魔法適性ゼロの俺がおくる学園生活
決闘②
どもども。今回の②含め前日章、①の3話分で一つの話だと思っていただければ。(一体何千字になるのやら…)では、話へ行きましょう。
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 勝人、伯はお互い距離を取りながら得物の間合いまで詰め寄る。そしてまた、動き始めたのは勝人だった。次は、左、右、左と連続で切っていく。それに対し、伯はナイフと体裁きでかわし、さばき、いなし、受け止めていた。勝人が腕を伸ばし突いたので、伯は大きく後ろへジャンプ、その後床をゴロゴロ転がり距離をとる。そして、伯のカウンターが始まる。両足をバネのように使い、前に飛ぶ。腕をしならせ、目にも止まらぬ速さで切っていく。また、伯自身もユラユラと動きながら切っているので、動きを悟らせず、見切ることができない。勝人は守ることに精一杯になりダメージを追っていく。観客は初ダメージを与えたのがD組の生徒である事に驚いていた。
「うらぁぁっ。まだまだ!!」
勝人は捨て身で左手に炎をまとい殴ってくる。伯はそれを回避して間合いを取る。それを機会と見た勝人も大きく後ろに下がる。すぐに、勝人は左手を再び前に出す。すると周りに魔法陣が出現し、炎の弾<炎の弾丸>が飛び出し、伯に向かって飛んでいく。伯はそれを横に走り避けようとした。裁ききれないものはナイフで切っていく。しかし、反応が遅れてしまい何発か被弾してしまう。
「行くぞ!!綾野!!。」
勝人は左手で剣をなぞり、剣に炎をまとわせ伯に切りかかっていく。伯もそれに応じ斬り合いを始める。力では勝人の方が勝っており、伯が押され気味になる。下からのすり上げにより、伯が手を上に上げられ、一瞬無防備になる。その瞬間を勝人は見逃さない。右足で踏み込み、間合いを詰め上に振り上げた手を円を描くように右腰に付け、大きく薙ぎ払う。伯はこれをまともに喰らってしまい、吹っ飛ばされてしまう。大きくダメージを受けてしまう。
勝人が
「そろそろ、決着をつけようか。」
と言って構える。
伯は「ふぅ~。」と息を吐く。左手を腰に回し、もう一本のナイフを取り出す。左足を下げ、右足を前に出す。両膝を曲げ、前鏡になり伯は勝人をにらみつける。その瞬間その場の空気が凍り、勝人はその場から動けなくなっていた。勝人は腕に、足に、体に、目に、頭にナイフで突き刺された感触がした。正確にはされていないが、何故か頭がそれを理解したのだ。それを感じたのは勝人だけでない。観客含め、その場にいたもの全員が感じたものであった。
それもわずかな時間で終わる。伯が音もなく走り出す。それは伯が<サイレント>という魔法を使ったからだ。しかし、伯が魔法を使ったことは誰も気が付かなかった。2本のナイフを使い攻め立てる。勝人は今までの戦いや魔法を使った反動で動きが鈍くなっていた。今度は、勝人が吹っ飛ばされる。勝人は左手をつき体勢を整えようとするが、それも一瞬。勢いが強く更に転がってしまう。かなり、魔装がボロボロになっていた。
伯は、トドメを刺さんとばかり最短距離で突撃する。その距離が数メートルのところで勝人がニヤッと笑い、指を鳴らす。その瞬間、伯の足元から大きな火柱が立ち、伯の体が飲み込まれる。勝人は左手をついた一瞬で、魔法<炎の円柱>を設置したのだ。カケであったが、それは見事成功したのだ。
ブーとブザーが鳴り、頭上のモニターを見てみる。そこには残りわずかな体力ゲージの勝人のアイコンと0になり、倒れている伯のアイコンがあった。この勝負は勝人に軍配が上がった。
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はい!いかかだってしょうか。初めて書くバトルシーンなので、すごく不安です。自分、小学校から剣道を習っていて、バトルシーンはある程度こだわって書いたつもりです。次回は、バトル後直後からまた書かせていただきます。あ、字数が少ないのは勘弁で。冒頭でも書きましたが、前日章~②で一つの話と思っていただければ。それでは、この辺で。
意見、アドバイス、誤字脱字その他もろもろなんかあったらお願いします。
