異世界に転生させられたらケモ耳ハーレムだったんだが

ポポロナ

地獄(?)が始まって終わりました

「あ〜、ごめんね〜アリアス、実は私の本当の名前はシャルって言うの、改めてよろしく〜♪」 
「あ……うん、それで、シャルの言ってることはどこからどこまでがホントでどこからどこまでが嘘なの?」
「おぉ、意外と冷静なんだねあんたって」
「クレイさんって見た目で判断する系だったんですね………」
まぁ俺は慌ただしいとよく言われるしクレイさんの言うことはあってるんだろうけど
「ん〜とね〜……私は嘘は少ないよ〜、私がついた嘘は名前ぐらいだよ〜」
糞猫シャルにしちゃ珍しいね、大人しく全部教えるとか」
「うるっさいにゃ!というかいい加減その糞猫ってのやめるにゃ!!」
「糞猫は糞猫だろうが!たまにしか来ない旅人から金を搾り取ってあることないこと言ってまた来てねとかあっま〜い事言って次に何かあるのではという期待を持たさて帰らす!するとどうだ!?ちゃぁんと帰ってくるなぁ!?自分のこと忘れられてるとも知らず一回目と同じ待遇を受けて!そのあとはいつも通りだな、ガッカリして帰っていくよな、そんな事してっから糞猫呼ばわりされんだよ」
うわぁ、男性陣にそれはきつい……
「でもそのおかげで村の資金が潤ってるにゃ!?他の村から来た余所者なんかどうでもいいにゃ!それに近くに町があるのになんで誰も通報しないにゃ!おかしな事なら私達は捕まってもいいんじゃないかにゃ!?」
「お前らの稼ぎなんかいらないんだよ!汚い方法で作りやがって!」
「にゃにぃ!?汚くなんかないにゃよ!チキュウではそういうお店があるって聞くにゃァァァ!そこんところどうなってるんだにゃ!?アリアス!」
「チキュウってなんだチキュウって!!答えろアリアス!」
しょうもなくて騒がしい論争に俺を巻き込むなよ!!
「地球は俺の故郷だよ、ここよりも高い建物とかいろいろ…」
「おぬしらはよ竜の世話をせんかい!!今年は大切な時期だと言うたであろうが!!」
「「ひぃぁっす、すみません!」」
突然現れた村長に女性陣二人は平謝りをし………俺は初の解説系セリフを取られてしおれていた




「ほれっ!はよせんか!」
「はっはっはっはっはっ!頑張れ〜」
「お主は後でクエストに出てもらうでの」
「えっ…………」
「村長〜もう3刻もやってるんですしいいじゃにゃいですか〜、これ以上やっちゃうと服に糞の匂いとかいろいろついちゃって取れなくなっちゃいますにゃ〜」
外での一件が終わったあとクラウモア村長─龍の間に入る前に軽く自己紹介をしあったのでわかったのだが村長はこの世界でとても希少な種族である土竜族らしい─とクレイさんは竜の住む小屋─竜屋というらしい─の物見櫓に座り俺達罰組を見ていた
「服なら明日商人が来るでそこで買えばええじゃないか」
「商人!?今月はにゃに商にゃのかにゃぁ〜♪」
「クラウモア村長、商人って旅商人ですか?それともこの村専属の商人とかですか?」
竜の糞をスコップのような道具で運びながら物見櫓の村長に向かって言う
「村専属の商人なんぞおるわけないだろう、旅商人じゃよ」
「…………この付近に町とか商業が盛んな村はありますか?」
「ない、そんなことよりもまず先にさっさと仕事を終わらせんか!」
「あ、はい………」
「アリアス?にゃにか気ににゃることでもあるのかにゃ?」
シャルが考え込む俺を見て首をかしげながら近づいてきた
「いや、なんにもない」
「ほれ!さぼるな〜、あと2刻じゃぞ〜」
すこし気がかりなことはあるものの残りの2刻の罰くらいはしっかりと受けなければならない、そう思い2人は竜屋の掃除を進めた、最後の1刻は竜に餌─イワシに鳥の羽が生えたような奇妙な魚でトビウオに近かった─をやって終えた

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