魔法適性ゼロの俺がおくる学園生活

櫂真

決闘

皆さんお久しぶりです。1ヶ月ぶりですね。どうしてらこんなに遅くなってしまったのか。理由(言い訳)は最後語らせて頂きます。では、本文へ。行きましょう。
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伯は、目覚ましが鳴るより目を覚ました。みそ汁のいい匂いがしたからだ。
 「あ、お兄ちゃんおはようございます。今、朝ご飯作ってますよ。」
 「シャリアおはよう。」
 布団がもぞもぞ動く。
 「伯。おはよ~。」
 「姫おはよう。」
 「何してんの?」
 「え、ハクニウムの補充だけど。」
 「伯ニウム!?」
 「違う。ちゃんとカタカナで。」
 「ツッこむとこそこ!?」
 「あ!シャリアちゃん、朝ご飯おいしそうだな。」
 「話をそらされた!」
 伯は、朝から体力を消耗させていた。

 3人が向かい合って朝ご飯を食べる。
 「今日ですか、デュエルは。入学式からほんとに忙しいですね。お兄ちゃん。」
 「ほんとな。もうちょっと普通の生活送れると思ってたんだけどな。」
 「とか言いつつ、伯楽しそうだよ。」
 「ま、友達とかできたし…。それに、お前たちに会えたし。」
 伯は、顔を赤らめて言った。
 「そ、そんな感じで言われると…ぽ。」
 「こ、こっちが恥ずかしくなる…ぽ。」
 全員下を見てると
 「あ!えっと、お兄ちゃん頑張ってください。一番いい結果に持っていけるって信じてるから。」
 「そうよ、伯頑張んなさい。自分の力見せつけちゃいなさい。」
 「ああ、頑張ってみるよ。」
 3人はいつも通りの朝を過ごす。

 伯が教室に入ると昨日とは違う視線の嵐を感じた。クラスメイトが見てるという状況は変わらないのだが、なにがどう違うのか伯にはよく分からなかった。
 その後、龍平達が登校してくると、
 「おい、伯。1年Aクラスの武田のデュエルするって本当か?」
 「ん、なんでそれを?」
 「あ、学校の裏提示版に載ってたんだよ。」
 隼人がそう言って、スマホの画面を見せてくる。
 「あ~なになに。【こいつが学園に入園してから毎日色んなことが起きてとても楽しい件についてwww】か。wwwじゃねえ!!てか、これほんとに何?」
 そこには昨日の伯と隼人が映っており、動画が始まる。
 『あなたが綾野 伯ですか?』
 『お、そうだけだけど。何か?』
 『すいません。あなたに決闘デュエルを申し込みます。』
 「伯君それはね、学園の裏提示版だって。」
 美穂が少し面倒くさそうに話す。
 「それがわからん…。」
 「はい、香耶ちゃん。次、香耶ちゃんの出番だよ。」
 「そんな出番とかあるの!?」
 「頼む。佐々木。教えてくれ。」
 「え?伯さんまで。まあ、いいです。分かりました。」
 香耶は、一呼吸おいて説明を始めた。
 「これは教師が一切入っていない、生徒達だけのコムュニティなんですよ。生徒会がこの提示版をの運営してるんですよ。ほら、緊急時用に学校のメールを入れるよう言われるじゃないですか。その時の、空メールを使い入れるそうですよ。先生たちはわざわざ空メールを送りませんし。それに間違って入れないよう先生たちのも全部把握してるらしいですし。」
 「マジかよ!!え、生徒会すごくない!?リアルでそんなのあるんだ!?。」
 「はい。匿名で書き込みできますし。生徒のガチの本音が聞きたいとのことで2年ぐらい前からできてるらしいですよ。」
 「それで、匿名だから特定されず俺が笑われ者になっていると…。」
 「いえ、今回は妬みというより、逆に初日からいろいろあってかわいそうっていう空気が広がっているんですよ。」
 「だからと言っていきなりこんなに変わるのか?」
 「あれ、伯さん知らないんですか?ペナルティの事を。」
 「何だそれ。」
 「デュエルする際に、お互いペナルティを決めて負けるとそれを実行するらしいんですよ。」
 「え?それ初耳。それって必ずなの?なんでもありなの?」
 「いえ、最初は生徒の悪ふざけから始まったらしいですけど。だから正式なルールではないらしいですよ。まあ、限度は生徒の間のみの自由だと思いますけど。」
 だからいつもと違う視線なのかと伯は理解した。きっと、勝人は伯とシャリア、七織の間に対して何かペナルティを付けるつもりなのかと。
 すると、龍平が
 「んじゃ放課後見に行くわ。」
 「え!?なんで!?」
 「それは、もちろん」
 「面白そうだから。」
 「当ったり前じゃん。」
 「はい、応援に行きますね。」
 伯は、はっと周りを見るとクラスメイト全員が目をそらした。どうやら全員来るようだ。伯は、またため息を漏らす。
 放課後、体育館には部活勧誘期間だというのに多くの生徒がいた。よく集まったものだ。
 伯がバトルエリアに向かっていると、シャリア、七織が来て
 「頑張ってきてね、お兄ちゃん。私期待してるよ。」
 「伯、しっかり戦ってきなさいよね。」
 「全く、2人とも心配性だな。大丈夫、分かってるよ。」
 伯は2人の頭をなでなで会場に向かった。

 会場に入ると、ものすごい歓声が沸いた。それもそのはずだ。学園での今年初めての決闘デュエルであったし、またそれが入学して間もない1年生なのだ。
 伯の目の前には勝人がいた。最初に勝人は謝ってきた。
 「すいません。こんなに人が集まると思ってなくて。まさか、勝手に撮られて裏に上げられると思ってませんでした。」
 「ああ、別に気にしてないから別にいいよ。それよりも、ペナルティどうすんだ?デュエルする時なんかつけるんだよな。チラッと聞いたんだけど。」
 「それは、別につけなくても。僕は、あなたの実力を知りたいので。」
 「分かった。それじゃ始めるか。」
 デュエルを始めるときは選手全員が右手を上げて合図を送り、10カウントで始まる。
 2人とも自分の得物を取り出す。
 伯は30~40センチくらいのナイフ、勝人は大剣を手にし右手を掲げる。
 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…ピーとブザーが鳴り、試合が始まる。

 始まった瞬間、勝人が突進し、大きく振りかぶり剣を振り下ろす。
 伯はそれを大きく右へ飛び、それを回避。左手を床に突き出し、手を付けコンパスのように空中で円を描きながら着地。勝人の方へ、向き直る。

 決闘デュエルは始まったばかりだ。

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 ども、皆さん1か月ぶりです。今回更新重視にしたので、バトルは微妙になってしまいました…。次回はこのバトルの続きからです。既に下書きは書いているので、ビシバシ書いていきたいと思います。
 さて、言い訳を。いや~、2月から3月って忙しいじゃないですか。試験なり卒業式なり英検(←私用)なり…。気づいたら1か月過ぎてました。いや、なんかごめんなさい。週一更新の方とは4話分、毎日更新の人と30話分差がついてしまいました。(自業自得)
 その分、下書きや違う話のプロットをたくさん(具体的には5、6作品ぐらい)考え、書いたので、なるたけ(←ここ重要)早く更新できるよう頑張ります。
 それでは、今回はここらへんで。
 アドバイス、意見、誤字脱字ありましたら、コメントお願いします。

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