【嫌われ体質】自覚したら最強?かも

久留米天狗

(51)アメイヤの変化

(51)アメイヤの変化



試練の塔オルドルタワーの最終ボス、ツインヘッド・ユニオン・スネークが俺を怒らせ、微塵切りになる。

クリア報酬として、装備のレア度が1つ上がった。
称号も付き、モンスター硬貨を1億枚貰った。

20層のボス部屋には、オルドルと、俺と爺さんとウナ、アメイヤが居る。

「あっ、レベルが上がった」
ウナのレベルが上がった様だ。
「あっ、俺もレベルが26になった。」
「ワシも…レベルが上がるとは、思わなんだ。」
【神眼】?! !!!!!
「爺さん、スライムのレベルの上限知ってるか?」
「ん? レベルの上限は、100じゃ無いのか?」
「オルドル、モンスターのレベルの上限は、いくつだ?」
「人間は、レベル100ダニ、モンスターは、種類で違うダニ、ドラゴンだとレベル999ダニ。」
「そうなのか? 100が上限じゃないんだ、アメイヤのレベルが777なのは、そのせいなのか?。」

「「「「777!!」」」」
爺さん、ウナ、オルドル、アメイヤが同調シンクロした

「なっ、な な 777?!ダニか?」
「何で、777なの?」
「ほっほっほ、アメイヤは777か?凄すぎじゃ」
「ボク、レベルが777なの?」
「「「?! え?」」」
アメイヤを見る。
「え?」
アメイヤも驚く?スライムだ、よく解らん。
「アメイヤ、話せるのか?」
「え?」
「ほっほっほ、話せるスライムか? 初めてじゃ」
「ボク、話せてるの?」
「驚きダニ、人間の言葉を話すスライムは、初めてダニ。」
※オルドルは、スラちゃんの事を知らない。

「ボク、話せてる…話せてるよね?」
「あぁ、話せてる」
「うん、話せてるよ」
アメイヤがプルプルしている…泣いているのか? アメーバだから、今一解らん。

「なぁ、アメイヤ、アメーバの姿じゃなく、別の姿になれないか? 【理想の姿イビーアイシン】って、姿を変えられるスキルだろ?」

アメイヤが、普通のスライムの姿になる。
「こんな感じ?」

「ん~、色々試そう」
「他の姿に、出来るか?」

サソリ
「連れて歩きたくないな」

蜘蛛
「同じく」

カマキリ
「抱きにくい」

カブトムシ
「同じく」


「あいつを思い出したくない」

ドラゴン
「良いけど、驚くだろうな?」

と、姿を変えていく。

バスケットボールの大きさのアメイヤが、変わるのだから、20~30センチサイズ。

かわいいけど、しっくり来ない。

「連れて歩けて、みんなが驚かず、かわいいって言えば…犬や猫なんだが、犬や猫が喋ると、驚くだろうなぁ~」
「それなら、鳥はどうじゃ?」
「喋る鳥は知ってる」
ウナも知ってる様だが
「スライムは、飛べないだろう?」

「ボク、飛べるよ」
アメイヤが飛行魔法フライで飛んでみたが、飛んでると言うより浮いてる
でも、俺以外が驚く。
「アメイヤは飛べるのダニか?」
今は、スライムの姿だからかも知れないが、やはりしっくり来ない。

「ワタクシの姿はどうダニか?」
羽で、自分を指す
オルドルが自分の姿を勧める

チビオルドルになる、ペンギンの子供
並ぶとオルドルの親子

「ほっほっほ、かわいいんじゃないか?」
「かわいいと思う」
「歩いてみてくれ」
チョコ チョコ チョコ 遅い
「違うなぁ~」

「いっそのこと、人間の姿になれんか?」
爺さんが想定外の事を言う。

アメイヤが、人の形を作ろうとするが上手く出来ない。
「そうだ! いいお宝がある。」
ランドセルから、『人化ヒューマネゼイションの首飾り』を出し、オルドル姿のアメイヤに着ける。

アメイヤが、俺の姿を真似、人化ヒューマネゼイションした。

アメイヤは、スライムだ、人化ヒューマネゼイションで俺の姿を真似ても服は着てない
「出来た?」
アメイヤが呟く

「ちっちゃい、だいすけだ」
「ほっほっほ、親子じゃな」
身長30センチ、ウナの倍、赤ちゃん?

