アクティベート・オンライン

時塚オイモ

第1話 〜アクティベート・オンライン〜

6月14日   16時32分


東京都渋谷区   聖陽高校   教室1年3組


キーンコーンカーンと学校の終わりのチャイムが鳴る。


「今週の学校も今日で終わりかぁ」


僕はこの毎日繰り返す平和な日々を楽しい非日常にしてほしいなと心の隅でずっと思っていた。そう言えば、まだ自己紹介していなかった。


僕の名前は『叶目悠斗』


高校1年生のそこら辺にいる只の平凡な16歳だ。


「おーい!悠斗ー!」


僕の名前を呼んで近づいてくる1人の男がいた。


彼の名前は『山崎透』


僕と同じ1年で運動神経が良く、コミュニケーション力が高い主人公みたいな親友で保育園からの幼馴染だ。


「今日、代々木公園で国民的アイドルのルミちゃんがドラマの撮影してるらしいからさ、俺達と一緒に行かねーか!」


と誘ってきてくれた。でも僕は………


「ごめん!今日は用事があるんだ。ごめんね。」


そう言って僕は折角の誘いを断った。


「ごめん透、今日は大切な日なんだ。」


と思いながら僕は場所を移動する。


19時22分


プシューと音がなりドアが開く。


「秋葉原ー秋葉原ー」


そう。皆んなも、もう気づいたと思う。僕は根っからのアニメオタクなのです!此処だけは、僕のつまらない日々を消してくれる神聖の場所!だから、金曜日の放課後や休日の日には必ず来る場所なのだ!


「さーて、何のゲームをしようかなー」


そして、気がつけば僕は1時間半もゲームをしていた。


「やばっ!そろそろ帰らないと」


ゲームセンターから出て帰ろうとした時、急に僕のスマホから着信音が鳴る。


「ん?何だろう?」


見てみると1件のメールが届いていた。そこには、文字が書かれてあり2つの選択肢が書いてあった。


『ようこそ!アクティベート・オンラインへ!貴方は、今の日常をアクティベートしますか?それとも非日常をアクティベートしますか?』


何だこれ?迷惑メールか何かか?……でも


「もし、もしも日常が非日常に変わるのなら……僕は!」


少し疑いつつ、でもワクワクしながら非日常の所を押した。すると、スマホが急に光だした。


「うわっ!何だ!?」


僕は左腕で顔を隠し、余りの眩しさに尻餅をつく。そして、光から何かが出てきた。


「何だ?物?動物?いや、違う!人……なのか?」


光から人影が見えて、段々光が弱くなっていった。すると、そこに人が立っていた。


お姫様のようなアニメのキャラクターのような銀色の長い髪。綺麗な赤い瞳を持った少女が尻餅をついた僕を見下ろしていた。

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