この世界は俺に対して厳しすぎる。

微笑少女

このお話は架空のものであり(ry

『人生で成功した、と思えることはなんですか?』

俺はそう聞かれると答えに詰まってしまうだろう。なにかのコンクールに出たためしも部活とかで優勝した経験もない。てか補欠だったし。強いて言うなら人間に生まれたことなのかもしれない…。不幸なことならすぐに思いつくのになぁ…突然飲み会ドタキャンされたり彼女が他の男とずっと遊んでたり…。そういうふうに作られてんのかな人間って。とりあえず俺はある程度の不幸者だと自負している。





佐藤名垂(なたり)、俺の名前です。名前の由来は分かりません、きっと適当な親が適当につけたのでしょう。子供の頃から両親はいなくて親戚と周りからお金だけ貰って生きてきました。1人孤独な生活…。
まぁそんなことは全くの嘘で普通の親に普通の姉がいて普通の俺がある程度の不自由と睨み合いながらヌルッと生きてきたわけだ。普通に小学生の頃はウンチ漏らしたし、中学生では八統(やとう)という誰にも見えない守護神と会話できたし高校じゃオブラートみたいな青春も送った。今は大学生でこれまたヌルッと生活している。これから書くのは俺の愚痴とこの世界に対する苦情、そして誰にも認められない自己顕示欲の塊、佐藤名垂の日常だ。


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