魅力1000万で万能師な俺の異世界街巡り〜
フラグ回収業者
「職業を決めましょう!」
職業かー、多分魔法関係の職業になるかなぁ。でも剣士と男の憧れだしなー。というか職業ってどう決めるんだ?
すると俺に返事をするようにクリアが説明を始めた。
「といってもきっと皆様には分からないでしょから、職業を決める方法を教えますね」
「やり方は簡単です。この水晶を触るだけで勝手に適性職業が浮かんできます」
「後は浮かんできた適性職業の中から自分のこれだ!と思った職業を選んで下さい。そうすればステータスに職業が反映されます」
ふむふむマジで簡単だな。多分幼い頃から職業を決めてステータス上げようととしてるんだろうな、だからこんなに簡単なのだろう。そういやこの世界の成人って何歳なんだろ。
「それと職業を決めるにあたって、大まかに職業をお教えしたいと思います」
「まず、前衛職業です。この職業は剣士やウォーリアー、武闘家などが当てはまりますね。」
「次は中間職業、オールラウンダーです。ここには盗賊や曲芸師、後で紹介しますが魔法剣士などが当てはまります」
「そして最後に後衛職業です。ここには魔法師やアーチャー、上級職ですがトラップマスターなどが当てはまります」
「そして先ほどからちょこちょこ出てきていた上級職というのは、先ほど紹介した基本職業の上位互換です」
「剣士であればソードマスター、盗賊であればアサシン、魔法師であれば大魔導師といったような感じです」 
「基本職と上級職では、雲泥の差です。といっても上級職のは熟練冒険者くらいにならないとなかなか慣れませんけどね」
「ですがきっと勇者の皆様の中には最初から上級職の人もいるでしょう。もしなれなくても皆さん才能があるのですぐに上級職になれますよ」
ふむふむこの世界での職業とはそんな感じなんだな。
俺は多分回復系のプリーストの上級職ってとこかな。
「では皆様!質問はございませんね?それでは職業を決めましょう!」
「うおー俺が先だーー」
「ちょ、ちょっとアンタずるいわよ!」
「うるせぇ!先に取ったもん勝ちだ!」
ギャーギャーわーわー
「皆様ー押さないでくださーい!水晶は人数分ございますのでー」
いや人数分あんのかよ!人数分あるなら喧嘩するなよ!
はぁ、さてと、ぼちぼち俺も職業決めるかなー。
「おいクリア、その水晶取ってくれ」
「はい、翼くんはもしかしたら最上級職が適正だったりするかもしれないね」
「最上級職?」
「あ、そういえば説明してなかったね。最上級職っていうのはおとぎ話の話なんだけど、むかーしに万能師っていうなんでも出来る人がいたらしくてね?もしかしたらそんな職業があるんじゃないかーって言われてるんだ。それが最上級職だよ。」
「ほーん、そんな職業があんのかー」
あんまりこの話は聞かない方がいい気がする。
もしかしたらフラグ立つかもしれないし。いやもうたってるのかな?
まあいいやさっさと職業を決めよう。確か触れるだけでいいんだよな?
すると俺の水晶だけ他の奴らとは違う反応を示した。
ビカーーーーーーーーーーーー!!
うお、まぶし!
ビカーーーー、、、、,...      シーン
おいおいなんだったんだ今の光。明らかに周りの奴らと違う反応じゃなかったか?とりあえず適性職業みてみるか。
                 《適性職業    万能師》
フラグ回収したーーーーーーーーーー!!
コメント
rain
周りのやちらになってるよ