アクティベート・オンライン
第12話 〜シンクロ、新たな女の子〜
「ふ、2人共落ち着いて!今は喧嘩してる場合じゃないんだって!」
僕は慌てて2人を止める。そして、ようやく2人は落ち着いて椅子に座った。
「しかし、どういう事でしょうな。違うマスターとシンクロをし、技を出せるなどそんな事……」
確かに、ルパンから聞く限りマスターとキャラクター同士が契約をし初めて技を出せるらしいのだが、一切契約をしていない者同士で技を出せるなんて、そんな事があり得るのだろうか。いや事実、実際に起きたし何か他に理由が……僕は考えているとふと1つの考えが出た。
「もしかして……発動した時がたまたま一緒の時だったんじゃないかな?」
「どういう意味だ?」
信長が不思議に聞いてきた。瑠美もルパンも不思議な顔で僕を見つめる。
「信長と瑠美は技が発動する時、勝ちたいって気持ちになったんだよね?」
「うむ!その通りだ!」
「うん!そうだよ!」
2人はお互いを見て頷く。
「そして僕達も勝ちたいと思った。その意思の強さが同時時に起こったとしたら……」
「なるほど。思いの強さが距離など関係なく、マスターとシンクロし、技を発動させる事が出来たという訳ですな。」
ルパンは納得した顔で頷く。信長と瑠美も理解出来たみたいで、2人も頷いた。しかし、またあの城ヶ崎姉弟が襲いにくる可能性があるなら対策をしないといけない。多分、今のままでまた戦ったら今度こそ負けてしまう。だから、次は勝てるように皆んなと話し合った。そして、しばらくして外が暗くなるまで時間が経ち僕達は帰る事にした。
「じゃあね!悠斗君!またね!」
瑠美は手を振りながらいつものように可愛くて明るい笑顔で別れる。僕は、瑠美が見えなくなるまで手を振って文句を言う信長と一緒に家に帰った。でも、この時の僕はまだ知らなかった。このゲームの本当の恐怖……そして、裏でとても危険な存在が動き出していた事に………
6月16日   東京都渋谷区   実家   僕の部屋
7時55分、今日も早く起きてしまったので顔でも洗いに行こうと思い動こうとした時、昨日の出来事が脳裏に浮かんだ。慌てて布団の中を確認するが信長はいなかった。僕は安心して横を向いた時……
「おはようございます。マスター」
可愛い顔で金髪ストレートロングの女の子がベッドの横で正座をして僕を見ていた。
「ふっ…………うわぁぁぁ!!」
あまりの急な展開にびっくりして僕は大声を出した。すると信長が僕の声に気づいたのか、一階から走ってきて
「どうした!?悠斗!」
ドアを慌てて開ける……のだが………
「信長!?下!下!」
僕は顔を真っ赤にして慌てて顔を隠す。信長は不思議な顔で何気なく下を見ると……またしても全裸だった。
「き、き……きゃぁぁぁ!!」
信長も顔を真っ赤にして大声で叫ぶ。朝の時にいないと思えば、さっきまで風呂に入っていたらしく風呂上りの時に、僕の叫び声を聞いて着替える暇もなく慌てて来たらしい。だから、全裸だしまだ濡れていたのか……て、早く服に着替えてくれ!こんな姿をあの人に見られたら……すると、また下からドタバタと階段を上がってくる音がした。
「やばい!君!しばらく箪笥の中に隠れてて!」
そう言って金髪ストレートロングの女の子の手を掴んで無理矢理、箪笥の中に入れた。そして、バンッと勢いよくドアが開く。
「お兄ちゃん!朝から何してるの!」
怒りながら入ってきた女の子がいた。朱莉だ……
「また……悠斗に裸を見られてしまった……もう、お嫁に行けない……」
信長は絶望したような暗い顔で泣きながら座り込んでいた。
「お兄ちゃん?これは一体どういう事かな?」
朱莉から赤黒いオーラが見える。しまったぁぁぁ!金髪ストレートロングの女の子に気を取りすぎて信長の事をすっかり忘れていた!や、やばい!間違いなくやばい!
