赤無島

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蕎麦田次郎

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全8話
あらすじ

はじめに

ある島と登場人物を中心に描かれるヒューマンドラマであり、ホラーである作品です。
エピソードは200話以上予定していますのでよろしくお願いします。

2010年4月23日

和歌山県沖合いから南、約210キロの海域で自衛隊によって無人島が発見される。
大きさは約10キロ平方メートル。
島は緑で覆われており、これほど大きな島を今まで発見されなかった事に疑問を抱く政府。
翌日、政府は調査団27名を派遣し、この島の調査に当たった。
島にはたくさんの植物が生い茂っており、小さな虫や鳥を観測する事はあったが、哺乳類は生息していなかった。

しかし、調査開始から3日後、調査団との連絡が途絶えてしまう。

調査開始から5日後、自衛隊41名が調査団の捜索に当たる。
報告によると調査団の船は無傷だが、船には誰もいなかったそうだ。

調査開始から6日後、自衛隊との連絡が途絶える。

調査開始から8日後、追加で24名の自衛隊を送り込む。
しかし、捜索開始から約2時間で24名の自衛隊から連絡が途絶えてしまう。

調査開始から14日後、政府はこの島の発見を極秘情報として扱い、以後、数年間は誰にも発見される事がなかった。

2010年5月18日

この島は赤無島(あかなしじま)と名付けられた。
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