《幸運度》カンストの俺は最強過ぎたので召喚士として旅に出たが召喚する度に修羅場になっていきます

たみの民の民

6話 王都まで

 ケロベロスが討伐された事は1日で村中に広がり俺は有名になっていた。なぜこんな何処の馬の骨か分からないやつがケロベロスを討伐したと信じたな。まぁ冒険者カードは絶対不正が出来ないから信じる証拠にもなるか。
そして有名になった俺は数日間村を見て回って情報の収集をしていた。まぁ情報と言っても、誰もが知っている事しか聞いてないけどね。
その中でも気になったのが、この世界には魔物が生息していて(ケロベロスとか)元凶は魔王がいるとかいないとか、まだ誰も見たことがなく実在しているとは言えないらしい。なんとも適当な情報である。
なんてことはどうでも良いとして今日は冒険者ギルドに呼ばれていた。

   「こんにちわ、呼ばれてきました」

   「おうおう!久しぶりだな!」

   「この村の英雄さんじゃないか!」

   「ここ数日、何していたんだ!」

初っ端から声が飛び交い正直もううるさい。
軽く挨拶して、受付の人のところに向った。

   「あなたに王都から手紙が来てます。これをどうぞ」

   「ありがとうございます。うん?なんで王都から手紙が来ているのですか?」

   「ケロベロス討伐に関して報告させていただきました。規則なのでご承諾下さい」

別に気にしないけど、なんか一言欲しかったな。
さてさて手紙の内容を見るか。ふむふむ…

簡単に手紙の内容をまとめると王都に来て力を貸してくれってことだな。俺はこの世界に来て本当に良かったと思う。村の人たちは優しく、ごっついおっさん達も騒がしいけどとても歓迎してくれて嬉しかった。この世界の為に出来ることは魔物を討伐して少しでも住民達が平和に暮らしてもらう事ぐらいだと思う。だから俺は…

   「王都の誘い断っといて下さい!それでは!」

   「ちょ…」

もちろん行く訳ない。理由は明確、行く必要性がないからである。魔物の討伐は王都の冒険者がやってくれるし俺が出る幕ではないからな。と言うのは詭弁であり、ただめんどくさいからである。俺はゆったりまったり暮らしたいからな。まだ金はあるから宿屋で寝よ。









数日後



俺はいつも通り宿屋で寝ていた。すると宿屋の人から
「お客様お呼びですよ」と言っていたので訳の分からないまま外に出たらなんと鎧を着た人が数十人立っていた。

   「お前がケロベロスを討伐した者か?」

   「そうですけど…」

   「お前を王都に連れて行く指令状が出た。わかるな?」

   「いや、これっぽっちもわかりませんよ」

なぜ王都に行かなくてはならないの?ちゃんと断りましたよね?受付の人ごしだけど。

   「とりあえず来い!」

   「いやだ!断る!断固拒否!」

   「これは命令だ!拒否権などはないぞ」

   「理不尽だ!せめて理由を教えてくれよ!」

   「王都に行ってから説明を受けろ!」

   「今聞きたい!」

   「命令だ!」

   「今!」

   「命令!」

   「今!」

   「命令!」

こいつ話が通じてない…
わかったわかった王都行けばいいんだろ!
無理矢理逃げ出してもいいが流石にお尋ね者とかにはなりたくないからな…。あぁ…俺の自堕落な生活が終わったな。もういいよ!心入れ替えて働くよ!働けばいいんだろ!

    「わかった…王都に行けばいいんだろ」

   「そうだ。荷物をまとめてこい」

態度でかいなこいつ。女子の騎士だったらまだ良かったのにな。俺は宿屋に戻り、買った新品の服などをバックに詰め込んだ。この村ともさよならかな。特に思い出ないけど始めての村だしなぁ〜。特に思い出ないけど。
さてと行きますかね…



行きたくないでござる(泣)











  


《魔王城》

 
   「感じる!感じるぞ…」

   「魔王様どうされましたか!」

   「強大な力を感じられた。いつしか私達の脅威になる可能性がある」

    「はい…魔王様始末すれば良いのですね」

   「いや、私自ら行こう。生半可な奴だと歯が立たないだろう」

   「魔王様それは危険すぎます!」

   「大丈夫だ。私はツノさえ隠せば人間どもが言う幼女の姿とそう変わらん」

そう私魔王は完璧に幼女の姿をしているのだ…
理由は勇者に敗れ力の大半失ってしまったのだ。とかだったらかっこいいが、ただただ成長しないだけである。
力も魔力もずば抜けて強いが見た目がこれなので人間共がいる町に出ても全く気づかれない始末である。

   「魔王様の仰せのままに」

   「うむ…」

さてと行きましょうか。しかしその前にしなくてはならない事がある。これをしないと力が上手く出せなく、さらに身体の成長にも大きく関わる事だ。
まずフワフワのベッドがある魔王の寝室に行き、ベッドの上で横になり目をつむる。そして私は意識が絶えた…


























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