「ちっさいダニ、だいすけちっさいダニ。」
「オルドル、どこ見て言ってる? 俺のはそんなに小さくないぞ」

「アメイヤ、ちょっと小さすぎるな、大きくなれるか?」
「キャッ」ウナが赤くなる、手で顔を隠す
ウナの顔の前で大きくなるから

「いや、そこだけじゃないから、全体的に1メートルこれくらいに成れないか?」

「おっ、成れるのか? 良いんじゃないか?」
アメイヤが、身長1メートルの男の子になった。(まだ、裸)

4歳の設定にする。5歳以上は大聖堂での誕生の義がある、生まれたばかりのスライムには、早い気がする。
 それに、ステータスが120万は隠蔽を覚えてない今はヤバイと思う。

オルドルが、クリア報酬として、服を作ってくれた、タキシードタイプの服。七五三か?
オルドルが着ている服に似ている。
オルドルが、服を作れたことに驚く。

アメイヤは、大変喜んだ。
「アメイヤ、かわいいよ」
「ほっほっほ、似合ってるぞ」
「似合ってるダニ」
「良いんじゃないか」

「ありがとう、オルドル」ペコリ
アメイヤは、オルドルにお礼を言った。


「それじゃ、退塔しようか?」
「あっ、オルドル。ありがとうな、(アメイヤの)服。」
「クリア報酬ダニ、気にしなくて良いダニ」

20層の転移魔法陣は、塔の出口に転移した。
「本当におめでとうダニ、だいすけ達クリア者は、もうこの塔には入れないので注意するダニ」
「クリア者はもう入れないのか?」
「この塔だけダニ、また新しい塔なら、挑戦出来るダニ。その時の管理者がオルドル自分じゃないかもダニ。 また、会えると良いダニ」
「そうだな、またいつか会えるといいな」
「さよなら、オルドル」手を振るウナ
「さようなら、オルドル」ペコリ
「さらばじゃ」

「アメイヤ、その首飾りは人前では外さないようにな」
アメイヤは、『人化ヒューマネゼイションの首飾り』を食べた。パクッ ゴックン

「…「えー!」…」同調シンクロした
「これなら、大丈夫だよね?」

「…さ さよならダニ…。」

俺らは、塔を出た。

ダレイナユグの町に歩いていく。
アメイヤが立ち止まる。
「どうした?」
「上手く歩けない」
「そっか、人間の姿になったばがりだもんな」

アメイヤを抱っこした。左腕片手で抱っこ、端から見たら、兄弟か親子…顔も似てる。アメイヤが左肩に手を回すから、ウナの指定席が無くなる。右肩に座り、アメイヤの手を握る。


「あっ、だいすけさん、あっ、ドライヤ=コードレスさん、会えたのですね」
「捕まえたわよ、ドラコス」
「ほっほっほ、久しいなラビル」

カイブンさん達、『グッドモーニング』も丁度、町に着いたところ、検問に並んでいた。


「ねぇ、だいすけ、その子は?」
ルーシーが聞いてきた。
「ボクは、アメイヤ。」
「どうしたの? また、迷子?」
ルーシー達は、卵が孵ったことを知らない。

「聞いて驚け」
俺は、スライムの事を言おうとした
「パパ~、眠た~い」
アメイヤが先に答えた

「…「パパ!?」…」同調シンクロした、ドラコス、ウナ、俺も、一緒に驚いた…。




 §§§§ ステータス(黒) §§§§
名前:アメイヤ《アメーバスライム》
種族:スライム
性別:オス (0歳)
レベル:777
身分保証クラス:従魔
主人ヴィルマ:ごしき・だいすけ
 § § § § § § § § § § § § §
H P:2,793,656(/2,793,656)
M P:2,538,899(/2,538,899)
攻撃力:1,277,699
防御力:1,295,943
魔攻撃:1,210,753
魔防御:1,210,753

 力 :8159
丈夫さ:8392
魔 力:7304
敏捷性:8159
器用さ:7148
賢 さ:7848
 運 :77
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【雨に嫌われ体質】雨には濡れない
液状での完全物理攻撃無効
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
魔法属性:火、水、風、土、光、闇、無
火属性耐性、水属性耐性、闇属性耐性

【魔素分解】【魔素吸収】
反射リフレクション】【飛行魔法フライ】【会話能力】【再生】【アイテム生成】【魔法霧散マジウザ】【分裂】【合体】【理想の姿イビーアイシン】【人化ヒューマネゼイション

『念話』『魔法禁止ダメマージ』『魔力吸収アヴソーヴ』『魔力譲渡トランスファー』『瞑想』『縮地』
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
〈固有スキル〉
『ロケートアイ』
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
5月10日 孵化、だいすけの従魔となる

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