モンスターが溢れる世界に!この世界を生き抜く!

ノベルバユーザー47751

告白

 
 ソフィリアの話しが終わった。

 ソフィリアは下を向き声を出さないようにしながら涙を流している。

  俺は彼女の隣に座り頭を撫でる。
 「大丈夫だよ」「つらかったね」「その気持ちわかる」そんな言葉なんていらないと思った。
 
 ソフィリアはビクッと身体を震わせた。

 優しく頭を撫でる。

 ソフィリアがゆっくり顔を上げて、こちらを向く。

 「もう、我慢しなくていいよ」

 俺がそう言うと彼女は思い切り抱きついてきて大きな声で泣きはじめた。

 「うわぁぁん!!ごわがった、、わだ、わだしひとをごろした。
 ころじてこうかい、、じてない。

 ゆうめいとかおがねとか、わだしいらなかった。
 パパとママがぞばにいてぐれるだけでよ、、よがった。

 ざびしかったの。ざびしかった!!

 だれもわがってくれなかっだ!

 だくさん人はよってくるのに一人ぼっちだった!

 ぜづやさんとおなじで1人がいいのに1人がいやだっだぁ!

 ざびしがったぁ!!!」


 俺は黙って彼女を抱きしめる。

 それは、初めて会ったときの美しい美少女じゃなくて、ただの14歳の可愛らしい女の子だった。



 「法律もなくなった。常識やモラルとかもなくなって。近代文明は崩壊した。

 国がなくなり、県がなくなり、市がなくなり、街もなくなった。
 
 人類はまた集落から始まる。

 神とやらがどんな介入をしてくるかも分からない。後3時間ほどすれば魔物の進行も一旦は止むと思う。

 なんて言ったらいいか分からないけど、これからは誰が何をしても問題ない世界。
 ただ強いやつが上にたつ世界が当分続くと思う。

 俺は今、世界でも強い分類に入ると思う。
 やろうと思えば自分の国を作ることもできる。

 でも俺はそんなんするつもりないし、今強いのは神が力をくれただけだし、今後も俺みたいに神に力をもらうやつもいるだろう。
 どれだけ強くなっても神に目をつけられたら俺は簡単に死ぬ。

 変な使命とか人類を守るとかそんな大層なこと考えていない。
 神の駒になりたくないしね!」

 言え!言え!俺!
  言わなきゃ後悔するぞ。

 「あ、あのさ。お、俺さ
 これから神にもらったスキルで誰も介入できないマイホームってスキルがあってさ、そこで世界が落ち着くまで過ごそうと思ってるんだ。」

 落ち着け落ち着け落ち着け。

 ソフィリアと距離をとり、いつものルーティンで心臓を2回叩く。

 「ソフィリアちゃんが良かったら一緒に暮らさないかな、俺、おっさんで釣り合わないしソフィリアちゃんならもっと若くてイケメンで強くて守ってくれる人もいるかも知れない。
 ソフィリアちゃんなら王妃とかにもなれると思う。
 それに比べて俺は畑とかしようと思うし、自由気ままに生きようと思ってるし、あわよけばハーレムなんかもいいなとか思ってるし、バカみたいに苦労かけると思う。
 もちろんソフィリアちゃんに夢があるなら断ってくれても構わないし、断ったからって何かするとかも思ってない。
 

 あー違う!
 なんか言っててネガティヴになってきた!」

はっきり言え俺!!


「ソフィリアちゃんに惚れた!!一緒に暮らそう!」

 ガバッと頭を下げる。

 「私は地位とか名誉とかそんなのいりません。
 イケメンとか興味もないです!」

 「私もセツヤさんが好きです。」

 「出会ったばっかりで恋に落ちるとかバカみたいに思うかも知れないですけど、もうセツヤさんしか考えられないです!
 今さら私を放り出すとかやめてください!
 私からもお願いします。
 一緒に暮らしましょう。」

 
「お、」

 「お、」

 「おっしゃあああああ!!!」

 やばいぞこれは、夢か!神とやらの仕業か。
 だとしたら俺は神に感謝するよ!

 頼むから夢オチとかはやめてくれよ!

 俺はソフィリアを思いきり抱きしめる。

 「あ!鼻水がつきますよ!」

 「構わん!!むしろつけてくれ!ソフィリアちゃんが望むなら俺はティッシュになるよ!」

 「プっ!なんですかそれ!
 あと私のことはソフィーって呼んでください」

 「ソフィーだいっすきだぁ!」

 「私もセツヤさんがだいっすきです!」

 ソフィーが俺の背中に手を回す。

 「後悔しても知りませんからね」

 「後悔なんてするかよ、世界中に自慢したいくらいだ」


《魂の繋がりを作動します》

 「えっ?」

 魂の繋がりスキルって自動なの?

 ソフィーが白く輝き始めた。

 「えっ!セツヤさん!私光ってる」

 「お、おう!輝いてるな。まるで天使だ」

 光が収まると、そこに現れたのは今まで以上に輝く髪、白い肌、同じ人とは思えないほどの美少女。
 神とやらが存在するなら間違いなくソフィーは神と呼べるだろう。

 なんと言うか自分の視界に入れているだけでもおこがましく感じる。
 ひざまづいてしまうほどのオーラが感じられる。

 「力が湧いてくる。身体も軽い、セツヤさん私どうなってるんですか?」

 「ってなんでひざまづいてるんですか!」

 「あーソフィーさん、多分私のスキルが勝手に発動したみたいです。」

 「スキル?」

 「ステータスを確認したら分かると思います」

 「なんで敬語なんですか!」

 「とりあえず確認してみますね」

 「ステータス」

【ソフィリア】
【14歳】
【人族】
【女性】
【レベル70】
HP 7500
MP 14000
物理攻撃力 6200
物理防御力 5500
魔法攻撃力 7200
魔法防御力 6600

【EX魔法】
言語魔法

【神スキル】
・神の癒し

【EXスキル】
・状態異常完全無効

【レアスキル】
・直感10

【称号】
・セツヤと魂から繋がる者


【言語魔法】
 言葉に魔力を込め現象を起こすことができる。
 創造魔法の下位互換

【神の癒し】
死者蘇生以外の欠損、精神異常、呪い、自然そのものを全て癒すことができる。
 
【状態異常完全無効】
 身体の異常、精神の異常を完全に無効化する。

【直感10】
 未来予測ともとれる直感が作動する。

【セツヤと魂から繋がる者】
 セツヤと魂から繋がった者に与えられる。
 魂の繋がりを持つもののステータス半分が与えられる。


 「なんか、ステータスも魔法もスキルも変わりました。」

 「お、おう!あれだなチートだな私tueeeeができそうだな」

 「セツヤさん頭を上げて説明してくださいね。」

 「は、はい!」


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