「ま、待って!これはだな……」
「昨日だけじゃなく、今日も信奈さんの裸を……」
「話せば分かる!」
何とか誤解を解こうと試みるが
「この!ド変態兄ー!」
また、朱莉の綺麗な重いアッパーが僕のお腹に入り、僕のお腹は悲鳴をあげ、蹲る。すると信長が刀を取り出し
「嫁に行けないなら!悠斗を殺して私も死ぬ!」
そう言って僕に斬りかかる。待って!完全に不可抗力だぁぁぁ!と思いながら目を瞑り両腕で頭を庇う。すると、キンッと音が鳴り目を開けると金髪ストレートロングの女の子が剣で信長の刀を受け止め僕を守ってくれていた。
「貴方、自分のマスターに斬りかかるなどゴミクズ以下ですね。」
「貴様……何者だ!」
信長は少し距離を取り刀を構えながら金髪ストレートロングの女の子を睨みつける。そして、彼女は語り出した。
「私の名は『アーサー=ペンドラゴン』。神をも斬るエクスカリバーを自在に扱う英雄です。」
僕は慌てて2人を止める。そして、ようやく2人は落ち着いて椅子に座った。
「しかし、どういう事でしょうな。違うマスターとシンクロをし、技を出せるなどそんな事……」
確かに、ルパンから聞く限りマスターとキャラクター同士が契約をし初めて技を出せるらしいのだが、一切契約をしていない者同士で技を出せるなんて、そんな事があり得るのだろうか。いや事実、実際に起きたし何か他に理由が……僕は考えているとふと1つの考えが出た。
「もしかして……発動した時がたまたま一緒の時だったんじゃないかな?」
「どういう意味だ?」
信長が不思議に聞いてきた。瑠美もルパンも不思議な顔で僕を見つめる。
「信長と瑠美は技が発動する時、勝ちたいって気持ちになったんだよね?」
「うむ!その通りだ!」
「うん!そうだよ!」
2人はお互いを見て頷く。
「そして僕達も勝ちたいと思った。その意思の強さが同時時に起こったとしたら……」
「なるほど。思いの強さが距離など関係なく、マスターとシンクロし、技を発動させる事が出来たという訳ですな。」
ルパンは納得した顔で頷く。信長と瑠美も理解出来たみたいで、2人も頷いた。しかし、またあの城ヶ崎姉弟が襲いにくる可能性があるなら対策をしないといけない。多分、今のままでまた戦ったら今度こそ負けてしまう。だから、次は勝てるように皆んなと話し合った。そして、しばらくして外が暗くなるまで時間が経ち僕達は帰る事にした。
「じゃあね!悠斗君!またね!」
瑠美は手を振りながらいつものように可愛くて明るい笑顔で別れる。僕は、瑠美が見えなくなるまで手を振って文句を言う信長と一緒に家に帰った。でも、この時の僕はまだ知らなかった。このゲームの本当の恐怖……そして、裏でとても危険な存在が動き出していた事に………
6月16日   東京都渋谷区   実家   僕の部屋
7時55分、今日も早く起きてしまったので顔でも洗いに行こうと思い動こうとした時、昨日の出来事が脳裏に浮かんだ。慌てて布団の中を確認するが信長はいなかった。僕は安心して横を向いた時……
「おはようございます。マスター」
可愛い顔で金髪ストレートロングの女の子がベッドの横で正座をして僕を見ていた。
「ふっ…………うわぁぁぁ!!」
あまりの急な展開にびっくりして僕は大声を出した。すると信長が僕の声に気づいたのか、一階から走ってきて
「どうした!?悠斗!」
ドアを慌てて開ける……のだが………
「信長!?下!下!」
僕は顔を真っ赤にして慌てて顔を隠す。信長は不思議な顔で何気なく下を見ると……またしても全裸だった。
「き、き……きゃぁぁぁ!!」
信長も顔を真っ赤にして大声で叫ぶ。朝の時にいないと思えば、さっきまで風呂に入っていたらしく風呂上りの時に、僕の叫び声を聞いて着替える暇もなく慌てて来たらしい。だから、全裸だしまだ濡れていたのか……て、早く服に着替えてくれ!こんな姿をあの人に見られたら……すると、また下からドタバタと階段を上がってくる音がした。
「やばい!君!しばらく箪笥の中に隠れてて!」
そう言って金髪ストレートロングの女の子の手を掴んで無理矢理、箪笥の中に入れた。そして、バンッと勢いよくドアが開く。
「お兄ちゃん!朝から何してるの!」
怒りながら入ってきた女の子がいた。朱莉だ……
「また……悠斗に裸を見られてしまった……もう、お嫁に行けない……」
信長は絶望したような暗い顔で泣きながら座り込んでいた。
「お兄ちゃん?これは一体どういう事かな?」
朱莉から赤黒いオーラが見える。しまったぁぁぁ!金髪ストレートロングの女の子に気を取りすぎて信長の事をすっかり忘れていた!や、やばい!間違いなくやばい!
「ま、待って!これはだな……」
「昨日だけじゃなく、今日も信奈さんの裸を……」
「話せば分かる!」
何とか誤解を解こうと試みるが
「この!ド変態兄ー!」
また、朱莉の綺麗な重いアッパーが僕のお腹に入り、僕のお腹は悲鳴をあげ、蹲る。すると信長が刀を取り出し
「嫁に行けないなら!悠斗を殺して私も死ぬ!」
そう言って僕に斬りかかる。待って!完全に不可抗力だぁぁぁ!と思いながら目を瞑り両腕で頭を庇う。すると、キンッと音が鳴り目を開けると金髪ストレートロングの女の子が剣で信長の刀を受け止め僕を守ってくれていた。
「貴方、自分のマスターに斬りかかるなどゴミクズ以下ですね。」
「貴様……何者だ!」
信長は少し距離を取り刀を構えながら金髪ストレートロングの女の子を睨みつける。そして、彼女は語り出した。
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