モンスターが溢れる世界に!この世界を生き抜く!

ノベルバユーザー47751

スタートダッシュが肝心です1

俺の名前は立花刹那27歳、身長185センチ体重85キロでガチムチな身体、顔はカッコいいとか可愛いとかではなく厳つい。髪は無造作に伸びて髭も1センチほど伸びている。
幼い頃から柔道をしていて柔道で高校、大学、就職まで決めることができ順風満帆な生活を送っていた。

2年前までは、、、

2年前に柔道の稽古中に右膝を痛めて選手生命が終わり、世界ランキング3位という実力で会社からの期待が大きかった分、柔道が出来なくなった時の会社の落胆はすごかった。

俺は人付き合いが得意ではなく会話も最低限しかしないし友人もいなかった。
柔道があればなんとかなるだろうと思って生きてきたからだ。
柔道人生が終わり今まで何かと話しかけてくれてた社長からは一切連絡もこなくなり本社勤めだったのに会社からは役立たず扱いに変わり地方へ飛ばされ、そこでも役立たず扱い。
そして解雇。
怪我からわずか1ヶ月半で俺の人生は転落していった。

両親は大学の時に交通事故で亡くなり一人っ子だった俺は誰かに頼ることもできず、あれだけ多かった親戚もよそよそしくなり疎遠に。

空っぽになった俺はネット世界に閉じこもるようになりアニメや掲示板ネット小説など様々なジャンルに手を伸ばすようになった。

そんな中で俺の心に一番きたのはファンタジー世界だった。
一部をのぞき皆が自由に生きてハーレムを作ったり邪魔な奴は排除し魔法を使ってやりたいことをやっていた。

ちなみに勇者系は嫌いだ。
完全に利用され周りにおだてられ女は勇者という肩書きによってくるアホみたいなやつばかり。
そういうのを見てると怪我する前の俺を見ているみたいでバカバカしく見えてくる。

俺ならこうするのに、俺ならこいつぶっ飛ばすのになど妄想するのが楽しくなり、毎日非現実なことを考えながら就活をすることもなく小説を読み明かしていた。


なんで俺がこんなに自分語りをするかって?

いやただの現実逃避ってやつですよ。

つい1時間前はただ小説の続きでも読むか〜とか考えてたわけですよ。

非現実が現実になるなんて思ってもいませんでしたら。


ことの始まりは1時間前にさかのぼる。




「うわ〜ついに人口200億突破かぁ、世界はどうなるかね」
ネットニュースを見ながら俺は呟く。

「さてと、そろそろ昨日の続きでも読むことにしますか、最近独り言増えてきたなぁ。
もうあれから2年くらいか、そろそろ働かないとな異世界行きのトラックでも俺に突っ込んでこな」


ザーッザー


「んっ?何」
首を傾げ周りを見るが誰もいない。

「勘違いか?」

ザーッザーッザーッザー

「いや、やっぱり聞こえる」
やばいついに異世界病にかかったのかと刹夜は心の中でぼやく。

ザーーーーーーーー

『どもども人類のみなさーん、おはよう、こんにちは、こんばんは!
私は神様でーす。
あ、この言語が今から人類の皆さんが使う共通語にしますね!
5000年ぶりに地球に来てみれば驚きましたよ!いや〜人間増えすぎっ!
天敵がいないからって、それだけ増えてどうするの?色んな生物巻き込んで共倒れする気なの?バカなの?
と言うわけで今から12時間後にダンジョンを各地に出現させモンスターを出現させま〜す!!
出現してから1週間は全モンスターが人類のみを襲いますので悪しからず(笑)
あっ!ちなみに電子機器は一切使えなくしますので。
あまりに人類の皆さんが不利ということで、この度は私たちからプレゼントをしたいと思います!
馴染みがある方もいるかもしれませんがステータス、レベルアップ、スキル、魔法を組み込みます!

子ども、大人、病人、けが人、男、女に関係なく平等にレベル1から始まります。

頑張って生き残ってくださいね!面白い方には別途でプレゼントがあるかもしれませんよ!

今からダンジョンの出現する場所を皆さんにインプットします。

死を忘れている皆さんに生きる素晴らしさを教えてあげます。

我々は見守っていますので。

人類に祝福を。』


頭の中に声が響いてきた。
今のは現実か?
意味がわからない。
俺だけに聞こえるのか?

ドカァーン

唐突に爆音が聞こえ、現実世界に帰ってくる。
刹夜は立ち上がりアパートの3階から街を見てみるといろんなとこから煙が上がり叫び声が聞こえてくる。
多くの車が事故を起こし、救助する人逃げ惑う人がいる。

刹夜は今のが夢じゃないと認識し動揺した様子でソファにもたれかかる。

大きく深呼吸をし、心を落ち着かせる。

これは現実か?
確かめる方法は1つしかないよな
ついにあの夢の言葉を言うことができるのか?

もう一度深呼吸をして小さな声で言葉を出す。


「ス、ス、ステータス」

「モンスターが溢れる世界に!この世界を生き抜く!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く