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 勝人、伯はお互い距離を取りながら得物の間合いまで詰め寄る。そしてまた、動き始めたのは勝人だった。次は、左、右、左と連続で切っていく。それに対し、伯はナイフと体裁きでかわし、さばき、いなし、受け止めていた。勝人が腕を伸ばし突いたので、伯は大きく後ろへジャンプ、その後床をゴロゴロ転がり距離をとる。そして、伯のカウンターが始まる。両足をバネのように使い、前に飛ぶ。腕をしならせ、目にも止まらぬ速さで切っていく。また、伯自身もユラユラと動きながら切っているので、動きを悟らせず、見切ることができない。勝人は守ることに精一杯になりダメージを追っていく。観客は初ダメージを与えたのがD組の生徒である事に驚いていた。
「うらぁぁっ。まだまだ!!」
勝人は捨て身で左手に炎をまとい殴ってくる。伯はそれを回避して間合いを取る。それを機会と見た勝人も大きく後ろに下がる。すぐに、勝人は左手を再び前に出す。すると周りに魔法陣が出現し、炎の弾<炎の弾丸>が飛び出し、伯に向かって飛んでいく。伯はそれを横に走り避けようとした。裁ききれないものはナイフで切っていく。しかし、反応が遅れてしまい何発か被弾してしまう。
「行くぞ!!綾野!!。」
勝人は左手で剣をなぞり、剣に炎をまとわせ伯に切りかかっていく。伯もそれに応じ斬り合いを始める。力では勝人の方が勝っており、伯が押され気味になる。下からのすり上げにより、伯が手を上に上げられ、一瞬無防備になる。その瞬間を勝人は見逃さない。右足で踏み込み、間合いを詰め上に振り上げた手を円を描くように右腰に付け、大きく薙ぎ払う。伯はこれをまともに喰らってしまい、吹っ飛ばされてしまう。大きくダメージを受けてしまう。
勝人が
「そろそろ、決着をつけようか。」
と言って構える。
伯は「ふぅ~。」と息を吐く。左手を腰に回し、もう一本のナイフを取り出す。左足を下げ、右足を前に出す。両膝を曲げ、前鏡になり伯は勝人をにらみつける。その瞬間その場の空気が凍り、勝人はその場から動けなくなっていた。勝人は腕に、足に、体に、目に、頭にナイフで突き刺された感触がした。正確にはされていないが、何故か頭がそれを理解したのだ。それを感じたのは勝人だけでない。観客含め、その場にいたもの全員が感じたものであった。
それもわずかな時間で終わる。伯が音もなく走り出す。それは伯が<サイレント>という魔法を使ったからだ。しかし、伯が魔法を使ったことは誰も気が付かなかった。2本のナイフを使い攻め立てる。勝人は今までの戦いや魔法を使った反動で動きが鈍くなっていた。今度は、勝人が吹っ飛ばされる。勝人は左手をつき体勢を整えようとするが、それも一瞬。勢いが強く更に転がってしまう。かなり、魔装がボロボロになっていた。
伯は、トドメを刺さんとばかり最短距離で突撃する。その距離が数メートルのところで勝人がニヤッと笑い、指を鳴らす。その瞬間、伯の足元から大きな火柱が立ち、伯の体が飲み込まれる。勝人は左手をついた一瞬で、魔法<炎の円柱>を設置したのだ。カケであったが、それは見事成功したのだ。
ブーとブザーが鳴り、頭上のモニターを見てみる。そこには残りわずかな体力ゲージの勝人のアイコンと0になり、倒れている伯のアイコンがあった。この勝負は勝人に軍配が上がった。
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はい!いかかだってしょうか。初めて書くバトルシーンなので、すごく不安です。自分、小学校から剣道を習っていて、バトルシーンはある程度こだわって書いたつもりです。次回は、バトル後直後からまた書かせていただきます。あ、字数が少ないのは勘弁で。冒頭でも書きましたが、前日章~②で一つの話と思っていただければ。それでは、この辺で。
意見、アドバイス、誤字脱字その他もろもろなんかあったらお願いします。
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