異世界に転生させられたらケモ耳ハーレムだったんだが

ポポロナ

人生終わるとか聞いてない!

「今さケモ耳少女がいっぱい出てくるラノベ読んでんだけどさ、めちゃめちゃ可愛いぞ、ケモ耳!」
「マジかぁぁ!俺もそれ読みてぇ!河村!そのラノベなんてゆうのか教えてくれよ!」
「あぁいいぜ!あのな………」
俺は河村 利人、多分オタクで中学3年生、今日は中学が午後放課で部活もないので終礼が終わってすぐに帰路についた。ちなみに今隣でケモ耳トークで盛り上がってるのは佐々木 健也、俺の友達でオタク仲間だ、多少痛いところがあるがそれを除けば成績優秀スポーツ万能の超絶イケメンである…………正直憎いほど羨ましいが彼はとても人がいいのだ、付き合っていて不快に思うことなんて全くない。それに気が合って家が近いときた、そりゃ自然と中も良くなっていく、それこそ、お互いを家族と認識するくらいまでに………それほどまでに大切な存在だと双方が思っていた。だからか佐々木は俺をかばった。今俺達が渡っている信号を無視してきたトラックに轢かれないようにするために俺を突き飛ばした。
ドスンッ
遅かった、突き飛ばすのが、俺達は二人揃ってトラックに轢かれた。
「佐々……木ィ……大…丈夫……か?……っ!?」
俺は急いで佐々木の生死を確認しようとして佐々木の下半身がないことに気づいた。
「……河………村………ありが……とう……じゃぁ………な…………… 」
佐々木は声にならない声で河村に今までの人生の感想を伝え、別れを告げた。即死だった、最後に言葉を残したことは奇跡だった。
「うぅっうぇぇぇぇぇ……うぷっ…うう…」
俺は吐いた、自分自身の右足、右手が無くなっていることには気づかなかった。とにかく吐いた。3年間の付き合いの友達が一瞬で死んだ。その事実を認めたくなかった。俺はそこで気を失った…………
「…………ここ……どこだ?」
目が覚めて最初に見た光景は天井、穴のいくつも空いた天井だ、その次に見たのはベッドの横のテレビに映る俺の姿だ。
「ぅあ?…………っ!あぁぁ!!うぁぁぁぁ!!」
テレビの黒光りする画面には俺の姿が移してあった、そこには右腕、右足のない俺がいて顔全体に包帯が巻いてあることが分かった、同時にここが病院の個室であることもわかった
「河村さん!?大丈夫ですか!?目が覚めたんですね!?河村さん!!」
多分看護師の人だろう勢いよくドアを開けて入ってきた
「ぁあっあ、足が!足と腕が!そ、それに顔にこんな包帯まで!」
足と腕が無いこと、包帯の事を訴えた、怖い、怖い、とにかく怖いのだ、つい最近まで普通に穏やかに過ごし、佐々木とこの腕や足でジェスチャーを交えながら話した腕と足、それが2つともなくなっている思い出が消えていく気がした。
「大丈夫です、落ち着いてください!大丈夫です!怪我のことについては先生から説明を受けてもらいます。とにかく今は落ち着いてください」
看護師の女性はとても心配そうにこちらを見ていた、落ち着けと言っていたでも、落ち着けなかった
「足が!腕もないんだ!落ち着いてなんかいられない!俺の足と腕がぁぁ!!」
「静かになさい!今私が説明しますから」
また白衣をまとった人が部屋に入ってきたおそらく先生だろう
「なんなんだよ!佐々木は!?佐々木どこだよ!佐々木!!」
「あなたの横に倒れていた子なら死んでしまったわ………でも、笑っていた……あなたを生かすことができて嬉しかったんでしょう……」
看護師の人がそんなことを言ってきた、俺はそこで諦めた、暴れて佐々木との思い出を求めることを
「…………俺、どうなったんですか?」
落ち着いて聞くしかなかった、その場では
「君は下校中にトラックに轢かれたらしいな、佐々木君……だったかな?君の友達は、その友達は即死でね、助かったのは君だけだ………残念だったな。ちなみに事故の時に足と腕は取れてしまっていたよ、今君の親族が来ている。さらに詳しいことはそこで…」
先生が言い終わる前に俺は新たな事件に巻き込まれた。テロだ、それも自爆テロ、旅客機をジャックした犯人が地上に向けて急降下を開始したのだちょうど、病院の真上だった。
ドォン!ドンッ!!
「うぉわっ!」
「きゃぁぁぁ!なに!?」
いきなり響いた爆発音、それと同時に病院が崩れる音、先生と看護師の女性が悲鳴をあげる。俺はというと………死んでいた
「ぐふぉっ………た、たじゅげで………」
これが胸に旅客機の残骸が刺さった俺の最後の言葉だった。

…………死んでから何時間経っただろうか、俺はまだ意識を保っていた
「あぁもうめんどくさいな!その人は違う!こっち!え?そこで横になって気絶してる人!?えと……そこの世界!」
どうやら誰かが誰かに指示を飛ばしているようだが世界とかなんとか……どうゆうことだろうか…………ん?なんか、急に周りが明るくなった?目、開けてみるか
「…………は?」
目を開けたら真上になんか頭にいっぽんだけ角の生えたスーツ姿の男がいた
「……あ、やっと起きられました?めんどくさいんで詳しいこと説明しませんけど軽く言いますと………あなたは死んでしまったので生き返らせてあげましょう」 
……………………どうやら俺の人生終わったようです。

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コメント

  • ポポロナ

    きのっけ
    コメありがとう!
    でも俺文書くの下手で超超超初心者だからちゃんと出来てないかも(›´ω`‹ )
    これからも呼んでくれると嬉しい!&こここうしたらいいとかあればよろしく( ̄▽ ̄;)www

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  • きのっけ

    続き楽しみにしてます!
    ケモ耳ファンとして応援しております!

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