いパンツだった。
しまったぁぁぁ!!?パンツの存在をすっかり忘れていたぁぁぁ!!やばい!これは本当にやばい!こんなの誰だって普通の変態にしか思わないよ!てか、今までずっと信長のパンツを持ちながら友達と会ってたの!?パンツを持ちながら戦ってた!?パンツを持ちながら朱莉と和解してただと!?
「さっきから、パンツパンツと心の声が出ているぞ!この変態悠斗!」
「ち、違うんだ!!これには深い理由があって!」
「問答無用!!斬り捨て許さん!」
そして信長は技を出そうとして、後ろから沢山の刀を出す。
「そこ!斬り捨てごめんじゃないのー!!てか、その技は!?」
「串刺しになれ!『無限魔双神』!!」
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」
それから何が起きたのか、全く覚えていない。只分かるのは、気づけば周りは真っ白で何も無い世界の中、ポツンと立っている僕と目の前にいる紫色の髪をした、にこやかに微笑んでいる幼女が立っていた事だけだ。
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